労働者派遣法改正案(製造業の禁止)の成立を目指そう!
消費税増税反対! 法人税減税反対!
皆さーん、こんばんわ~^^
日中が暖かくて(動いたら汗ばむ位だった)嬉しかったのに、流石..日が暮れると
やっぱり冷え込みますね^^ 暖房無しの今の状態で、足元は冷え冷えです><;;
今日は外出していたので、遅いUPになりました。お許しを~!!
今日の話題を何にしようかなと考えていたら..こんな記事が目に飛び込んできた。
(引用始まり)
『基礎年金国庫負担割合、36.5%に戻すことも=財務副大臣』
五十嵐文彦財務副大臣は29日午後の会見で、2011年度予算編成で焦点のひ
とつである基礎年金国庫負担割合の2分の1への引き上げ財源2.5兆円の財源
捻出が難しい状況であることを明らかにした。
...
基礎年金の国庫負担割合は04年の年金法改正で09年度までに国庫負担割合を
2分の1に引き上げることを決めている。引き上げの際には「安定的な財源確保」
が前提だが、将来の抜本税制改革を前提にこれまでも埋蔵金などでつじつまを合
わせてきた。
...
財源が捻出できなければ国庫負担割合は3分の1に戻るが、五十嵐財務副大臣は
「36.5%に戻ることも選択肢」として提示したことを示したうえで、厚生労
働省の考えを確認したいとした。
(引用終わり) (11月29日 ロイターニュース)
基礎年金の保険料負担割合、昨年までは...
国庫が 1/3
労働者が1/3
企業が 1/3
でした。
それが今年度からは、国庫負担を1/2に引き上げると言うのです。負担割合は..
国庫が 1/2
労働者が1/4
企業が 1/4
になる。
ところが基礎年金の国庫負担を1/3から1/2に引き上げた増加分は国民の負担
と同じことだ。
労働者の負担は1/3から1/4に減ったが、国庫負担=国民(=労働者)負担が
増えた訳だから単純に喜んでばかりはいられないだろう!(国民を騙すつもりか?)
企業の年金保険料は、1/3の負担から1/4の負担へと(完全に)減っている。
基礎年金の国庫負担割合は2004年の年金法改正(小泉政権=自公政権)で決め
られたことです。因みに製造業の派遣が解禁になったのも2004年です。企業の
利益の為の大きな政策が行われた年なんですね^^
その基礎年金保険料の1/3から1/2への国庫負担増加は..『基礎年金国庫負担
割合の2分の1への引き上げ財源2.5兆円の財源捻出が難しい』との理由で元に
戻るのではないかというのが上の記事です。
私は『製造業の派遣解禁』も『基礎年金保険料の国庫負担引き上げ』も反対だった
ので、今回の菅政権の対応には大・大・大満足です。
マスコミの多くは、労働者の基礎年金保険料の支払い負担が減るように宣伝してい
るところもありますが、その分..国民負担が増えるわけですから、負担減ではなく
て『負担増』と考えるべきかも知れないです。
政府の政策を見るとき、誰の為の政策なのかを厳しく見る必要があると思います。
あたかも労働者や国民の利益のように見せながら、その実は(報道しないだけで)
財界の為の政策である可能性だってあるのです。それを忘れないで下さい。
財界が見返りの無い政治献金などする筈がないと私は思っています。だからと言っ
て露骨に財界支援は出来ない。(それでは国民から選挙で落とされる可能性がある)
だからトリックが必要なのです。あたかも労働者も得をするように見せて、その実
得をするのは財界だけ..そんなトリックが至るところにあるように思います。
基礎年金保険料の負担割合は今まで通り..国・企業・労働者が1/3ずつ負担する
ので良いと、私は思います。(財源もないことですしね^^)
あなたは、どう思いますか??