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少なくとも生存出来る社会に

2010年08月26日 | 雲の日記

法人税減税反対!消費税増税反対!




 皆さ~ん、こんにちわ~!^^       

今日も残暑が続きますね。暑さに身体は慣れてきていますが、やっぱり暑い!
涼しい風が感じられる季節が待ち遠しいですね。もうすぐです..

経済的に余裕のある人は多分..想像もつかないことだと思うのですが、生活していく
中で『お金が無い!』という状況に陥ることは多々あると思います。(最低生活費)

その理由は『仕事が無かったり』『健康に問題があったり』『社会的弱者と言われる
状態になったり』といろいろと理由はあるのですが、兎も角、生きていく為に必要な

最低限の生活費は必要です。それが確保出来ない時は各種の福祉サービスを利用する
ことで(一時的にでも)乗り切ることが出来るシステムが日本にはある筈なのです。

福祉サービスを『集団的タカリ』と称する劣悪な連中もいますが、社会から多くの富
を得ている者が多くの税金を払い、福祉を支えることは『税制度』の持つ大きな柱で

ある“富の再配分”である。本当に必要とする国民なら遠慮することはないですね^^
ところが制度はあっても..いざ利用するには大きな障壁がそびえているのが福祉サー

ビスだと思います。『北九州方式』などと呼ばれる『福祉の利用を極端に制限』させ
る為の窓口対応が(多くの犠牲のもと)暴露されたことも記憶に新しいです。

“制度はあっても利用させず!”である。

政権交代があり..『国民の生活が第一!』の党が政権の座についたので福祉の利用は
ずっと楽になったと感じています。(勿論、その分の財政負担は増えていますが..)

『おにぎりが食べたい!』と言って餓死していった人の記憶が頭から離れないですね。
そんなことが起きない社会になって欲しいと思ったのは、私だけではないでしょう?

ところが..また悲惨な事件が起きてしまった。何だか辛くなる事件ですよね。

(引用始まり)
 「暑い、暑い」。さいたま市北区の無職男性(76)が15日、そううめいた末に
熱中症で亡くなった。賃貸アパートで長男(48)と2人暮らしだったが、収入は
自分の年金だけ。電気・ガスは十数年前に止め、エアコンは使っていなかった。独居
でなかったため民生委員の「要注意世帯」から外れていたうえ、水道や国民健康保険
といった公的サービスへの支払いは続けていたことなどが、支援の「盲点」となって
いた。家族と同居するお年寄りは独居老人に比べ支援を受けにくく、周囲がもっと目
を向けるべきだとの指摘が上がっている。
(引用終わり) (8月22日 毎日新聞)


この亡くなった人の場合、見守る目は幾つかある。『近所の目』と『民生委員』の目
である。コミュニティの崩壊した日本で近所の目を期待するのは難しいかもしれない。

次は『民生委員』の目である。この民生委員制度が、もう少し充実していれば死亡し
た男性を救うことが出来たのではないだろうかと、残念でならないです。

民生委員と言う制度は、民生委員の人となりが大きく影響する制度であると私は思っ
ています。恣意的に運用することがあれば、本当に救済されるべき人が『救済の枠』

から零れ落ちてしまう。勿論、どんなに注意しても悲惨な事件は起きてしまうだろう。
それでも、その件数を減らす努力は出来る筈である。

3時間も暑さの中で暴れながら..苦しんで死んでいく人を減らす努力は最大限に行わ
れるべきである。

救済出来なかった理由は幾らでも挙げられる。
同居家族がいたから..(同居家族は無職である)
水道や国民健康保険の支払いをしていたから..

だから、民生委員も行政も気が付かなかった..

記事では『市幹部は「市が窓口となる水道料金などで滞納があれば、困窮に気付いた
かもしれない」と話す。』と書いてある。ふざけた話しだ! ガスや電気がなくても

生きてはいける。だけど水道がなければ生きてはいけないだろう。だから水道が止め
られる状態になることなど殆どないのです。言い訳なのだろうが、馬鹿なことを言う

『市役所幹部』である。言い訳の一つなのだろうが記事には次のようにも書いてある。

『近所付き合いもなかったようで、隣のアパートの女性(36)は「夜も真っ暗なの
で、人が住んでいるのも分からなかった」と話す。』電気もガスも無く、水道と健康

保険料と家賃だけは払われ続けている。誰とも付き合いがなくとも誰かが住んでいる
ことだけは確かだろう!! そして何より驚くのは、この人も『生活保護の申請』を
しているのです。

(引用始まり)
長男によると、男性は10年ほど前に生活保護の窓口を訪れたが、認められなかった。
帰宅して「ダメだった。もういい」とこぼしていたという。生活保護を担当するさい
たま市の担当者は「相談記録は保存期限が5年。当時どんな対応をしたかは分からな
い」と話す。 その後は長男も申請手続きを取らなかった。「また行っても無駄だと
思った」
(引用終わり) (8月22日 毎日新聞)


窓口でどんな対応がされたのかは、想像がつきます。窓口で追い返すためのマニアル
があって(北九州方式か?)『二度と行きたくない』『生活保護の利用は出来ない』
と判断させる悲惨な対応がされたことは確かだろうと私は想像出来る。

いったい..いつになったら“貧困による死亡”が日本から無くなるのだろうか???

今の高齢者の現状は、私たちが行く未来の姿ですよ。自分は違うと言い切れますか?


今日も遅いUPになりました。暫くは午後のUPが続くかな? それにしても西日が
暑い! 最近はエアコンの稼動時間が長くて、地球温暖化防止なんて遠い夢になって
います>< (反省中!)

今日も元気に ファイトです!!