2ちゃんねるより、↓
私が、日頃思っていることを見事に表現しています。
小泉信者=構造改革推進論者の巣窟である、運スレにも、
という言葉が載っているにも拘わらず、構造改革推進論者たちは、肝心のところを読み飛ばしているようですね。
アメリカが救世主だと勝手に信じて、媚米派による日本解体を積極的に応援するような連中は、「国家に真の友人はいない」、「我が国以外は全て仮想敵国である」という言葉をよく噛み締めるべきです。
リアリストというのは、上記のチャーチルのようにシビアな現実を受け止めることのできる人の事で、「アメリカについていけば大丈夫」とかいっている「自称リアリスト」は、「長いものには巻かれろ」という「妥協主義者」でしかありません。
軍事面で言うなら、「前の戦争のようにアメリカと中国が手を結べばどうなるか」とか、「アメリカが、以前のように、孤立主義に戻ったらどうなるか」といった事を懸念するようなこともなく、アメリカに全てを依存している現状を肯定し、ただただ、「現在の日米関係が、永遠に続く」事だけを確信しているような連中がリアリストを名乗るとは、笑止千万です。
いわゆる親米保守の期待とは、裏腹に、アメリカは東アジアから手を引こうとしているように私には見えますが・・・。
それはともかく。経済面においても、「国家に真の友人はいない」、「我が国以外は全て仮想敵国である」という事が理解できるリアリストなら、アメリカの要望を、「アメリカは、日本のためを思ってアドバイスしてくれているのだ」というような発想をするはずはありません。
アメリカの隠された本音を読み取ることが出来る人こそが、リアリストと呼ぶに相応しい人です。
私が思うに、アメリカは、日本を、「アメリカの為に金の卵を産むニワトリ」にしたいだけです。「上げ潮経済政策」というのも、「ニワトリ」から、余裕と豊かさを奪い、全てのパワーを「金の卵を産む」事に集中させる事にあります。そうして出来た「金の卵」がアメリカのものになるのは、言うまでもありません。
かつての戦時体制下においても、全てのパワーを「戦争遂行」の為に注ぎ込むことを為政者は国民に求めました。
そのときのスローガンが、「欲しがりません、勝つまでは」でした。前首相の、「痛みを伴う改革」というスローガンと、禁欲を国民に強いる姿勢はそっくりです。
なんか外資に変な期待してる香具師が時々いるが 南米インディオがピサロを見て伝承どおり救世主だと勝手に 信じて征服された歴史に似てる |
私が、日頃思っていることを見事に表現しています。
小泉信者=構造改革推進論者の巣窟である、運スレにも、
「国家に真の友人はいない」…………… キッシンジャー 「隣国を援助する国は滅びる」………… マキャべリ 「我が国以外は全て仮想敵国である」… チャーチル |
という言葉が載っているにも拘わらず、構造改革推進論者たちは、肝心のところを読み飛ばしているようですね。
アメリカが救世主だと勝手に信じて、媚米派による日本解体を積極的に応援するような連中は、「国家に真の友人はいない」、「我が国以外は全て仮想敵国である」という言葉をよく噛み締めるべきです。
リアリストというのは、上記のチャーチルのようにシビアな現実を受け止めることのできる人の事で、「アメリカについていけば大丈夫」とかいっている「自称リアリスト」は、「長いものには巻かれろ」という「妥協主義者」でしかありません。
軍事面で言うなら、「前の戦争のようにアメリカと中国が手を結べばどうなるか」とか、「アメリカが、以前のように、孤立主義に戻ったらどうなるか」といった事を懸念するようなこともなく、アメリカに全てを依存している現状を肯定し、ただただ、「現在の日米関係が、永遠に続く」事だけを確信しているような連中がリアリストを名乗るとは、笑止千万です。
いわゆる親米保守の期待とは、裏腹に、アメリカは東アジアから手を引こうとしているように私には見えますが・・・。
それはともかく。経済面においても、「国家に真の友人はいない」、「我が国以外は全て仮想敵国である」という事が理解できるリアリストなら、アメリカの要望を、「アメリカは、日本のためを思ってアドバイスしてくれているのだ」というような発想をするはずはありません。
アメリカの隠された本音を読み取ることが出来る人こそが、リアリストと呼ぶに相応しい人です。
私が思うに、アメリカは、日本を、「アメリカの為に金の卵を産むニワトリ」にしたいだけです。「上げ潮経済政策」というのも、「ニワトリ」から、余裕と豊かさを奪い、全てのパワーを「金の卵を産む」事に集中させる事にあります。そうして出来た「金の卵」がアメリカのものになるのは、言うまでもありません。
かつての戦時体制下においても、全てのパワーを「戦争遂行」の為に注ぎ込むことを為政者は国民に求めました。
そのときのスローガンが、「欲しがりません、勝つまでは」でした。前首相の、「痛みを伴う改革」というスローガンと、禁欲を国民に強いる姿勢はそっくりです。
これは、パーマストンのセリフだったように記憶していましたが・・・よく見ると違うので、キッシンジャーも発言していたのかな?
