原孝至の法学徒然草

司法試験予備校講師(弁護士)のブログです。

大阪&名古屋ガイダンス

2014-10-14 | 日記

12(日)に、大阪と名古屋でガイダンスをして参りました。基礎講座(秋スタート)と明日から始まる予備短答征服講座(商訴行政)のガイダンスでございました。昨年度の私の講座を受けてくださっていた合格者の方が挨拶に来てくれたり、私としては、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 

予備短答征服講座のガイダンスにて、判例の勉強についての質問がありました。要は、どこまで判例の勉強をすべきかということなんですが、答は、「科目による」でしょうか。民事であれば、結論、いわゆる規範の部分が何より大事でそこが聞かれるわけですが、刑事や公法では、それだけではなく事案との関係、あてはめの部分もとても大事。憲法になると、主要な少数意見も知っておかねばならない。もちろん、民事で事案の把握やあてはめが不要と言っているわけではなく、相対的にそういう傾向にあって、効率よく点数を稼ぐという見地からはそうである、ということです。

 

何をどう勉強するかを考える際には、やはり過去問分析をしなければなりません。「来年からの短答3科目化の影響は?」と思うかもしれませんが、「変わる」という積極的根拠がない以上、まずは、これまでの過去問を下敷きに勉強を進めるべきです。かつても述べたように、あれこれ根拠なき憶測をして突飛なことをすべきではないと思います。着実に、今まで通りにこなしてください。

 

さて、明日からいよいよ予備短答征服講座(商訴行政)。昨年より少し時間数が減っているので、テンポよく進めていきます。司法試験に商訴行政の短答はありませんが、 商訴行政に苦手意識のある方は、是非、聴いてみてください。効率的な復習&パワーアップ講座として効果を発揮するはずです。                                 


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