日記帳

簡単HPが閉鎖されたので、こちらに乗り換えます!

Book Review No.265「危ないお医者さん」

2009-03-27 | 読書
富家孝 著(ソフトバンク新書)
<評価>
感動度:☆☆
知識度:☆☆☆☆☆
娯楽度:☆☆☆
難易度:☆☆

医療問題について書かれた著作は数あれど、内部事情をよく知る人が書いたものは意外と少ないのでは?
そんな中、本書は元々医師だった著者が書いているだけに臨場感が溢れ、よりリアルティが感じられた。
「なるほどね。」と頷くような箇所も多かったが、後半の付け届けの話やメディカルツーリズムの話は、「本当に?」と首を傾げたくなるような箇所もちらほら・・・。
でも、医師が言うんだから事実なんだろうな。
「読むと役に立つ」というより「読んでいるとますます不安になる」という感も否めず。