ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
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マニアックにハマった「物流博物館」のハナシ

2011-01-26 22:40:06 | お出かけのハナシ
1月、子ども達のアパートを探しに出かけた時のこと。

今回は3泊4日というタイトなスケジュールの上に、
アパート探しという目的があったので、
4日間のほとんどを、東京23区外の西方面で過ごしました。

唯一、
23区内で「観光」らしきものを楽しんだのは最終日。
早目に八王子市の息子のアパートを出て、
品川で京急に乗り換えて羽田空港に行こうと思ったのですが、
微妙に時間が余ってしまった。

このまま羽田に行けば、多分、時間を持て余すだろうし。
でも、あまり遠くまで足を延ばす時間はないし。
しかも、大きなキャリーバッグもあるし…

ということで、品川駅のコインロッカーに荷物を預け、
品川駅周辺を散策することに。

こういう時に、iphoneは便利。
品川駅周辺を検索したら、
「物流博物館」
という、なんだかマニアックな名称の施設がヒット。

距離は、駅から歩いて10分くらい。
入場料も大人ひとり200円。

これはいい!!


実は、私、マニアックな博物館とか、
小さな美術館とか、物産館とかが大好き!
ここは、見逃す「手」はないと、早速、物流博物館へ向かいます。

途中は結構な坂道。
なぜか熊本より暖かかった東京。
坂道を登るうちに、体もポカポカとしてマフラーも取って。

そして、約10分くらいゆっくり歩いたところで
「物流博物館」到着!

私が到着した時に、ちょうど、見学者らしき外国人が4人ほど出てきて、
なんと、土曜日なのに、見学者は私ひとりでありまして。
小さな受付けで簡単な説明とパンフをいただき、
いざ、館内へ。

1階は、御朱印船から現代までの「物流」について、
パネルを使って説明のコーナー。
なんの変哲もない…と思っていたら、
なんと!

「江戸時代の飛脚姿になれる」

という、娘たちが言うところのコスプレが用意されているではありませんか!
しかも無料!
1人じゃなかったら、絶対に飛脚姿を体験してみたかった…

そして、2階では物流グッズの元祖ともいえる
風呂敷の結び方などが体験できるコーナーや、
スクリーンで物流のことが学べるコーナーなど。

そしてそして、
私が最も感動したのが。
地階に展示されていた現代物流の巨大ジオラマ

トラック便や船への荷物の積載など、
細かいところまで、きちんと真面目に精密に作ってあるんです。
そして、動く!






しかも、夜の風景まで!



そして、乗り物マニア必見の鉄道やトラックのミニチュアコーナー。



子どもにおすすめの、パソコンを使った物流クイズコーナーや、
なんと、なんと、
いろんな宅配会社の制服が着れるというサービスも!

(娘に話したら、「宅配コスプレ?!面白そう!」と興味津々でした)


ほんとに小さな博物館で、
観光客より、地元の小学校などの社会科見学などに
使われることが多いようで、
内容はギッシリ。
特に圧巻のジオラマをじっくり眺め、
1人で1時間ほど、じっくり楽しんで満足満足♪

帰りに、受付けのお姉さんにアンケートを渡して、
ちょっと素敵な「りんごウサギ柄」の風呂敷をお土産に買いながら、
「ここの博物館のことを個人のブログで紹介したい」と申し出てみたら、
快諾してくださったのも好感度大。
しかも「風呂敷の上手な使い方」のプリントまで
いただいちゃいました!

興味のある人は
物流博物館のホームページをご覧くださいまし。

帰宅してから調べてみると、
品川には、他にも、小さくて質のよい博物館が
点在しているみたい。

地方にはない、こんなマニアックな博物館に出会えるのも
大都会ならではの楽しみかもしれませんね。




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