日記帳

簡単HPが閉鎖されたので、こちらに乗り換えます!

思い出に想いを馳せることで御冥福を祈る言葉に代えさせていただきます。

2009-10-31 | 日々つれづれ
夜の22時過ぎ、地元の友人から久々の電話。
何事かと思ったら、
「小学校時代のクラスメイトが亡くなった。」とのこと。

私「で、誰が?」
友人「○○君。」
私「・・・名前は覚えてるけど、いつ同じクラスだったっけ?」
友人「5・6年。俺もさっき卒業アルバムで確認した。中学でも一緒だったはずだよ。」
私「・・・そうだっけ?」

さすがに小学校時代のクラスメイトとなると、記憶もおぼろげ。
確かに名前は聞いたことがあるが、顔はうろ覚え。

私「で、何で?」
友人「何でも吐瀉物が喉につまったとか。」
私「(酔っ払ってってことはないよな・・・。)何でまた?」
友人「そこまでは知らん。」
私「まあ、お気の毒なことだよな。」
友人「まあ、取り合えずそう言っとくしかないよな。で、最近元気?」

と言う感じで話題は互いの近況報告に。
彼は付き合いのあった友人に取り合えず連絡先の分かる人に伝えるように言われたとかで、何人かに連絡したらしい。

そして、最終的に我々の対応としては、タイトルのとおりという結論に落ち着き、
「まあ、お互い長生きしような。」
ということで電話を切った。

・・・正直、お気の毒だとは思うけど、あまりにも遠い記憶過ぎて何とも他人事のような・・・冷たい気がするけど・・・。

しかし、「吐瀉物が喉に詰まった」ってどうしても私のような酔っ払いには、「飲みすぎて死んだ」というようなイメージにつながってしまうのだが・・・。

それにしても、運命なんてどこでどう転ぶか分かったもんじゃない。
もう一人の身じゃないし、酔っ払いはほどほどに・・・いや、身体は大事にしないと、と強く思った夜。

菊池君、ライオンズへようこそ!!

2009-10-30 | 西武ライオンズ
昨日のドラフト会議、ライオンズが6球団強豪の末、今ドラフトの目玉である菊池雄星投手を獲得しました!

いや~、渡辺監督の強運は素晴らしい。
ライオンズは、松坂、菊池と大物高校生の抽選で勝負強さを発揮しますね。

若いチームだし、高卒の選手の育成には定評のある球団なので、ファンという贔屓目を抜きにしても菊池君はいい球団に入ったと思いますよ。

確かに涌井、岸の両エースはいいですが、それ以外はかなりガタがきている投手陣なので一年目からローテーション入りも十分にありだと思います。
来年が楽しみになってきました。

Book Review No.290「いい加減な人ほど英語ができる」

2009-10-29 | 読書
堀江珠喜 著(祥伝社文庫)
<評価>
感動度:☆☆
知識度:☆☆☆☆
娯楽度:☆☆☆☆
難易度:☆☆

別にこの本を読んだからって英語力が上がるというわけでもないのだが、タイトルにひかれてつい手に取ってしまった一冊。

「英語ができないのに海外個人旅行好き」という珍しい人種の私としては、「なるほど」と頷ける箇所も多かったのだが、英語力に自信がある人が読んだらどういう感想を持つんだろうか?
・・・そもそもそういう人はこんな本は読まないか・・・?

とかく日本人は完璧を求めすぎるきらいがあるが、マレーシアでは「どっから来たの?」が「From?」だった。
まあ、通じればいいという割り切りが大事だということ。
そうは言ってもなかなか出てこないものだけどね。

Book Review No.289「週末のフール」

2009-10-22 | 日々つれづれ
伊坂幸太郎 著(集英社文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆
知識度:☆☆
娯楽度:☆☆☆☆
難易度:☆☆☆

「小惑星が衝突するため、あと3年で世界が終わる。」という同じ前提のもと、同じマンションに住む住人たちのそれぞれのショートストーリー。
有り得ない設定でありながら妙に現実感があるのが伊坂作品らしいところ。
小惑星云々・・・は物語の枝葉に過ぎず、期限を決められた人間の生き方について考えさせられる。
どの物語も秀逸だが、一押しは第二話の「太陽のシール」。
世界の終わりが見えている中での妊娠という設定、そして主人公夫婦の愛すべきキャラクターがとても良い。

台風でしたね

2009-10-09 | 日々つれづれ
みなさん、今朝はどんな感じでした?
私はこんな感じでした。
このブログの読者にはあんまりいないと思いますが、千葉方面が特に大変だったみたいですね。
まあ、埼玉もじゅうぶんな目に遭いましたが・・・。

(写真:真っ赤で壮観な駅の遅延情報板)

Book Review No.288「100回泣くこと」

2009-10-07 | 読書
中村 航 著(小学館文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆
知識度:☆☆
娯楽度:☆☆
難易度:☆☆☆

タイトルがタイトルだけに「泣け泣け!」っていう展開を予想して読み始めると、前半は淡々とした筆致に若干拍子抜け。
後半は悲劇含みになっていくが、依然として淡々とした感は残った。
ただ、それが悪いかというとそうではなく、最近特に多い「愛する人の死」をテーマにする小説の中ではおしつけがましくない静かな悲しみをたたえたストーリーだと感じた。

振り返ってみれば容姿を示す描写はほとんどないのだが、彼女がたまらなくキュート。
独特のオーラをまとった主人公もまたいい。

Book Review No.286「僕たちの戦争」

2009-10-03 | 読書
萩原 浩 著(双葉文庫)
<評価>
感動度:☆☆☆☆
知識度:☆☆☆☆
娯楽度:☆☆☆☆
難易度:☆☆☆

所々に笑いを交えながらも、肝心なところでは泣かす・・・という萩原ワールドの真髄とも言える代表作。
確かドラマ化もされたはず。

主人公二人の青年のそれぞれのフィルターを通して見た現代と昭和19年の時代風景はよりリアルティがある。
特に軍隊内部の記述はあまり書かれることがない世界だけに、戦後生まれの作者がよくこれだけリアルに描けたものだと思った。

とにかくテンポがよく、読み出したら途中でなかなか中断できない。
一気に読み進めて行ってエンディング。
すっきりしない感が残るが、結末は読者にゆだねると言うことだろうか?
これもまた作者流なのかもしれない。