ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

猫柳

2020-02-05 | 春の俳句
     


     ほほ撫づる風はアダージョ猫柳


     


     二上山のぼやけてゐたる猫柳


     


     猫柳かぶりたる日の暈のごと


     飴玉の口から滑り猫柳


     口ずさむフォークソングや猫柳


     風に光る少女の髪や猫柳


     レコードの波打ち回り猫柳


     


     猫柳やがて惚けて恋芽生ゆ


     ねこやなぎ絵本読む児のたどたどし


     窓に描く銀河鉄道ねこやなぎ


     幼子の飛ばすおしっこ猫柳



高石ともやの歌に、猫柳の歌詞の出て来る歌がありました。タイトルを思い出せないのですが、春を待つ少女の髪を歌ったカンジだったでしょうか。若い頃に聴いていました。
今日は日が照ってるけど、風が吹いて冷たいでしょう。引きこもりの一日になるのかな。