日記帳

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良かった良かった

2008-12-28 | 日々つれづれ
10月の妻の入院に対する医療保険の給付金がようやく支払われました。
思っていたよりはるかに高額・・・というか、実際にかかった入院費用よりもはるかに高い額!!

いやー、ホントに保険に入っといて良かったなー。
契約したのが9月で、その月の末に病気が分かって、翌10月にはもう入院していたという詐欺みたいなタイミングが素晴らし過ぎ。

いろいろ資料を持ってきた保険のおばちゃんに対して「いやー、別に大して急いでないんですけど・・・。」とか邪険な対応をして本当にすみません。
もう半月遅れていたらそもそも保険に入れませんでした。

前にも書きましたが、本当に備えあれば憂いなし。
保険には絶対入っておくことをお勧めします。


メリークリスマス

2008-12-23 | 日々つれづれ
明日がイブであさってがクリスマス・・・ですが、今年はクリスマスパーティーをするなら祝日の今日という人が多いのではないでしょうか?
年の瀬の平日は何かと忙しいしね。

我が家はあちこちでそれらしいものを買ってきて、それらしく二人でゆっくりしてました。
どこ行っても混んでるし、高いしなのでここ数年はすっかり自宅クリスマスが定番です。

Book Review No.253「海と毒薬」

2008-12-20 | 読書
遠藤周作 著(新潮文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆☆
知識度:☆☆☆☆
娯楽度:☆
難易度:☆☆☆


非常に考えさせられることの多い遠藤周作の初期の作品。
考えさせられることが多すぎて、うかつに感想を書けない感がある。
九州大で実際に起きた戦時中の米軍捕虜生体解剖事件を元に書かれた小説・・・というよりは、告発的なノン・フィクションに近いといいうべきか・・・。

クリスチャンである遠藤周作は、明確な「神」を持たない日本人の深層意識をあぶりだすという言う意味で本作を著したという話だが、昨今の世情を見るにそれに対して声を大にして反対しきれないというところがある。
もっとも、「キリスト教徒ならこんなことは有り得ない。」ということにはならないと思うが。

作中の登場人物の一人一人が実に普通の人物であり、それでありながら異常な事件に手を下し、誰も止められない。
「もし自分が登場人物中の誰かだったらどうするか・・・」と考えずにはいられない。

東京駅発のブルトレ全廃へ

2008-12-20 | 旅行
東京駅発のブルトレ全廃へ

とうとう来ましたか。
時間の問題だとは思っていたけど。

こういう話題に郷愁を感じるのって男だけなんだろうなあ。
女性で「夜行列車が好き」っていう話を聞いたことがありません。
まあ、男性でも一部の旅行好きだけだと思うけど・・・。

そうである以上、コスト面、待遇面又は時間面の何かで他の交通手段より勝っている点がなければ当然需要は喚起されませんよね。
「夜汽車には旅情が・・・」などと言ってる私のようなごくたまーに乗る一部のマニアなんて売り上げには全然貢献しません。
廃止は、いわば当然の市場原理であるわけで。

思い起こせば、私が最後に東京駅発のブルートレインに乗ったのは、高校2年の夏に小倉まで。
もう今から14年も前の話ですが、当時ですら夏休み真っ盛りの時季であるにもかかわらず、車内はガラガラ。
「こりゃあ、早晩廃止だな・・・。」
と思ったものですが、それにしてはもったほうだと言えるかもしれません。
当時から既に「動くホテル」と言われた面影はなく、車両は老朽化が目立ってましたしね。

それでも、その3年前、中学2年で初めてブルートレインに乗ったときは、それなりに感動がありましたよ。
まだ食堂車もあったし、この頃は結構乗客も居たような気がします。

今となっては、
車両は老朽化して古い
料金は新幹線と同額又はちょっと高い
時間は凄くかかる

の三重苦で、どう考えても選ばれない・・・。

北海道行きの豪華寝台特急「カシオペア」はいまだに人気があるようで、居住性で付加価値をつければ需要はあるんだと思うんですけどね。
もうJRもあえてリニューアルする気はないっていうことのようです。

巨額の資金を使って新幹線を延伸するよりは、ちょっとの予算で寝台車をリニューアルすればいいのに。

寂しいねえ。

風のガーデン

2008-12-18 | 日々つれづれ
フジテレビのドラマ「風のガーデン」が本日最終回でした。

以前見ていた「優しい時間」を彷彿とさせる倉本作品ということで久々に初回から観ていたのですが、だんだんと22時前に帰れることが少なくなり、一回ビデオを取り忘れた後は一度も観ずに、第5話以来久々に観たのが今日の最終回・・・。

4話分も飛ばしていたのに、全然違和感なく入れる予想どおりの静かな最終回。
最近は全然ドラマは観てないけど、こんなに淡々と静かに終わって行くドラマも珍しいんじゃないでしょうか?
「優しい時間」は冬中心でしたが、「風のガーデン」は春を中心とした富良野の素晴らしい映像美の数々。
テレビで見るのがもったいないぐらいでした。

そして、死に行く息子を見送る父親役の緒形拳さん。
最終回を撮り終えて幾月も経ずに亡くなられたのは周知のとおりですが、いったいどういう気持ちでこの役を演じていたのでしょうか・・・。

中井貴一もどう見ても死にそうには見えない血色の良さでしたが、最期の場面はさすがでしたね。

平原綾香もなかなか良かった。
普通歌手の役は微妙にしらけたりするもんですが、ホンモノの歌手だから歌が素晴らしいのは当たり前。
主題歌も絶対カラオケじゃはやらなそうな難しい曲だったし・・・。

今年は、「篤姫」と「風のガーデン」と、飛び飛びながらも二つもドラマを見てしまった!
たまにはいいですね。
時間さえあれば・・・。

そうそう!

