福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

介護福祉士の資格取得を目指してフィリピンから EPA

2016年06月03日 | 国際・政治


今日は、ここに行ってきました。
ここは、横浜市は金沢区内のある企業の建物で、フィリピンからEPAで日本にやってきた274名の皆さんが、これから6か月間日本語の研修を受ける場です。
今日から4年間の予定で滞在し、その間に介護福祉士資格の取得を目指します。
半年間の日本語研修後は、働きながら資格取得を目指します。
今日はその開講式で、経済産業省からも若いお役人が来賓として参列していました。
 

彼らは昨日、日本にやってきて、次の月曜日から研修に突入です。
その束の間の休息日に、彼らを迎え入れる職場の一員として会いに行きました。
  

日本に来る前半の年間は母国(フィリピン)で日本語を学んでいるので、簡単な会話は日本語で上手にできます。
故郷のこと、これからの予定、将来の希望、今感じている不安などについて懇談し、次に会う日を約束して別れました。

期間は4年あると言っても、日本語を学ぶために半年間は寮生活です。
介護の知識を身につけ、現場で実践しながら学ぶ期間は実質3年程度です。
その期間に、資格をとるということは大変なことだと思います。

EPAでの受け入れのために、職場のスタッフは何度もフィリピンに出向いています。
その都度、養護施設などを訪問しているとのこと。
千葉市はフィリピンのケソン市と姉妹友好都市になっていますから、民間レベルでの国際交流にも何らかの形で貢献できるかもしれません。

いずれにしても、志をもって日本での資格取得を目指している若い人たちを、支えていきたいと思います。

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