ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

早春や間のびする雨だれの音

2020-02-13 | 春の俳句
     早春や靴にまだらに土の色


     


     早春の細波の織る光かな


     早春や漂ふ龍宮遣


     早春の香をふっとコーヒーに足す




今朝のコーヒーは上手く淹れることが出来なかった。封を開けた1杯目なのに残念だ。この悔しさは、無敗を誇るチャンピオンが油断をして無名のボクサーにまさかのノックアウト負けした心境と似ている。寿司屋の大将がシャリの酢の塩梅を間違えてしまってガックリと肩を落とし落胆しているのに似ている。ミネソタの玉子売りがケ躓いて籠の玉子をみな引っくり返して割ってしまった悔しさと同じだろう。