ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
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小公女

2009-06-22 20:17:34 | 徒然なるハナシ
暑いです…ムシムシムシムシ暑いです…

さきほどから、やっと雨が降り出して、
これで少しはムシ暑さが和らぐかなぁ…

娘は、あまりの暑さで弁当が食べられなかったと、
ほとんどを残してきました。
(冷房は7月からだって。施設費払っているのに!
息子の通っていた高校は6月から冷房入っていたんですけど)

私も、この暑さで具合が悪くなり、
手足に蕁麻疹がでて、耳鳴りも少し。
朝から主治医のところに駆け込み、
血液検査などをやってもらったら、
アレルギー値も白血球値も正常だから、
「ストレスと疲れからくる全身症状」だそうです。

漢方薬と蕁麻疹を抑える薬、耳鳴りを抑える薬を処方してもらいました。

病院から帰宅して、
2時間くらい、ちょっと残っていた仕事をかたずけて。

ゴロンと寝ころんで、
ストレス解消にDVDを見ることに。

でも、耳鳴りもするし、
あまりハードな内容は観る気にならないので、
「小公女」を引っ張り出してみた。

その昔、カルピス名作劇場でやっていた「小公女セーラ」。
セーラがかわいそうで、ミンチン先生が憎たらしくて。

今回のDVDは、実写ドラマ。
セーラは金髪碧眼のお人形さんのような子。
ミンチン先生は、
憎たらしいを絵にかいたような演技が超上手いエレノア・ブロン。

舞台も内容も、私たちの良く知っている小公女。
しかし、なんだかちょっと違うのは、
セーラが、小憎らしいガキに見えること…
セーラよりも、ミンチン先生の気持がわかって切なくなったこと…。

だって、
お金持ちのお嬢様が、
心無い言葉で(いや、私がそう思っただけ)
先生のほんのちょっとのプライドをズタズタにしたり、
勝手にルールを無視したり(いや、私がそう思っただけ)。

こんなガキ、誰だって嫌だ。
(いや、私がそう思っただけ)

しかも、寄宿舎。
大事な預かりモノである女の子を何十人も、
自分ひとりの責任で寝泊まりさせて、
教育させなければならないとなれば、
規則が厳しくなるのも、嫌味なおばさんになるのも、
そりゃあ、仕方のないことで。

ただ、お金持ちに優しい所や、
文無しになった途端にひどい扱いをするのは、やっぱり悪役だけど。
しかし、それも仕方のないことで。

だってね。
ミンチン先生の言うとおり、
「世の中、そんなに甘くないんだよ!」

…こんな風に、かの「小公女」を穿った見方をしてしまうのは、
私が病んでいるからか?…

それにしても、
この物語の中で、一番得したのは
ベッキーではあるまいか!?

どうやら、待遇にも納得してミンチン先生のもとで働いていた風で、
一生、小間使いを覚悟していたにもかかわらず、
たまたま、セーラが文無しになって。
ベッキーは、小間使い仲間は出来るは、
屋根裏部屋に住む友達は出来るは、
挙句、とうとう、セーラの親友として、
特別待遇で迎え入れられるのでありますからね。

これを漁夫の利といわずして、何といおうか!!


結局、
世の中、金と器量と愛嬌でっせ!


…ああ…やっぱり、私は病んでいる…今日は早く寝るとします…






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