Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

不二家、TBSの「賞味期限切れチョコ再出荷」に反論

2007-03-29 | マスコミ・マスコミ人
 総務省をはじめとした行政からの“圧力”に対し、「これは危ない」と思ったのでしょうか。民放連は27日、関西テレビの除名処分を決めたそうです。自浄努力のあるところを発揮して、行政の介入を防ごうという狙いのようです。

 でも、準キー局とはいっても、一地方局に過ぎない関西テレビばかりが異常に非難されている現状は、おかしいのでは・・・。なぜなら、TBSなどのキー局の方がよっぽど長期にわたり、頻繁に捏造番組を製造しているのに、お咎めなしで、黙認されているのだから。(別に、関テレを擁護するわけではないけどね)所詮は、これもトカゲのしっぽ切りでしかないのでしょうかね。キー局はキー局同士、仲良く庇いあっているわけです。(「仲良きことは美しき哉」?)

 そんななか、TBSがまたやっちゃってました↓。

不二家、TBSの「賞味期限切れチョコ再出荷」に反論

3月28日13時59分配信 読売新聞

 不二家のずさんな衛生管理を巡る報道で、TBSの朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」が伝えた内容に一部事実と異なる点があったとして、不二家側がTBSに対し、調査を求める文書を送付していたことが28日分かった。

 不祥事の原因究明のために不二家が設置した「信頼回復対策会議」(議長=郷原信郎・桐蔭横浜大法科大学院教授)が明らかにした。

 問題となっているのは今年1月22日の放送内容。同会議によると、番組では、平塚工場の元従業員と名乗る女性の証言を交え、賞味期限が切れたチョコレートを小売店から回収し、溶かして製造し直し、再出荷していたとの疑惑を報じた。

 この報道に対し、不二家側は、「溶かしたのは、製造工程で形が崩れたチョコレートで、賞味期限切れの商品を再利用した事実はない」と主張。TBSの取材に対しても同様の説明をしたが、聞き入れられなかったとしている。

最終更新:3月28日13時59分
読売新聞

これに対して、TBSは同日、記者会見し「正確性を欠く部分があった」と認めました↓。

TBS、不正確報道 不二家問題「誤解与えた」
2007年3月29日(木)03:09

 28日夕に会見したTBSのコンプライアンス担当者は「チョコレートと牛乳を混ぜ合わせたとの報道は正確でなかった」と述べ、元従業員の証言頼りで裏付け取材が不十分だったことも認めた。さらに、元従業員の証言内容は10年以上前のことだったことを明かし、日常的に行われているように伝えたのは、「視聴者に誤解を与える表現だった」と釈明した。

 「朝ズバッ!」はたまに見るけど、たいして見識もなさそうなみのもんたが、一知半解の知識で、「水に落ちた犬は打て」とばかりに矢面に立たされた企業や人物を批判する姿は、見ていて不愉快です。

 みのもんたは、上記の根拠の薄いうわさを元に、「廃業しろ」と言い当時の代表者の顔写真にバッテンのシールを貼っていました。ここまでやっておきながら、このうわさは実は嘘でしたというのだから、呆れたものです。不二家は、名誉毀損で訴えるべきかもしれません、TBSに反省を促すために。

 民放連は、関テレを除名するのであれば、悪名高いTBSも除名すべきじゃないの。そこまでやれば、自浄努力のある事を認めてもいいけど。



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(参考)
関テレ除名で民放連「自浄」を前面 行政“圧力”回避へ

 「あるある問題」をきっかけに、捏造(ねつぞう)問題を起こした放送局に対する新たな行政処分が検討されるなど、総務省をはじめとした行政からの“圧力”が、関西テレビだけにとどまらず、放送界全体に及びつつある。こうした状況を危ぶむ日本民間放送連盟(民放連)は27日、関西テレビの除名処分を決めた。異例の重い処分には、なんとかして自浄努力を発揮したいという思いが見て取れる。

 「これまで民放連は身内を守る組織で、番組を互いに批判することは避けてきた。今回、初めて真剣に番組制作についても議論し、反省すべきは反省し、改めるべきは改める決意が出てきた。今回の処分はその象徴だ」

 関西テレビの除名処分を決めた民放連の広瀬道貞会長は27日午後の会見で、そう強調した。

 総務省が新たな行政処分の導入を検討している件との関連については「行政処分の導入を避けるために、関西テレビを犠牲にするつもりはない」と応じる一方で、自浄力をアピールしたかたちだ。

 この日の緊急対策委員会では「放送界全体への信頼を失墜させた責任は極めて重い」と大多数が除名に賛同した。ただ「民放全体への問題提起の側面が強く、改めて処分を行うより、全体で受け止めるべき」といった意見も出たという。

 「(関西テレビに)報告を当初求めたが、全部孫請けに責任を押し付ける内容だった。それで自浄能力に任せるべきだというのは、国民の理解を得られない」

 菅義偉総務相は27日の閣議後会見でこう語り、再発防止策を今国会提出予定の放送法改正案に盛り込む意向を改めて強調した。

 「表現の自由も無制約ではない」と主張する菅総務相の姿勢は、メディア関係者には“強権”と映るが、風向きは変わるかどうか。

 関西テレビの千草宗一郎社長は27日夜の記者会見で除名について「社のイメージに対する不安がある。一体どのような影響が出るか、想像もできない」と悲痛な表情をみせたものの、経営責任としての自身の進退については言及しなかった。総務省は今週中にも関西テレビへの措置を決める。

(2007/03/28 12:18)



TBS、不正確報道 不二家問題「誤解与えた」
2007年3月29日(木)03:09

* 産経新聞


 不二家問題を取り上げたTBS系の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」が今年1月に報じた内容について、不二家が社外に設置した「信頼回復対策会議」が「事実の歪曲(わいきょく)がある」などと指摘していることが28日、分かった。同会議は、報道が「不二家に営業上重大な損失を与えた」として、30日公表予定の不二家問題に関する報告書に盛り込む。TBSは同日、記者会見し「正確性を欠く部分があった」と認めた。

 問題の放送は1月22日の「新証言不二家の“チョコ再利用”疑惑」。平塚工場の元従業員とされる女性が顔を映さずに登場して行った証言などに沿い、「店舗から賞味期限の切れたチョコレートを集め、牛乳を混ぜ合わせて新しい製品として出荷していた」などと報じた。

 しかし、不二家側によると、成型不良品を溶解して再利用することは行われているが、期限切れの商品を集めることや、牛乳を混ぜるようなことはないという。

 TBS側は放送前、不二家への電話で「返却されてきたチョコレートを再使用していたか」と事実確認を求めた。不二家の担当者は否定したが、番組では「不二家では『確認が取れていない』としている」と報道。司会のみのさんは、包装を外して溶かし、牛乳を混ぜて新品として再出荷する様子をイラストで説明。「もう信じられません。すべての製品にこういうことがある」とコメントし、翌日も「廃業してもらいたい」と発言した。

 28日夕に会見したTBSのコンプライアンス担当者は「チョコレートと牛乳を混ぜ合わせたとの報道は正確でなかった」と述べ、元従業員の証言頼りで裏付け取材が不十分だったことも認めた。さらに、元従業員の証言内容は10年以上前のことだったことを明かし、日常的に行われているように伝えたのは、「視聴者に誤解を与える表現だった」と釈明した。

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