日記帳

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激動の一年終わる

2009-12-31 | 日々つれづれ
激動の一年が慌しく終わろうとしています。

今年は異動と妻の出産が重なって、公私共に激動の一年。
もっとも、「激動度」から言うと「私」のほうがはるかに上ですけどね。

年末年始の休みも、ひたすら子守りで過ぎていってます。
たまには妻を休ませようと毎日一人で抱っこしているため、左腕が痛い痛い・・・。
まあ、これも幸せな痛みですけどね。

それにしても、今年一年は早かった!
来年はどんな年になるんでしょうか?

フィギュアスケート

2009-12-29 | 日々つれづれ
妻が好きなもので最近はフィギュアスケートを見る機会が結構多いのですが、昨日の全日本選手権もしっかり観ました。

真央ちゃん、今年はずっと不調だったけど、最後に調子が出てきて良かったですね。
何だかんだ言ってもキム・ヨナに勝てるのは真央ちゃんしかいないと思うので・・・。

そして、もう一人の代表には中野友加里選手を応援していたのですが、残念でした。
4年前は選考会の順位では安藤選手を上回っていたのに実績重視で選ばれず、今回は実績では鈴木選手を上回っていたのに選考重視で選ばれず・・・。
ここ4年間の中では今年が一番調子を落としていたようで、オリンピックというのはつくづくタイミングも含めて難しいものだと思います。

あと、個人的に印象に残ったのが、最終滑走の村上佳菜子選手。
1994年生まれ(!)の15歳で、笑顔がとてもチャーミングでスター性を感じる雰囲気。
年齢が倍近い村主選手を上回って5位に食い込み、将来がとても楽しみな感じがしました。


Book Review No.296「さまよう刃」

2009-12-26 | 読書
東野圭吾 著(角川文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆☆☆
知識度:☆☆
娯楽度:☆☆
難易度:☆☆

「犯罪後」、「未成年」等の著者の同様のテーマの作品としては「手紙」があるが、こちらは被害者の視点から描いた作品。
巧妙に折り込まれたストーリーで、最初から最後まで一気に読まずにはいられない迫力とスピード感がある。
そして、極めて小説的でなく現実的な結末とその裏の意外などんでん返し。
読み終わって改めて振り返ってみると、加害者の少年達を除く登場人物の一人一人が悩み考え、そのフィルターを通して作者の問題提起が浮かび上がってくる感がある。

作者が厳格に中立の立場から描いているだけに、より考えさせられる部分が多い作品だ。
とは言え、多くの人が主人公に肩入れしながら読むのは間違いなかろうが・・・特に人の親なればなおさらだ。

蛇足ながら、この作品、映画化するにふさわしいんじゃないか・・・主役は寺尾聰あたりで・・・と思っていたら、本当に映画化されたらしい。
寺尾さんなら原作の雰囲気を損なわずに演じただろうなあ。

クリスマスの男の見栄

2009-12-24 | 日々つれづれ
今日は、クリスマス・イブでしたね。
火曜日で大きな仕事が一区切りついたこともあって、今日は一日有休を取りました。
・・・と言っても昼は牛丼、夜はキムチ鍋というおよそクリスマス色のないメニューをこなし、一日子守をしていただけですが・・・。
まあ、0歳児がいる家庭なんて、どこもそんなものでしょう。

昔はクリスマスに予定がないとブルーになっていたなあ・・・。

20代のとき、クリスマスに一緒に過ごす相手がいなかった年って一度しかないんですが、そのときのことだけよく覚えてます。(笑)
相手いるときは気持ちにもゆとりがあって、別に24日・25日という日程にこだわらないんですよね。
意外と特別なことしなかったような気もするし・・・。

鮮明に覚えているのは、その唯一相手のいなかった22歳のクリスマスイブ。
確か間の悪いことに土曜日がイブで、何の予定もなく、朝からずっと家に居て親からも「あー、この子は何にも予定がないのね・・・。」みたいな哀れみの視線で見られているような気がして、一日ぶすっとして過ごしていた記憶があります。
今考えれば何を勝手にひがんでいたんだか・・・という感じですが・・・。

みなさん、どんなイブをお過ごしだったでしょうか?

間合い

2009-12-23 | 日々つれづれ
今年の年末年始は、家族全体としては帰省しないことに決定。

うちの実家は大して遠いとはいえない距離ではありますが、まだ一度も電車に乗ったことのない息子をインフルエンザが蔓延する中40分近くも乗せるのはちょっとリスクがあるということで・・・。
それでも、実家が万全の体制を整えてくれるというのであれば考えますが、母曰く
「それは無理だから、無理して帰ってこなくていい。」
とのこと。
今年は元旦あたりに私が一人でちらっと顔を出す程度にしようと思います。

子供が生まれて早5か月。
この間、出産直後を含めて義実家には数え切れないほど帰っていますが、実家には全く行かず。
義両親は一週間以上会わなかったことはないと思いますが、実家は一番会っている母でも4回だけ。
義両親には病院の通院での車出しやら、帰省時根寝かしつけ・お風呂等の補助やら生活の根本を覆すぐらいの協力をいただいているのに、実両親はお客として何度か来てもらっているだけ。

どっちのほうがいいのかというのは難しいところだと思いますが、この不均衡ぶりは少々悩みのタネではあります。
まあ、あんまり気にしなくていいのかもしれないけど・・・。