2008-12-18 | 日々つれづれ
勤務中の喫煙は二本まで 県が制限

おおー、素晴らしい!
これ、我が社も見習って欲しいですな。
だいたい喫煙者だけ実質的に休憩時間がやらたと長くなるってのは、どう考えてもおかしいでしょ!?
うちはみんな夜中まで居るのが基本だから、タバコタイムを通算すればへたすると一人一時間ぐらいになってるんじゃあ・・・?

今週もスケート

2008-12-15 | 日々つれづれ
土曜日はまたスケートをしっかり観ました。
最近、妻の影響ですっかりスケートづいてます。

真央ちゃん、素晴らしかったですね。
番組の瞬間最大視聴率は48%だったとか。
競合する魅力的な番組がなかったとはいえ(日曜日だったら「篤姫」最終回があったけど、どうだっただろう?)、これは凄い数字です。

彼女の技術もそうですが、精神力がまた素晴らしいの一言。
キム・ヨナが地元開催のプレッシャーでミスを重ねたのに対し、完全アウェーの環境の中で、徹底して攻めの演技構成で一つミスがあったもののそれ以外はほぼ完璧な出来。
多分、パーフェクトに演じきれば互角なんでしょうが、昨年の世界選手権といい今回といい、真央ちゃんのほうが「大舞台で力を出し切る」という精神力の強さでやや上回っている感じがします。

あと、コンディション作りに関しても。
真央ちゃんがケガとかっていう話もあんまり聞かないですしね。
キム・ヨナは今回も風邪気味だったとか言ってるし、昨年もよく故障していた気がするし。

バンクーバー五輪まであと1年数か月ですか。
それまでこの二人の二強時代が続くのかなあ?
地元なだけに今回4位だったカナダの選手なんかも無視できないかもしれないですね。

・・・それにしても、真央ちゃんとキム・ヨナしか出ていないかのようなあの番組構成はいかがなものか?
今回は下から1,2に名を連ねてしまったとはいえ、中野さんも安藤さんも出場していたのに・・・。

個人的には中野さんは結構好きなんですけど。
一番地味だけど、一番地道に頑張っている気がするし。
多分、ちょっと時代がずれてたら日本の顔的な選手になってたんじゃないでしょうか。
たまに衣装が安っぽい気がするけど、多分本人のせいじゃないしね。

Book Review No.252「余命」

2008-12-12 | 読書
谷村志穂 著(新潮文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆☆☆
知識度:☆☆☆☆
娯楽度:☆☆
難易度:☆☆


谷村志穂といえば「海猫」が何と言っても有名になったが、本作も来春映画化されるとのこと。

妊娠と癌の再発が同時に判明するという悲壮感あふれる始まりだが、決してお涙頂戴的な展開ではなく、かといって夢物語でもない。
読み手としては、自然に自分が主人公だったら・・・夫だったら・・・という思いを胸にしながら読んでいくことになるだろう。

北国が舞台だった「海猫」とは対照的に、今回は奄美大島出身の女医が主人公。
随所に奄美の自然と人情の素晴らしさが描かれ、重くなりがちなストーリーに温かさを加えている。

悲しい結末ではあるが、静かな感動が心地良い読後感を与えてくれる。

Book Review No.251「北緯四十三度の神話」

2008-12-10 | 読書
浅倉卓弥 著(文春文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆☆
知識度:☆☆
娯楽度:☆☆☆
難易度:☆☆

新進のミステリー作家による文庫最新作。
作者は元々ミステリーでデビューしたらしいが、この作品はミステリー性はゼロ。
・・・というより、最初から最後まで大きな事件がほとんど起きず、事件らしいのは主人公の姉妹が回想する過去のシーンぐらい。
ただ、それでいて一気に読ませるのが作者の力量かな?
女二人の姉妹ってこういうものかと思わせられた。

作者は男性なのに、主要な登場人物はほとんど女性。
何でこんなに女性心理に通じた小説が書けるのだろう?

あっと驚くような意外性はないが、さわやかな読後感に浸れる一冊。

Kiroro

2008-12-09 | 日々つれづれ
風呂から出て何気なくテレビを付けたらKiroroが出てた!
まだ活動していたんだね~。

「長い間」、「未来へ」、「Best Friend」あたりはかなり好きでCDも買いました。
一作目はアルバムも買ったっけな?
清涼感ある歌声と、シンプルな歌詞が実に私好みの楽曲です。

しかし、「長い間」発売から既に10年になるのか。
月日が経つのは早いですね。
いつの間にか二人ともお母さんだし。

かつては金城さんのほうは不思議キャラで売っていた気がしますが、お母さんになってすっかりまともなことしか話さなくなってました。
母親になって落ち着いたのか、元々実はこういう人だったのか・・・。

久々に聴くと本当に名曲ですね。
「長い間」