『荒らし』に遭ったblogです^^

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貧困が就学機会と医療を奪う

2010年08月30日 | 雲の日記

法人税減税反対!消費税増税反対!



 皆さ~ん、こんにちわ~!^^       

大金持ちは更にお金を集め、貧しい人達は更に富を奪われる。貧困地域(海外)に出来た
大型スーパーマーケットの出店までの話しをテレビで見たことがある。貧困地域の出店に

ためらいは無いだろうか? 経営者は言う。僅かな彼らのお金を“更に奪う”ことが成功
の鍵のように話していた。商売人とは、そういうものだろう! 儲かることなら何でもす

るのがアキンドだ。『お金を持っている人間が一番!』だから..どんな方法でも金儲けが
出来ればいいのだ。貧しい者のお金を更に取り上げる。 確かに限られた金持ちのお金を
狙うより『薄利多売』の方が“知恵”は要らないのかもしれないですね。

少し前に『こんな記事』を見て胸を痛めました。

(引用始まり)
患者が経済的理由から治療をやめた事例のあった医療機関が約4割にのぼる―という調査
結果を全国保険医団体連合会(保団連、住江憲勇会長)が20日までに、発表しました。

「主に患者の経済的理由から治療を中断または中止する事例」が「あった」と答えた施設
は39%。歯科診療所では47%にのぼります。

 「患者さんから医療費負担を理由に検査や治療、投薬を断られた」ことが「あった」は
43%(医科診療所46%、病院43%)。治療を中断・中止した患者の病名は、医科が
高血圧、糖尿病など、歯科は歯周疾患などの慢性疾患が多いといいます。

保団連は、皆保険制度でありながら、窓口負担が世界的にみても異常に高いもとで、患者
の受診実態がことのほか深刻だと指摘。窓口負担の大幅軽減、慢性疾患などでの高額療養
費制度の早急な改善が必要だとしています。
(引用終わり) (6月21日 しんぶん赤旗)


私たちは多くの報道の中で『高齢者の医療費負担が大変だ!』と言われ続けてきた。
だから『増税』に関しても『福祉のためだ..』と説得されてきた。 今でも多くの国民は

『福祉の為の増税』なら“仕方ない!”と思ってしまうことだろう。でも『消費税の増税』
分は全て(トータルで)『法人税の減税』分と相殺になっていたのです。福祉の為になど

使ってはいない。しかし増税の時の理由は(絶対に、何時だって)『福祉』の為なのです。
何回も何回も騙されるのは、マスコミがその都度..増税の宣伝に加担するからだろう。

そしてまた『消費税増税』の機会を狙ってマスコミが『税収不足』の宣伝を始めるだろう。
あの手..この手で国民に『増税やむ無し』の雰囲気作りをするのです。そして生活を圧迫

する『消費税の増税』は行われてしまう。そして今回もまた『法人税の減税』とセットで
行われるので『消費税の増税』分は『法人税の減税』分と相殺になってしまうのです。

増税ー減税=ゼロ  (福祉には行かない)

税金をむしり取られる側の国民は、約4割が『主に患者の経済的理由から治療を中断また
は中止』しているのです。健康への不安がある中で経済的理由から治療が受けられないの

です。そんな人が多くいる現実を見てください。 マスコミに取り上げられることも無く
存在さえ希薄になりつつある『貧困層』への関心を持って欲しいです。誰でもが安心して

医療を受けられる社会にして欲しいです。財源がないから駄目ですか? 貧乏人は医療を
受けるな!ですか? どんな人にも差別のない医療が受けられる社会を私は強く望みます。


次は8月28日に東京・霞が関の弁護士会館で開かれたシンポジウム『貧困で子どもたち
の可能性を奪わないで―就学の保障を切り口に』のお話しです。

親の貧困による『子供の就学問題』は、私のblogでも再三取り上げている課題です。
貧しい為に『勉強が続けられない!』『学校に行けない!』等が子供たちを襲っています。

発展途上国の話しではないですね。今の日本に起きていることです。驚きませんか??

(引用始まり)
冒頭、公立の夜間定時制高校に通う男性(2年生)が、母子家庭で兄と3人暮らしの家庭
実情を語りました。母親は病気で働けず、生活費は兄と自分のアルバイト代と奨学金で
まかなっています。授業料は無料になりましたが、そのほかの学校納付金を去年の3月
ころから滞納しているといいます。「中学のときは就学援助の制度も知らなくて受けられ
ませんでした。ぼくのように家庭や人間関係がうまくいかない子どもがいることを多く
の人に知ってほしい」と参加者に訴えました。

 平尾潔弁護士が、就学援助制度の問題点を中心に基調報告。立教大学教授の湯澤直美
さん、荒川区教育長の川嵜祐弘さん、高校教師の鈴木敏則さん、社会福祉士の竹村睦子
さん、弁護士の平湯真人さんがパネリストとしてそれぞれの立場から子どもの貧困の
実態を報告し、ディスカッションしました。

子どもの貧困は社会の問題であり、就学の保障の不平等が子どもの貧困の原因でもあり
結果にもなっていることが確認され、学校教育費の無償化こそが解決のカギになると話
し合われました。
(引用終わり) (8月29日 しんぶん赤旗)


個人的意見を言えば(出来れば)高校卒業までは必要だと思っています。(基礎的知識
は絶対に必要だと思うからです。それ以上の学習はいつでも(自分の意思次第で)行け

ると思うからです。その為にも高校卒業までは終了していないと『将来の選択』が難し
くなると思うからです。(勿論、能力には個人差があるので一概には言えませんが.. 

あくまで個人的意見です)今すぐには無理だと思いますが、高校授業料無償化の次には
大学授業料の負担軽減を考えて欲しいですね。国民の知的レベルが上がることは国家の

財産でもあります。貧困が理由の就学困難が起きないように多くの関心を持って眺めて
欲しいと思います。代わり映えのしない話しだと聞き流さないで下さい。国民の関心と

理解がなければ、救済出来ない問題なのです。見過ごさないで下さい。お願いします。


ゼミの声が一段と大きくなりました。終わる夏を惜しむように泣いているのでしょうか。
暑かった夏もあと僅かですね^^  私は..夏の終わりは何故か?物悲しいです。

今日も元気に ファイトです!!