http://blog.goo.ne.jp/chiyakazuha/e/30968e224e40297f08f0ea4ec9612473
【名言】国家には永遠の友も永遠の敵もない。存在するのは永遠の国益だけである
>アメリカの隠された本音を読み取ることが出来る
>人こそが、リアリストと呼ぶに相応しい人です。
小林興起は、その点では珍しく良心のある政治家でしたね。
そのせいで郵政選挙で刺客を送り込まれてしまうのですが、その後の彼の醜聞めいたニュースが次々出てきた辺り、小泉サイド(世耕)が本当に小林を怖れていたことがわかります。
>いわゆる親米保守の期待とは、裏腹に、アメリカは
>東アジアから手を引こうとしているように私には
>見えますが・・・。
中国を押さえるには、核保有国としての朝鮮という非常に都合のいい存在がいますからね。世論もないし、法律も原子力開発に対する規制もない。これほど便利な駒がどこにあるのでしょうか。先の六カ国協議で、事実上アメリカが朝鮮の核保有を容認したのはそういう意味です。
この会議の結論通り、日本は朝鮮の武力維持のために、日朝国交正常化という名目でカネを出させられる役目を負うだけです。自立というものを捨てた愚かな国の末路であり、それを引き起こしたのは「戦う政治家」という触れ込みだった彼であるということは、バカ保守にもどうしてもわかってもらわなくてはいけません。
米国が日本のために何かするというのは、基本的に米国の国益に合致する場合のみです。これは米国に限った話ではなく、日本と仲良くしたいという国も一緒です。金持ちお人好しの日本と仲良くすることで自分達にメリットがあるから、仲良くしようとするだけです。
米国を含め、日本以外の国は、そんなにお人好しじゃありません。
例えば、日米同盟も、米国の立場で米国にメリットがあるから存在するわけで、日本のために締結しているわけではないんですよね。
日本側も、日米同盟を盾に拉致された国民を米軍に救出させるなど、「日本にとってメリットをある使い方」を考えるべきなのです。
米軍が日本人の為に命を張る訳ではなく、米軍が日本を防衛することが、「米国の国益に適うから」、彼らは命を張っているだけ。
米国の立場を考慮すれば、日本の為なんてことはあり得ない。
そこが分からないというか、知らないフリをしている人が多い様に思います。
ただ、一方で、米国に軍事力を依存しなければならない日本の現状があります。日本が米国の軍事力を利用しているとも言えますが、私は、もっと日本は厚かましくてもいいと思うんです。彼らは、こちらが主張しない限り、日本のために動く事はないですから。
米国を敵に回すのではなく、現時点の日本の弱さを補わせつつ、日本が自立した国にしなければなりません。
中国の膨張主義を押さえるのに、日本は格好の防波堤です。が、直近の資源が存在しない東アジアにおいて、米国が積極的に介入するメリットは、中東ほどにはありません。尖閣諸島のガス田などで、日本の価値を上げることもできるのに・・・。
日本人は、外国との付き合い方については、もっとドライに考えなければならないと思います。
本題に入る前にろろさんも言われていましたが、私も小林興毅氏を応援しています。今思えば一昨年の郵政選挙騒動の際、最初に米国の年次改革要望書の存在を公表した政治家(ひょっとしたら城内実氏かもしれませんが)でしょう。それが故に米国やその息のかかった勢力(主に官邸)の怒りを買ってしまい、選挙では小池百合子という強力な「視角」を送られて落選してしまったばかりか、その後も週刊誌で意図的なスキャンダルを流されるなどの憂き目にあってしまいました。それでも我が国を市場原理主義的競争社会の毒牙から守ろうとする小林先生を、私は応援しています。