父親の実家と母親の実家との間合いという点では、私の場合は父親側の祖父母と同居していたものの、母が一人娘の上にしばらくしてから母方の祖父母も近くに引っ越してきたということもあって、ほぼ等間隔だったような気がします。
私にとっては、父方の祖父母も母方の祖父母も同じように身近な存在で、どちらのほうが近いということはなかったという印象。
このままいくと、息子の場合は双方のおじいちゃん・おばあちゃんの距離にかなり差が出てしまうな・・・という感じがします。

もう少し大きくなれば気軽に実家に行けるようになる・・・と言えそうな気もしますが、実際に子連れで実家まで行くのはかなりの負担になりそうな感じ。
その場になってみると、日々の生活に追われてなかなか実家にまで足が伸びないというのは十分に考えられるところ。
物心ついてきたら、意識的に自分の実家にも顔を向けるようにしないとな・・・。

Book Review No.295「真鶴」

2009-12-18 | 日々つれづれ
川上弘美 著(文春文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆
知識度:☆
娯楽度:☆☆
難易度:☆☆☆☆

著者の作品を読むのは初めてだったが、非常に独特の文体・世界観に飲み込まれるような感があった。
非現実的な描写でありながら、妙に生々しく危うい雰囲気。

「京(けい)」「百(もも)」「礼(れい)」「青茲(せいじ)」と、登場人物の名前が印象的だった。
また、平仮名や句読点の使い方なども非常に独特で、不思議な印象を残す。

久々に「文学らしいものを読んだ」という気にさせてくれた。


Book Review No.294「びっくり先進国ドイツ」

2009-12-11 | 読書
熊谷 徹 著(新潮文庫)
<評価>
感動度:☆☆
知識度:☆☆☆☆☆
娯楽度:☆☆☆☆
難易度:☆☆☆

私がミュンヘンを訪れたのが4年前。
この本が書かれたのが5年前だからタイミング的にはちょうどよく、「行く前に読んどけば良かったな~。」と悔やまれる一冊。
ドイツ(ミュンヘンのみ)は、6泊8日のラスト2日しかいなかったので、正直なところさほど印象に強く残らなかったのだが、本作を読んで「そういえば・・・」と思うところや、「そうだったのか!」と思わされるところが多々あり、非常に興味深かった。

16年にもわたってドイツで暮らす著者の目線は、時に厳しく時に温かい。
軽いタッチで読みやすいが、ドイツという国を理解するのに非常によい教科書的な一冊だと思う。

どう考えても異常

2009-12-11 | 思うこと
民主党の「小沢軍団」の訪中。

新人議員たちがズラっと並んで順番に胡国家主席と握手するシーンがテレビで放映されてますが、あれはどう見ても異常でしょう。
何でテレビのコメンテーターはあれ見て何も言わんかね?
そもそも600人という大編隊で向かう意味が全く分からないというのに・・・。


普通預金脱却計画

2009-12-01 | 日々つれづれ
我が家の資産、独身時代から続けている財形を除くと大半が普通預金です。
今まではそれでも良かったのですが、子供も産まれたことだしちゃんと資産運用していかないと・・・と思ったのが数か月前。

とは言え、色々調べてみた結果、やっぱり株取引とかやってる暇はなさそうですね・・・。
やっぱり、あんまりリスクがあるのはちょっと・・・。

ということで、当面は元本保証された銀行の定期預金に着実に貯金することにしました。

定期預金とは言え、結構いろんな選択肢があって銀行によって金利が違うんですよね。
我が家のメインバンクの大手銀行の1年定期の金利はわずか0.09%ですが、ネット銀行のキャンペーンでは0.8%というのもあり、聞いたこともないような銀行では1.2%というのもありました。
一応「銀行」でありさえすれば1,000万円までは保護されるはずだから、1年ごとに高い金利の銀行を渡り歩いていれば意外と金利が稼げるのでは?

定期預金であれば株と違って一度預けてしまえば後はほっとけばいいので、最初だけきちんと調べていろいろ分けてみようかと思ってます。

あと、今気になっているのは外貨預金
今はどう考えても長期的に見れば円高ドル安でしょう。
(他の通貨に対しては必ずしもそうとは言えないものがありますが・・・。)
今の米ドルは日本以上に低金利なので、為替手数料を考えると円安に振れてくれないと損をしてしまいますが、この先ずっと今の水準以下っていうのはちょっと考えにくいしな・・・。

ただ、外貨預金の場合、せっかく外貨で預金しても結局引き出すのは日本円なので、往復手数料がかかるというのがいかにももったいない感じがします。
外貨でそのまま引き出すことができれば、「将来この国に行く!」と決めておけば為替リスクがあっても飲めるんですけどね。
例えば、当面ヨーロッパには行けないけど将来は行きたいので、ユーロなんか10年定期にしてもいいぐらい。

色々調べたらシティバンクだけが米ドルのまま海外で引き出せるという外貨預金をやってるみたいですが、ドルだけというのが惜しい。

減るとは言え、もうすぐボーナス、そして給料日。
年内には一応資金の移動を完了させようと思ってます。

Book Review No.293「月下の恋人」

2009-12-01 | 読書
浅田次郎 著(光文社文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆
知識度:☆☆☆
娯楽度:☆☆☆☆
難易度:☆☆☆

わりと「不思議系」の話が多い浅田次郎の短編集。
やはり、表題作が一番思い入れがあるのか、表現振りからも作者の力の入れ具合が伝わってくる。
他の作品もいつもの「浅田節」っぽい話もあれば、純文学のような語り口のものもあり、作者の作風の多彩さが分かる。
・・・が、ちょっと技巧に走りすぎかなあ?
同じ浅田短編集と比較すると「鉄道員」ほどの感動はなかった。