中島京子 著(集英社文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆☆
知識度:☆☆
娯楽度:☆☆☆☆☆
難易度:☆
私の昔から好きな大家族モノ。
ストーリー展開自体はありきたりのもので、コメディタッチの文体は安心して読めるという感じ。
しかし、「平成」の家族の特徴は、やはり「家長」的存在の一家の主の立場が弱いというか軽いこと。
数々の問題が登場するが、その中で主人公たる当主の龍太郎氏はほとんど重要な役割を示さず、大団円への経緯すらほとんど気付きもしない。
この当主の存在感の軽さが当世の家族模様の特徴なのかな・・・と思わされる。
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娯楽度:☆☆☆☆☆
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ストーリー展開自体はありきたりのもので、コメディタッチの文体は安心して読めるという感じ。
しかし、「平成」の家族の特徴は、やはり「家長」的存在の一家の主の立場が弱いというか軽いこと。
数々の問題が登場するが、その中で主人公たる当主の龍太郎氏はほとんど重要な役割を示さず、大団円への経緯すらほとんど気付きもしない。
この当主の存在感の軽さが当世の家族模様の特徴なのかな・・・と思わされる。