冷たい雨の中、親戚の葬儀に参列してきました。
94歳になる女性の方ですから、まあまあ
長生きの方でしょうが~
親族としてはいつまでも、元気でいて
欲しいものですものね。
私も笑顔の遺影を見ていたら、心から
そう感じました。
そんな中お別れの時、お孫さんやひ孫を
含めて総勢20数名の家族みんなで、
愛おしむように故人を囲んで顔をさすったり
声をかけたりして、別れを惜しんでいました。
今までみんなに笑顔でひとりひとりに
親身に接してきた個人の人柄が
うかがえました。
そのようにして見送られたら・・・
なんて幸せなこと!
と思い感激したのは私だけでは
なかったようで、あちらこちらから
「しあわせね」という声が
聞こえてきました。
個人とのお別れは寂しくて哀しい
ものですが、このような温かい光景
を目にして改めて幸せな個人の冥福を
祈るばかりです。
私の両親の葬儀は家族葬でこじんまりと
行いました。
それにくらべ、昭和のころのような
大家族みんなで見送られる何とも
ほのぼのと心温かくなる葬儀でした。
どこからか種が飛んできたのかな?
知らないうちに咲いているノースポール。
小さな花なのに寒さにも、負けず
たくましいお花ですね。