『荒らし』に遭ったblogです^^

『荒らし』はネット上で利害に反する書き込みをした人を攻撃する行為です。ネット監視会社、支持団体・自営等々があります。

『神はカナンの地を与える』

2009年01月04日 | 雲の日記
             


『神はカナンの地を与える』

 皆さーん、こんにちわ~^^      

今日も青空が綺麗です。 気持ちのいい日になりましたね^^
お正月休暇も今日までの人が多いのではないでしょうか? 

楽しいお正月を過ごされましたか?

昨年末からイスラエルによるガザ地区への連日に及ぶ攻撃があり、多くの
パレスチナ国民が死傷しています。特に子供の被害は目に余るものがあり

ますね。この問題、宗教問題も含めて『面倒だ!』とか『どっちもどっち』
だとか、『ハマスによるテロ攻撃が悪い!』などなど、パレスチナ問題

考える気にもならなくなっていると思います。でもそれでは(横暴な)強国
の思う壷ではないでしょうか?? 語り尽くせない両国民の思いがありま

しょうが、私達第三者は、もう少し冷静に見ることが出来ると思うのです。
そして『冷静に考えること』の一つに『報道を鵜呑みにするな!』の一言

を申し上げたいです。私は学校に入った時(大昔^^)、言われました..
『新聞を信じるな!』と.. それまでの学生生活では『新聞を読め!』と

言われてきたのに、今度は『信じるな!』ですから、驚きですね^^
新聞社と言えども民間会社.. 時には信念や使命感以外に左右されること

だってあって不思議じゃない.. ましてや時の政権に真っ向反論するのは、
不利な時だってあるだろう.. 大口スポンサーになるような大企業様なら

尚更だろう.. そんなこんな多くの利権が絡み合って『報道』は成り立っ
ているのかも知れない.. 私は『信じるな!』の意味をそう取りました。

そうだとすると、私達は何をどのように判断していいのか分からないです
よね^^ 私も分からない。そんな時、役に立つのがそれまでの経験や知識

の積み重ねなのだと思うのです。報道と(積み上げられてきた)経験と知識
が混在となって、本当のことが形作られていくのだと私は思っています。

さて、今回のイスラエルのガザ地区への連日の攻撃.. 皆さんの多くはハ
マス(パレスチナ自治政府の武装集団?)によるイスラエルへのロケット弾

攻撃への報復だと思っているのでしょうか?? 
私のblogにも書いたように圧倒的な差でイスラエルからガザ地区への攻撃

(死傷者数)の方が多いのです。昨年の12月27日から連日続いているイス
ラエルによるガザ地区への空爆..これだけ見ても圧倒的な差でイスラエル

の方が攻撃は大きい。パレスチナ死傷者 2500人以上⇔イスラエル 数人
ここ数年の死者数が出ていましたので参考までに..^^

(引用始まり)
『パトリック・オコナーによると、2000年から2006年11月3日までの、
パレスチナ側とイスラエル側の犠牲者数の比率は39:10である。しかし、
2006年は258:10で、3月のハマースの政権参加後に限ると、762:10にまで
差が広がったという。 すなわち、ハマースは政権参加後おおむね停戦を
守っているが、イスラエルは一方的にパレスチナ人の殺害を続けていると
いう指摘である。
また、『毎日新聞』2006年12月31日号でイスラエルの人権団体「ベツェレ
ム」のまとめを報じたところによると、2006年中の12月27日までの集計で、
イスラエル軍に殺害されたパレスチナ人は660人(未成年141人)、パレス
チナ側に殺害されたイスラエル人は23人であった。パレスチナ側の犠牲者
は前年の3倍以上で、逆にイスラエル側の犠牲者は、2000年以降では最少で
あった。 パレスチナ側犠牲者のうち、少なくとも322人はイスラエルへの
敵対行為に参加しておらず、イスラエル側犠牲者のうち17人は一般市民で
あったという。同様に、パレスチナの「パレスチナネットワーク」によると、
イスラエル軍に殺害されたパレスチナ人は742人(子供144人、暗殺死210人。
数字はのべ)。負傷者は3735人、連行者は5671人(子供約300人)であった
という』
(引用終り) (ウィキペディア(Wikipedia)より)


上記のような状態でも、報道で『テロリスト集団・ハマスに殺されたイスラ
エル人たち』が多く報道されれば、私達は今の状態を作ったのは『パレスチ

ナ』もしくは『ハマス』だと思ってしまう..そういう思考回路が作られてし
まいますよね。ところが実際は、イスラエルの挑発にハマスが反撃..すると

それを理由に更なる大規模な攻撃をする..そしてそれは『テロとの戦い!』
と言う名になるのです.. どこかの大国と似ていませんか?

