Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

「食行動は操作できる」放送作家がブログで

2007-02-07 | マスコミ・マスコミ人
番組ねつ造:「食行動は操作できる」放送作家がブログで

 関西テレビ(大阪市北区)制作の「発掘!あるある大事典2」(1月23日に打ち切り発表)と前身番組の企画立案に携わった放送作家の高瀬真尚さん(45)が、インターネットの個人ブログで、「(日本人の)食行動について情報操作できるってことになる」などと記述していたことが分かった。1月20日のねつ造発覚後、ブログにアクセスが殺到し、その中には批判の意見などもあったといい、高瀬さん側は「誤解を与える文面だった」として、問題部分を削除した。

 問題部分は、「納豆ダイエット」の放送(1月7日)後、「納豆騒動って何だ?」のタイトルで同15日付で書かれた。各地の小売店で納豆の売り切れが相次いだことに「あれほど売れるなんて、我ながら驚いた」「凄(すご)い影響力だなあ。あるあるって」「ワタシは、この国の人たちの食行動について情報操作できるってことになる。怖い怖い。皆さん、ご安心を。そんなこと絶対しませんから」と記載していた。

 高瀬さんが社長を務めるコンサルタント会社は「誤解を与える文面で、刺激的な言葉を使ったことはおわびしたい。高瀬社長も同じ気持ちだ。事実関係がはっきりしない中で、社長が個人として取材に応じることはできない」としている。【「あるある」問題取材班】

 関西大社会学部の黒田勇教授(メディア文化論)の話 一般的に、作品を作っている人は、いろいろな形で社会に影響を与えたいと思っている。そんな思いがブログに表れたのではないか。もし、台本に行き過ぎたところがあったのだとしたら、編集権を持っている放送局がそれをチェックすべきだ。

 この高瀬真尚という人は、「あるある」を制作していた日本テレワークの孫請け制作会社ズノーの社長。立場上、この番組の内情を全て知っていた人だと考えられます。

 問題のブログは、Web魚拓で保存されていました。↓

「納豆騒動って何だ?」 2007/01/15 [Mon] 15:56

あれほど売れるなんて、我ながら驚いた。

今年一発目のあるあるは、「納豆で痩せる」というテーマだったんだけど、
日本中からある時期納豆が消えてしまった。

関西テレビには、「いつも納豆を食べてるのに、新参者に買い捲られて、買えな
いじゃないか・・どうしてくれんだよ!」的なクレームまで寄せられた。

凄い影響力だなあ。あるあるって。
と、新年早々改めて感じ入ってしまった。

ということは、ワタシは、この国の人たちの食行動について情報操作できるってことになる。
怖い怖い。
皆さん、ご安心を。そんなこと絶対しませんから。

国益だけを考えてきちんと番組作りしないと、
自分が間違ったら大変なことになっちゃう・・などとも思う。

でも逆に、この国の若い世代の間違った食生活を
上手く正すことができるのかもしれない、などとも思う。


およそ2000年も続く様々な養生術が、(中国には負けるけど)この国にはある。
根菜や、海草、野菜、魚、食べるだけで、身体を強くしてくれる素晴らしい恵みがある。

その点でいうなら、「納豆」の回は上手くいったのではないだろうか。
いまや、世界中で大ブームの納豆は、わが国が誇る伝統の健康食である。


ナットウキナーゼという独特な酵素や、ポリアミンという新陳代謝にからむ物質や、
もちろん、イソフラボンなんかも入っていて、素晴らしい食品だ。

痩せるだけでなく、ポリアミンの効果で、老化の防止にも一役買ってくれる。

こういう食品をもっともっと見直していくと、ストレス社会の改善にもつながり、
サイコな犯罪も減るのではないか、と真剣に思っている。

なので、今年は、こうした大和文化に根ざした「健康食」を若い世代に刺さるタッ
チで頑張ってみようかな。

そうすれば、もう少し皆なの顔色や表情が良くなるはず。

そして、今より、いい国になるはず!

つづく。

 問題とされている「ワタシは、この国の人たちの食行動について情報操作できるってことになる。 」という部分は、「実際に操作されていた」わけで、ここの部分だけをとって問題視する必要はないと思います。

 ただ、「この国の若い世代の間違った食生活を上手く正すことができるのかもしれない、などとも思う。」 のような発言には、「食生活を上手く正す」為には、「捏造もOK」という間違った正義感のようなものが、感じられます。

 この人個人の言葉尻を捉えて、一般化するのは無理があるかも知れませんが、①「自分たちには情報操作できる力がある」②「この力を使って、この国の間違った〇〇を正してやろう」というような意志を持って、番組製作を行っている製作者も多いのかもしれません。

 今回は、単なる「納豆騒動」に過ぎなかったわけですが、これは氷山の一角でしょう。納豆報道に振り回された人を笑っている人も、別の「情報操作」に引っ掛かっているかもしれません。

 というか、何を何処まで信じたらいいのか、私自身、さっぱり分からないというのが実情ですけどね。



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