ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
たわいもない事を綴ります。
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また、ひとつの時代が終わった

2012-02-10 00:13:23 | 徒然なるハナシ
寒風ふきすさぶベランダで、
洗濯物を干しながら、
ふと口ずさんだ童謡「たき火」。

それから、
一日中、その歌が頭の中でグルグルグルグル。

台所でも歌っていたら、
19歳の娘が言った。

「今は、ダイオキシンの関係で、たき火は禁止だよね」
…だよね…

「垣根の曲がり角って見ないよね」
…だよね…

「今どき、しもやけの手をしてる子って、あんまりいないよね」
…だよね~だよね~だよね~…


今も、この歌は教科書に載っているのでしょうか?
そして、子どもたちは、この歌の意味がわかるのでしょうか?
それとも、もうすでに過去の歌になってしまっているのでしょうか?


そういえば、
童謡「赤い靴」を聴いた幼いころ、
「異人さん」を「いい爺さん」だとか「曾爺さん」だとかに
空耳したってことは、よくあるハナシ。

「里の秋」を聴いたときも、
「おせど」「栗の実がはぜる」の意味がよくわからず、
また、この歌は、てっきり、外国へ単身赴任している、
または、外国へ行く船乗りのお父さんを待っている
母娘の心象風景だと思っていたけれど、

実は、戦争で出征したお父さんの帰りを待つ
母娘の歌だということを知ったのは最近。

童謡も、時代とともに流されていくのですね。



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