司馬遼太郎 著(朝日文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆
知識度:☆☆☆☆☆
娯楽度:☆☆☆
難易度:☆☆☆
司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズの第三十五作。
昨年、台湾に行ったときも「台湾紀行」を読んだが、旅行に行く前に読むのにはちょうど良いシリーズだ。
街を歩いた紀行文というよりも、歴史小説家の著者らしい視点で描かれた当該国の歴史入門書的な要素が強く、非常に勉強になる。
小さいながらも自ら国土を干拓してつくり、やがて一時期は世界を制したオランダ。
商業至上主義の下、徹底的に合流主義を貫くその特徴的な国民性。
オランダというと「何でもあり」的なイメージが強いが、その背後にあるものがよく理解できた。
<評価>
感動度:☆☆☆
知識度:☆☆☆☆☆
娯楽度:☆☆☆
難易度:☆☆☆
司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズの第三十五作。
昨年、台湾に行ったときも「台湾紀行」を読んだが、旅行に行く前に読むのにはちょうど良いシリーズだ。
街を歩いた紀行文というよりも、歴史小説家の著者らしい視点で描かれた当該国の歴史入門書的な要素が強く、非常に勉強になる。
小さいながらも自ら国土を干拓してつくり、やがて一時期は世界を制したオランダ。
商業至上主義の下、徹底的に合流主義を貫くその特徴的な国民性。
オランダというと「何でもあり」的なイメージが強いが、その背後にあるものがよく理解できた。