さて日米同盟ですが、私はこれについて考える時、戦前の日英同盟の事を考えてしまいます。日英同盟は当時は文字通り奇跡と呼ぶにふさわしいものでした。七つの海を支配し、世界最強の海軍を有する日の沈まぬ大英帝国が、極東のぱっと出たばかりの小国・日本と同盟を結んだのですから。ちなみに渡辺昇一氏や媚米派の岡崎久彦などは日英同盟期の日本の繁栄を賞賛して「だから日米同盟は大事だ」とか言っていましたが…。それはともかく、日英同盟がなぜ破棄されたのかですが、いろいろと理由はあります。第一次大戦時に英国が苦戦しているのに日本が欧州へ陸軍部隊を派遣しなかった、米国が仮想的である日本を英国から引き離すために使えない日英同盟を解消させるよう働きかけた、またロシアを打ち破った日本に対する嫌悪と警戒心、いわゆる「黄禍論」が流行した…。しかし根本的には、英国が日英同盟をもはや必要と思わなくなったというのがあるのではないでしょうか。元々英国は日本をロシアの脅威から守るためではなく、当時最大のライバルだったロシアを牽制するために日本と同盟を結んだので、そのロシアが弱体化してしまえば同盟を無理してまで維持する必要はありませんでした。加えて、日本と英国は地理的に距離がありすぎて当時では有事の際にカバーし切れなかったという事もあるでしょう。
長々と書いてしまいましたが、要は現在の日米同盟もかつての日英同盟のように米国の国益、すなわち世界戦略の一環として維持されているのです。だから集団的自衛権の行使を認めさせて自衛隊を「米軍日本部隊」として米軍の一部に組み込もうとしたりしているのでしょう。さらに在韓米軍が規模縮小そして撤退となりつつあるのと同様に「日米同盟はもう必要がない」と米国が判断してしまえば在日米軍も同じようになりかねません。
真司さんも同じではないかと思いますが、私は日米同盟は可能な限り維持し続けていくべきだと思います。しかしそれに100%依存してしまうのではなく、あくまで我が国が自力で国防できる上での延長として、国益の一環としての「道具」として捉えるべきでしょう。
「米国が日本を見限る」「最悪の場合支那と一緒になって日本と敵対する」などというマイナスのシナリオを想像できない媚米派の論客やブロガーは百害あって一利なしの存在です。出来れば無用な発言は慎んでもらいたいものです。
>>アメリカの隠された本音を読み取ることが出来る
>>人こそが、リアリストと呼ぶに相応しい人です。
> 小林興起は、その点では珍しく良心のある政治家でしたね。
> そのせいで郵政選挙で刺客を送り込まれてしまうのですが、その後の彼の醜聞めいたニュースが次々出てきた辺り、小泉サイド(世耕)が本当に小林を怖れていたことがわかります。
この人は、胡散臭い人物だというイメージをテレビが作り出していたような気がします。
>>いわゆる親米保守の期待とは、裏腹に、アメリカは
>>東アジアから手を引こうとしているように私には
>>見えますが・・・。
> 中国を押さえるには、核保有国としての朝鮮という非常に都合のいい存在がいますからね。世論もないし、法律も原子力開発に対する規制もない。これほど便利な駒がどこにあるのでしょうか。先の六カ国協議で、事実上アメリカが朝鮮の核保有を容認したのはそういう意味です。
北朝鮮を潰すよりは手なずけて、中国や日本に対する押さえにしようというようなこともアメリカは考えているのでしょう。
> 自立というものを捨てた愚かな国の末路であり、それを引き起こしたのは「戦う政治家」という触れ込みだった彼であるということは、バカ保守にもどうしてもわかってもらわなくてはいけません。
「外交を喧嘩にした男」のような礼賛本を出した読売新聞の阿諛追従振りも許せませんね。
右派メディアは小泉礼賛一辺倒でした。
こうしたマスコミを一方的に信じたのがバカ保守です。
彼らは、小泉礼賛記事という撒き餌に、次から次へと「だぼはぜ」のように釣られていましたっけ。
>米軍が日本人の為に命を張る訳ではなく、米軍が日本を防衛することが、「米国の国益に適うから」、彼らは命を張っているだけ。
>米国の立場を考慮すれば、日本の為なんてことはあり得ない。
>そこが分からないというか、知らないフリをしている人が多い様に思います。
アメリカは何処までも日本の為に尽くしてくれるだろうという幻想から醒めようとしないのが、媚米の人達なのでしょう。
アメリカとしても、過大な幻想を抱かれては、困ると言う面もあるでしょう。
>ただ、一方で、米国に軍事力を依存しなければならない日本の現状があります。日本が米国の軍事力を利用しているとも言えますが、私は、もっと日本は厚かましくてもいいと思うんです。彼らは、こちらが主張しない限り、日本のために動く事はないですから。