軍事力の圧倒的な差で互角に戦えない国や国民.. 彼らは敗北するかゲリラ
戦に転じるしかない.. そのゲリラ戦を軍事大国は『テロリスト』と呼んで

反撃を『正当化』してしまう.. 彼らは本当にテロリストなのだろうか??
そろそろ日本人も自分達の価値基準で、誰が本当のテロリストで誰がテロリ

ストでないのか、判別するときが来ているのではないでしょうか?? 
私がイスラエルを許せないのは、2006年7月のイスラエルによるガザ地区へ

の侵攻だ.. 1993年にイスラエルとパレスチナ解放機構(PLO)の間で交わさ
れた協定(暫定自治政府の創設)を守らずパレスチナのガザ地区に侵攻した。

このことを忘れてはいけない..イスラエルは一旦は和平の道に入ったのです。

イスラエル政府は、占領中の(パレスチナの)ヨルダン川西岸地区に入植者を
送り込み、一般市民を不法な領土拡張政策に利用している。 そこにはあの

不気味な『分離壁』が建設され、あらゆる物の侵入を防いでいる.. そして
イスラエルは不法にパレスチナの土地を占領する為に、家屋を破壊している。

その後は..

(引用始まり)
『イスラエル支配下のパレスチナ人地区では、住居の建設はイスラエルの
許可が必要だが、イスラエルの市民団体「ピース・ナウ」によれば、申請の
94%が却下される。特に、イスラエルが行政・治安共に実権を握るC地区では、
2008年2月現在、パレスチナ人の住居は、自分の土地であっても過去10年間
1軒も許可されていない。 住居がなければ生活できないので、やむなく
無許可で家を建てるが、イスラエルは無許可を理由に住居を破壊するのである。
イスラエルは、こうした「無許可」の建物の1/3に破壊命令を出している。

また、2002年4月にイスラエル軍のジェニン地区侵攻でパレスチナ人の虐殺が
行われたとパレスチナが主張したが、イスラエルはそれを否定し、国連の査察
受け入れを拒否して国連査察団が現地に入ることなく解体してしまうなど、
イスラエルは国連や第3国からの介入を基本的に拒否している。』
(引用終り) (ウィキペディア(Wikipedia)より)

こういう占領もあるのですね>< 何故?、これほどまでにイスラエルは好き
勝手が出来るのだろうか??

それはアメリカの厚い保護があるからです。

(引用始まり)
『アメリカはイスラエルと極めて関係が深く、国連安保理でイスラエルを非難
する内容の決議案が出されると、ほぼ確実に拒否権を発動している。』

『また、軍事援助も継続して行っている。2007年7月29日にイスラエルのオル
メルト首相が明かしたところによると、イスラエルはアメリカに対し、従来の
25%増となる、10年間で300億ドル(約3兆5000億円)の軍事援助を取り付けた。
従来は年間24億ドル(約2800億円)(「米政府、イスラエルに10年で300億ド
ルの軍事支援に合意 * 2007年07月29日 21:35 発信地:エルサレム/イスラエ
ル」)。この金額は、イスラエルの軍事費の2割以上に相当する。

これは無償援助のみの額で、有償での借款や兵器の売買などを含めると、アメ
リカによる出資はさらに巨額になる。』
(引用終り) 

ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区は、ほぼ完全にイスラエルの占領下にある。
そして残るは、パレスチナ自治政府のある『ガザ地区』だ..

イスラエル(ユダヤ人)擁護のアメリカ・ブッシュのいる間に、ガザ地区を実質
上、占領するつもりなのだろう.. そしてアメリカに気を使う日本の報道は、

どうしてもイスラエル人の被害者を中心に、報道される傾向が高い!! 
それによって私達日本人も、アメリカ国民同様の意見を持つようになるのです。

上記の戦闘による死傷者数を比較すれば、一目瞭然だと私は思うのですが.. 

イスラエル人の主張の根拠は.. ユダヤ教徒が信じる『旧約聖書』の中に..
『神様がこの土地をユダヤ人に与える..』と書いてあったことに始まるのです。

ところで旧約聖書には『殺人を犯してはいけない..』とも書いてあるのだが..


明日からまた日常が始まりますね^^ 良い一年になるように祈ります!
今日も元気で ファイト!           



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