ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

「蜘蛛の糸」のごとのぼりゆく昼顔

2019-07-31 | 昭和の親父
     


     昼顔や唇うふと誘惑す


     


     ひるがほは熱き吐息を吐き萎む


     


     昼顔と線路の石の恋もあり



     


     昼顔の官能的に萎えてゆく






汗忘るカラオケの老いのデュエット

2019-07-28 | 昭和の親父
     


     焼酎や声なめらかにカラオケす


     


     カラオケを五曲続けて玉の汗


     


     カラオケや衣も褌も汗しとど


     


     大汗に帯もどかしく解きにけり


     


     汗の衣を脱ぎてふんどし一つかな


     


     汗涼し歌ひ終へし解放感