ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

花の雨

2020-04-13 | 春の俳句
     


     池の面や儚きあぶく花の雨


     


     窓くもる紅茶の息や花の雨


     花の雨干せし紅茶に残る蜜


     


     花の雨波紋せはしきにはたづみ


     花の雨抜けゆく空きしアーケード


     透きとほる散りし花びら花の雨


     雨粒にレンズぼやけて花の雨


     閉づ傘にふたひらみひら花の雨




昨日、近くの公園まで雨の桜を撮りに行って来ました。
もうかなり散って寂しいものでした。ああ、終り行くんだなあと。
雨にだいぶ濡れて帰って来ました。
少し汗もかいていたので風邪を引いては大変だと思い、肌着を替えて一安心。
今年ももう桜の季節が過ぎるんだと思うと何だか無性に切なくなってしまいました。
やはり、僕はロマンチストなのだとつくづく思いました。
紅茶を淹れて饅頭5つ食べました。


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