>米国を敵に回すのではなく、現時点の日本の弱さを補わせつつ、日本が自立した国にしなければなりません。
そうですね。
他国に振り回されるばかりでは碌なことにはなりません。
たまには、他国を困らせるようなことも、必要でしょう。
>日本人は、外国との付き合い方については、もっとドライに考えなければならないと思います。
そうですね。
幻想から醒めて、ドライに考えなければ、道を誤ります。
>それでも我が国を市場原理主義的競争社会の毒牙から守ろうとする小林先生を、私は応援しています。
郵政では、賛成に回ったほうが得なのに、あえて反対した人たちは、立派です。
>それはともかく、日英同盟がなぜ破棄されたのかですが、いろいろと理由はあります。
>しかし根本的には、英国が日英同盟をもはや必要と思わなくなったというのがあるのではないでしょうか。
>元々英国は日本をロシアの脅威から守るためではなく、当時最大のライバルだったロシアを牽制するために日本と同盟を結んだので、そのロシアが弱体化してしまえば同盟を無理してまで維持する必要はありませんでした。
同感です。
イギリスから見て、ロシアの膨張政策を食い止める「サザエのフタ」が日本だったという事です。
同盟というものは、共通の仮想敵国があってこそのもので、ロシアが弱体化した時点で、同盟の意義はなくなってしまったのです。
日米安保もソ連と言う共通の仮想敵国がなくなった時点で、意義がなくなってしまっています。
>要は現在の日米同盟もかつての日英同盟のように米国の国益、すなわち世界戦略の一環として維持されているのです。
>だから集団的自衛権の行使を認めさせて自衛隊を「米軍日本部隊」として米軍の一部に組み込もうとしたりしているのでしょう。
アメリカは、日本の防衛よりも、米軍の下請け化として、日米安保を利用しようとしているのでしょう。
>私は日米同盟は可能な限り維持し続けていくべきだと思います。しかしそれに100%依存してしまうのではなく、あくまで我が国が自力で国防できる上での延長として、国益の一環としての「道具」として捉えるべきでしょう。
>「米国が日本を見限る」「最悪の場合支那と一緒になって日本と敵対する」などというマイナスのシナリオを想像できない媚米派の論客やブロガーは百害あって一利なしの存在です。出来れば無用な発言は慎んでもらいたいものです。
日米安保がなくなった後のことまで考えて、日米安保を維持していくべきでしょうね。
今から、自立度を高めていかないと、日米安保がなくなったと同時に日本滅亡となりかねません。
日英同盟は、日本を敵視するアメリカが、イギリスに破棄を迫ったという歴史があります。
日米安保も、日本を敵視する中国が、アメリカに破棄を迫るというようなこともあるかもしれません。
>必要と思わなくなったというのがあるのでは
>ないでしょうか。
いや、日、英双方とも反対派はいましたが、同盟継続の方向でいました。1905年の守備範囲に「インド洋」が入っているのは、ロシアと全く関係ないこの海域を、日英が共同管理しようとしていたことの現れです。
これが反故になった最大の原因は「アメリカの横やり」です。オレンジ計画を実行するのに、イギリスが邪魔だったからです。また、日本が一等国になったと勘違いして、国際連盟で人種差別撤廃を訴えたり(イギリスへの非難と受け取られた)、独力でインド洋までのシーレーンを維持できると勘違いしたのも、これを後押ししてしまいました。
小林興起氏を応援してくれている人が他にもいるのは心強いです。田中康夫のもとを去って、国民新党に来てくれたのは心強いですね。
> いや、日、英双方とも反対派はいましたが、同盟継続の方向でいました。1905年の守備範囲に「インド洋」が入っているのは、ロシアと全く関係ないこの海域を、日英が共同管理しようとしていたことの現れです。
日英同盟の廃止に関しては、いろいろな側面があると思います。
蒼龍さんのおっしゃる「根本的には、英国が日英同盟をもはや必要と思わなくなったというのがあるのではないでしょうか。」にも一理あります。
新しいエントリーで、これに関する考察をまとめましたので、ご覧ください。↓
http://blog.goo.ne.jp/sinji_ss/e/fc735b1d1728ebb6fb8a1bdc6af43c8d