模擬裁判の夏

本格的に暑くなってきましたねぇ。…といっても，広島での体感温度での判断なのですが。熊谷あたりの方がもっと暑いのでしょうか（でも，どうして熊谷はあんなに暑くなるんだろう？暑い街と言えば熊谷，みたくなっちゃってますよね）？

そんな中，私は模擬裁判の準備に追われています。今月末に民事の模擬裁判があって，来月末に刑事の模擬裁判（裁判員裁判）。ＬＳ時代，刑事模擬裁判（裁判員裁判）で，華麗に被告役のくじを引き，あんまり勉強にならなかった記憶があるので，今回はいずれも弁護士役（民事は原告代理人役，刑事は弁護人役）。

…当たり前なんですけど，当事者は事前の準備が大変です。裁判官役は，裁判（期日）が始まったら大変なはずなんですけど，準備はあんまりないはずなので。先日，刑事模擬裁判の第１回公判前整理手続があって，それを受けて週末に予定主張記載書面を起案し，今日はそれをもとに他の弁護人役の修習生と弁護士会館で打ち合わせ。２時間ちょっと打ち合わせをして，帰ってきて，今度は民事模擬裁判の準備。他の原告代理人役の修習生が起案した準備書面をもとに，尋問事項の検討。わりと，骨が折れます，模擬裁判。この模擬裁判，選択修習の一環として行われるので，必須ではなく，履修しないことも可能なのですが，せっかくの機会ですから，ちゃんと勉強しておきましょう。

昼間の通常の修習では，今日は面白いことがありました。もう既に何度か期日を重ねている事件があるのですが，どうも形勢逆転できそうな感じ。「スタ短特訓」だったか「狙われる新判例」だったか忘れましたが，講義の準備のために結構深読みしたとある判例をヒントに色々と調査していったら…，というふうに。詳細が書けたら面白いんですが。

やっぱり，新しい判例はよく勉強しておくべきです。司法試験が，新しい判例を積極的に出すのも頷けます。