ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

追手門くぐりて白梅を仰ぐ

2020-02-20 | 春の俳句
     


     城跡を訪えば白梅追手門


     老梅の秘むる古城の歴史かな


     香を胸に白梅仰ぎ国憂ふ


     白梅や蕊ぴんぴんと腹の内


     


     白梅や開けっ広げに腹の内


     白梅やまず一献の漢と漢


     光琳の水や白梅にほひ立つ


     白梅の香の染みてゆく老いし肌