ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
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70歳 母の意地と父の哀愁

2010-04-23 23:22:16 | 徒然なるハナシ
実家の母親が、今月の初めに手首を骨折。
ただいま、療養中でございます。

なぜ骨折したかというと…

ミニバレーの試合中に、コケた

選手として出場中の出来事です。

一応、断っておきますが母は、今年70歳になりました


口癖は、「なーん。まだまだイケとるばい」。

「いやいや、コートの中では、きっと若い人が遠慮してくれてるんだと思うよ」
とでも言おうものなら、

「若い人より、私の方がバレー歴長い!!」

…お母さん。あなたよりバレー歴長いのは、東洋の魔女くらいだと思うよ…


そんな母。
これまで大した怪我もなく、
今回の骨折が、生まれて初めての大怪我。

さすがに、自分でもビビっているんだろうけど、
生来の気の強さと女王様気質で、
一切、弱音は吐かない。

医者から、「本当は手術した方がいい」と言われても、
「自力でくっつける」と手術を拒否し、
かれこれ、1ヵ月の療養生活を送っているのですね。

ところが、
やはり片手をギプスに突っ込んでの生活は、
さすがに大変らしく、
最近は、「あー不便!」と嘆くこともしばしば…

そこで、今日の夕方、
「今からでも手術してもらったら? 頼んであげようか?」
と、電話を入れてみたもの、

「そこまで痛くないし、不便でもないからいい!」…断固拒否の姿勢。

「とりあえず、病院に一緒に行こうか?」

「お父さん(母の夫)について行ってもらうからいい!」

…どうやら、私が医者に「手術してくれ」と言うのを恐れているようす…


以前、父が怪我した時は、
「さっさと入院して、さっさと手術しなさいね」と、
さっさと手続きをしたくせに…

70歳にして、気が強いとみせかけて、実は怖がり&強がりという事実が発覚

幸い、父親が元気な上に、一通りの家事もできるので、
私たちのヘルプも必要なく。

それどころか、
毎日のようにダンスだ、ミニバレーだ、お茶会だ、着付けだ、ランチだと
出かけまくっていた母が、
怪我のおかげで毎日家にいるのが嬉しくてしょうがない父親。
嬉々として家事や通院を手伝っているようです。


当初は、「全治1カ月」の予定でしたが、
まだ当分はギプス生活になりそうという医師の見解。

うんざり顔の母と対照的に、
ますます張り切る父の姿…

母が完治した後の、父のリバウンドが
今から心配なのでございます。




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