白浜学園

白浜学園の日常

5月の桃乃屋さん展、世話人研修、園内理容、記念撮影

2014-04-27 12:50:52 | Weblog

  

「時代の変遷を、肌で感じる」ということは、そうあることではないと思いますが、

上記のPEPーR検査を、年度当初なので、2か所の保育所5名に実施しました。

4片と6片の型はめパズルで、‘事件‘は起こりました

ヒヨコと答えられず、4名がカラスと答え、ひとりがかろうじてピヨコと答えました。

また、全員が、ウシではなく、ウマと答えたのです。

昨年までは、見られなかった現象でした。

私たちが子供のころは、夜店でたくさんヒヨコが、売られていました。

も、身近にいました。

ウシは、町中で見かけることはありませんでしたが、雪〇のチーズ箱の絵などで、

ウシといえば、白黒模様のウシが一般的なウシと思っていました。

鶏インフルエンザや狂牛病、ゲーム・・・という時代背景の中、

こども達の身近に、ヒヨコもウシもいなくなったのならば、

検査の中身の変更も考えなくてはと考えました。

20年近く使ってきたのですから、当然といえば当然の変化です。

数々の子どもたちとしてきたヒヨコとウシのパズルには、自分でも驚くほどの愛着がありますが、

しかし、先に進まなくてはということなのでしょうね

 

 

       

少し早目ですが、桃乃屋さん展の展示替えをしました。

5月は、『新生グループの‘ヨーヨーキルトと小品‘展』です

着物地のリフォームのヨーヨーキルトもあります。

メンバー3名の合作です。

小物もありますので、ご覧いただければ、うれしいです

桃乃屋さんは、この時期『家庭訪問用』として、和菓子を求めるお客様が多く、

午後には、売り切れということもあります。

お求めの節は、予約がおススメです

 

     

白浜学園には、現在11か所のグループホーム・ケアホームがあり、42名のメンバーが利用しています。

4月から、日向市の事業所ゴミの収集方法が厳しくなり、ホームの世話人さんにも良く理解してもらおうと、

『日向リサイクルセンター見学』の世話人研修を実施しました。

日向リサイクルセンターには、第二白浜学園の就労移行支援や職場実習のホームメンバーも働いていて、

彼らの働きぶりも、ぜひ見てほしいと思っていました。

朝食の時にも、「今日、来るっちゃろ」「参観日じゃね」という会話のホームもあり、

メンバーも内心では、うれしく心待ちしていたようです。

見学後には、「疲れて帰ってくるのも、わかったワ」「私たちが、ちゃんと仕訳せんといかんね」等々の声が聴かれ、

良い研修になったようです。

第二白浜学園では、今後、生活介護や就労支援B型のメンバーの見学も予定しています。

 

  

白浜学園では、開園以来、『同一地域の同年齢の人の暮らしに、限りなく近い』『あたりまえの暮らしを求めて』

できるだけ地域の理美容店へ、出かけていましたが、車いすや長時間、椅子に座っていることが困難なメンバーが増えたり、

通所メンバーの家族からの要望もあり、ボランティアではなく、

大衆利用とお店での料金の中間くらいのお値段で、市内のアトリエ〇〇〇のオーナーに来園して、カットしてもらっています。

中には、小学生の時から、修行()を重ねて、今では、「オーナー大好き」というメンバーもいます。

ショートやロング、ヘアダイやパーマなど、ひとりひとりに似合う髪型で、美しく・カッコ良くあってほしいと願っています。

 

 

5月の1・2・3日の3日間、恒例の新しい職員体制による各作業科・事業所の「平成26年度の事業・活動計画」を話し合う職員会議が行われます。

その表紙を飾る写真を撮るのに、各グループ、苦心しているようです。

快晴のある日、「つつじがきれい」と聞き、出かけたグループ夢限のみんなでしたが、

お目当てのつつじは、前日の雨で散っていて、急きょ、都農ワイナリーの鯉のぼりを背景に『記念撮影』となりました。

鯉のぼりが風に泳げば、メンバーがまとまらず

メンバーがまとまれば、鯉のぼりが泳がず・・・、ま、良いとしましょう

 

 

園内の喧騒をよそに、今日も事務所ねこの2匹は、印刷機の上で、気持ちよさそうに午睡のただ中でありました。

 

 

 

 

 

 

 


階段昇降、染色教室、保護者会

2014-04-20 10:00:37 | Weblog

 

田植えが済んだ田んぼ越しに、‘奏‘(ケアホーム)が見え、日が差して、青空が拡がり、風が心地よく吹き抜ける・・・、

春先の、白浜学園近くの光景です。

通勤が、楽しくなる季節到来です

午前中、作業科の枠を越え、数名のメンバーと支援員で、大王谷運動公園での『階段昇降』に出かけます

初公開の『階段昇降』ですが、最初に導入したのは、もくせい園の放課後学童でした。

当時、いわゆる思春期パニックの真っ只中だったD君に、体をできるだけ使って、落ち着いてもらおうと、

夏休み中の日課として、始めました。

白浜学園から、応援にかけつけた若手支援員も含め、職員が付いて、夏休み中ほぼ毎日、実施しました。

その内、様子を見ていた子どもたちが「かっこいい」と、一緒に『階段昇降』を始め、

内心、職員はビックリでしたが、思わぬ展開に喜んだものでした。

今では『階段昇降』は、白浜学園の日課のひとつとして定着しています。

 

