いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

負けず嫌いというエネルギー

2005年05月30日 | 考える
私は負けず嫌いです。

これまでの人生のかなりの部分を「負けてたまるか!」
という気持ちで生きてきたような気がします。

だけれども、いつしか「負けたくない」という気持ちでは
がんばれない自分を認めざるを得ませんでした。

それはなぜかというと、周囲を見渡しても、
自分の劣っているところが多すぎて、
もはや「自分が劣っていない」ということを証明し続けることが
不可能になってきたからです。

これまでの人生を振り返るに、
人に劣っていないところを探すのは難しく、
当たり前のことながら、すべてのことがそこそこのレベルか
もしくはそれよりも下ということだらけです。

自分自身は特別ではないだろうかという、
傲慢な根拠のない勘違いはやはり現実という壁の前に
もろくも崩れ去り、今まで認めたくはなかった、
「大衆の中の一人」という自分に気づかされます。

飛ぶ鳥と同じく、いつも羽ばたいていなければ、
あっというまにステージから転げ落ちます。

過去の積み重ねが未来を創ります。
そこには地味な努力の積み重ねだけがあり、
目標に向かって一歩一歩歩いていくしかないのでしょう。

「人と比較して、負けないように」という考えから、
「自分がどうなりたいのか」ということを考えて、
わからないながらも進んでいくしかないのでしょう。
コメント (2)
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