原孝至の法学徒然草

司法試験予備校講師(弁護士)のブログです。

【スタ短特訓】全日程終了!

2010-09-20 | 講義関連(講義関連・講義補足など)
5月から全24回、何とか最後までたどり着くことができました。やっている間は大変だったのですが(特に、週2回となった8月以降)、終わってしまうと寂しいですね。

全体を通じて念入りにお話してきたのは、会場で「これはこうだから、こうなるはず」と自力で論理を打ち立てる法的思考力と言いましょうか、「点の知識の集合」ではできない思考、それが一番必要で、かつ、合格を確実にするものだと思います。焦って、やみくもに「点の集合」をしてもダメなんです。それでは合格は遠のいてしまう。会場で見る(特に、論文)問題は、得てして「わからない」ものなのです。単純な典型論点は出ません。そういう問題に直面した時に思考が停止する勉強をしてもダメ、ということなのですね。今回の講座をよく復習・理解していただければ、「合格者の思考」に独学よりも何倍も速くたどりつく、そう自負しております。

毎回授業準備のたびに新しい発見があり、非常に楽しい4カ月弱となりました。「皆勤賞」と思しき方も非常に多く、とても励みになりました。

今回、重点的にお話してきた「合格者の思考の種」、来年、大きな花となりますように…。

受講してくださった皆様、ご静聴ありがとうございました。何としても合格してください!合格報告が聞きたいです!

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2 コメント

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感謝 (ヒデ)
2010-09-20 11:22:27
原先生、スタ短特訓ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。先生のおかげで何とか皆勤賞になりました。
先生の講義は、毎回、目からうろこでした。特に良かったのは、短答の肢から論文の出題を仮定して解説をしてくれるところでした。そのため、単に、短答が単にたまたま正解したにとどまらず、二重、三重の知識になって補強される感じがしました。短答の場合、一人で答え合わせしていると正解している箇所については読み飛ばしがちになるし、そこまで分析する能力がないので、大変役に立ちました。
スタ短のレジュメを生かして来年は是非合格したいです。
最後に質問です。先生が受験生の頃、ストレス解消は何でしたか?
勉強がストレス解消になるくらい、勉強を頑張れればいいんでしょうが・・・。
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ヒデさん (はら)
2010-09-21 04:24:15
ご受講ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

短答も論文も、どちらも法律学。合併の話じゃありませんが、シナジーを狙って勉強するのが一番いいはずです。「どう出されるか」を想像しながら勉強するのも、実戦対応力が養われて効果的です。時には、そんな視点を持って勉強を進めてください。

ストレス解消法ですかぁ。うーん、わりとあったと言えば、ありました。明日、ちょっとまとめます。

本当に、本当の受験終盤は、勉強がストレス解消だったのはそうかなと思います。だいぶ法律がわかるようになったら、面白くなりました。答練で答案を書くのも楽しくなりました。最初は、4時間も教室に閉じ込められてひたすら書くのが苦痛で苦痛でたまらなかったのですが…。
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