 

ゆうゆう工房では、ふた月ぶりに神保先生を迎えて、『染色教室』がありました。

参加したメンバーは、口々に、それぞれのふた月分の出来事を、先生にきいてもらおうと、おしゃべりに興じた後は、

しっかり染色に取り組んでいました。

今回、教室の前に摘んだ‘よもぎ‘で、染めました。

染め上がりは、下の写真の通りです。

いつもながら、自然の色は、しみじみと美しいですね

          

 

 

19日(土)、平成26年度初めての『保護者会・総会』が行われました。

平成25年度の行事・決算報告、平成26年度の行事・予算案が、満場一致で承認されました。

併せて、新採用の職員紹介や、異動した支援員のあいさつもありました。

 

 

 


満開の花々、音楽療法、煮卵・カップケーキ

2014-04-13 18:36:07 | Weblog

パンジーが、自慢したいくらい(自慢しています)見事な花を咲かせています

花好きの事務のYさんが、毎朝、玄関周りのお掃除と枯れた花がら摘みを、丹念にしてくれているからです。

きれいの陰には、こまめなお手入れが必須ということですネ、化粧品のCMみたいで恐縮ですが、

ある朝、チリ取りいっぱいの花がらを持って、お掃除中のYさんを見かけて、ちょっと胸キュンとしました。

     

 

 

白浜学園の生活指導員歴11年(結婚退職)の、黒木 史音楽療法士は、非常勤講師として、

もくせい園・白浜学園門川事業所・白浜学園(グループ夢限・ゆうゆう工房)の音楽療法をしています。

ゆうゆう工房の男性メンバーのある日の音楽療法を、ご紹介します。

水色の洗面器に、浮かべているのは、片面にクレヨンを塗り、半分に折った和紙の花

吸水して、ゆっくり開く様子に、みんな釘付け

『開いた、開いた、何の花が開いた~』と、歌いながら、その時を待ちます。

きれいな虹色の花が、開きました・・・

      

 

グループ夢限の女性メンバーの音楽療法は、居室を借りて。

たまには、こういう刺激の少ない環境設定でも行います。

『この日は、これで良かったんです』とは、同じく音楽療法担当のT支援員の弁。

  

 

『園長にもらったレシピで、作りました出来立てを、食べてください』と、

第二白浜学園の女性メンバーふたり支援員Kさんが、

バナナ入りカップケ-キを持ってきてくれました。

仕事量やその日の職員数で、月に一度程度、調理をします

女性メンバーふたりの笑顔に似た、優しい味の美味しいカップケ-キでした。

 

 

さてさて、そろそろお昼というある日のこと、

白浜学園厨房に勤務しているTさんが、

ニコニコと胸を張って、『コレ、僕が作った今日のチャンポンの煮卵です、どうぞ』と、半分に切った煮卵を、持ってきてくれました。

「下処理ばかり・・・」とマンネリ気味だったTさんに、「コレは、『Tさんの〇〇〇』というものを」と、園長から依頼を受けたN栄養士が、早速、手配してくれたのです。

両親を亡くし、親戚の人たちに説得されて、渋々入所したTさんでしたが、

白浜学園(入所・新生)➡ グループホーム・就労移行支援を経て、

今では、料理好きという本人の特技を生かして、調理員として、働いています。

先日も、『高いから・・・』とあきらめようとしていたゲーム攻略本を、アマゾンから中古本で安く取ってくれた園長に、

『お礼に』と、米粉のクッキー(グルテンフリーの食事をしている園長用)を持ってきてくれたばかりでした。

いつまでも、白浜学園という枠の中で、護りつづけることはできないかもしれませんが、

今は、彼の成長を素直に、喜びたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 


開園記念日、4月の和菓子処‘桃乃屋‘さん展、門川事業所、春休みのもくせいクラブ

2014-04-06 11:57:00 | Weblog

4月1日は、24回目の白浜学園の開園記念日でした。

お昼は、八〇〇のお弁当と、恒例の紅白まんじゅうを、みんなで、いただきました。

「せっかくの良いお天気なので」と、園庭で桜吹雪を浴びながら、食べたメンバーもいました。

『(紅白まんじゅう)もらってきてね』と、グループホームのメンバーも楽しみにしていたようです。

特別なことは、何もしませんが、

みんなで『おいしいね』と、笑顔で、一緒に、食事できることが、一番の喜びです。

    

 

4月の‘桃乃屋さん展は、白浜学園門川事業所の『友禅染め ブラウス展』です。

早くも、巾着袋には、売約済みの札が付きました。

4月の職員異動で、新しい支援員で展示しました。

展示にも、売れ行きにも、さぞドキドキしていることでしょう

よろしかったら、春らしい作品の数々、どうぞ、ご高覧下さい。

    

 

白浜学園門川事業所では、今週、大塚先生(元田中病院・外来婦長)の『編み物教室』がありました。

棒針編みや、変わりヨーヨーキルトなど、それぞれのメンバーに合わせたものに、熱心に取り組んでいました。

完成が、楽しみですね

    

 

春休みの、‘もくせいクラブ‘(旧もくせいキッズ・もくせいジュニア)も、連日、ガンバッています。

訪ねた日は、上村支援員(白浜学園)による、‘音楽教室‘の最中でした。

4月1日から参加の『新1年生』が、結構、年上のメンバーに負けることなく、伸び伸びと楽しんでいて、安心しました。