ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

咲き初む万作一輪日を仰ぐ

2020-02-17 | 春の俳句
     


     満作や世俗はなれて一服す


    まんさくや縷くしゃくしゃくしゃくしゃくしゃ





満作も早春の花ですね。写真は黄色の満作ですが、枯れたような色のものもあります。
通りがかりの家の塀から覗いていた茶色のこのもじゃもじゃしたのを初めて見た時は、これ枯れてるんじゃないの?と。
そして、近くに寄ってじっと見てみて、これが、これがこれが花なのかと驚きました。
黄色ならわかるがこんな、枯れた花だかわからないのをよく植えるもんだ。よほど変わり者だろう。
と、そう思った自分がいつの間にか好きな花になりました。どこがいいのって? さあ。