ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
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福岡・大宰府へ

2007-04-07 19:51:33 | お出かけのハナシ
夫と息子が関西へ行った翌日。
私と娘は、娘の友人母娘と、隣県の福岡県へ。

目的は、娘と友人を、ライブへ連れて行くことだが、
「せっかくだから」と、友人の母娘と早めに出かけ、
今年、高校受験に突入する娘達の合格祈願へ行こうということに。

あいにくの曇り空。
大宰府は、もう、名物の梅の花の盛りも過ぎ、
新緑の芽吹く古木が、また独特の風情をかもしだしていた。

が、そんな風情とはお構いなく、
青春真っ只中の娘達は、キャアキャアとおみくじを引き、
「恋愛運」に一喜一憂し、お守り選びに余念がない…

挙句には、
「菅原道真って誰?」

そうか…そういえば、最近、教科書から菅原道真の名前が
なくなったのだとか…
あの、有名な学問の神を言われる、歴史上の人物を知らないとは…
ああ、情けない!!

しかも、私の持っている、岡野玲子の「陰陽師」を読んだ娘は
「亡霊になって、こわい人だよね」と。
肝心の、「どうして亡霊になったのか」は、すっ飛んでいるようだ。

あんた…そんな事いってたら、道真さんがお怒りになるよ

とりあえず、道真さんと大宰府について、簡単に説明。

それから、いい機会だからと、九州国立博物館にも足を伸ばした。
しかし、ここでも、夕方からのライブのことで頭がいっぱいの娘達。

国宝の仏像にも、土器にも、イマイチ乗り切れない様子。

結局、私と、友人の母だけが
「素晴らしかったね~」と堪能し、
「大宰府といえば、さだまさしの『飛梅』って歌、知ってる?」
「知ってるよ~。心字池の橋を、ふたりで渡ると別れるとか、
お石茶屋の…」と、青春を回顧して。

参道のお茶処でも、
「梅が枝餅って、梅は入ってないんだねえ」とのたまう娘達に、
店のパンフを見ながら、梅が枝餅の由来を話しながら、
「お抹茶美味しいね~」と、
やはり、ここでも、母の方が楽しんでいましたよ。

そんなこんなの福岡行きでしたが、
私の携帯には、一日中、関西にいる夫から
「今、京都についた」だの
「京都は晴れ」だの、「抹茶八橋と普通の八橋、どっちがいい?」だのと
メールが入る。

見ると、友人母も、しょっちゅう携帯をチェックしている。
「夫がね、いちいち『着いたか?』『どこだ?』ってメールしてくるの」

そして、お互い顔を見合わせて「ぷぷっ」と吹き出した」

「私達って、愛されてるのね~♪」

福岡は、花冷えで寒かったけれど、
夫の愛(?)に包まれて、楽しい旅行となりました。


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2 コメント

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京都で・・ (summy)
2007-04-09 07:42:07
私も、7日は、次男の引越しのため、京都でうろうろしていました。
あの人ごみの中に、旦那様もいらっしゃったのねぇ・・・

私には旦那様からではなく、頼りない息子たちからの質問メールが・・・鬱陶しい。
返信する
あらあ~ (yumi)
2007-04-09 11:09:16
なんと、同じ日にsummyさんも京都に!
あの日は、御所の一般公開やら、桜満開やらで
すごい人だったようですね。

私も、来春こそは行きたいなあ~

>息子たちからの質問メール
いつまでも頼られる母って、羨ましいですよ♪
しかし、我が息子となれば…しっかりしてくれ~
と言いたくなる気持ちは、痛いほどわかりまする…
なにはともあれ、
次男さん、長男さんと、お引っ越しのハシゴ、
お疲れ様でした!
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