人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

12年ぶりでブログ再開!!
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黄葉の北欧旅行 ⑥ ストックホルム

2008-01-11 | 旅行
昨年9月に北欧へ旅行し、旅行記なるものをUPしていたが、
ノルウエーのベルゲンまで来た所でストップしておりました。
旅行してからもう3ケ月以上も経過し、すっかり忘れ去っているのだが、自分の思い出としても、
やはり、記録しておきたいとの思いがあり、歳もあけたところで、ようやくその気になり、
遅ればせながら旅行記の再開をすることにいたしました。
長い間の中断で恥ずかしく、申し訳ない思いをしております。

9月29日(土)
現地時刻 12時にベルゲン空港 より1時間15分でストックホルムに到着です。

ストックホルムはスウェーデンの首都、人口70万 北欧諸国の中で
もっとも洗練された街だという。
街を行き交う人もせかせかすることなく、信号をきちんと守り、なぜかノンビリとしたものを感じさせます。
昨年のローマでの危うく交通事故にでもあいそうな交通事情とは、雰囲気がまるで違いましたネ

ガムラスタン
旧市街地「ガムラスタン」はアンティツクの街、中世の面影が残るストックホルムの発祥地です。
王宮や大広場があり、細い通りの両側に小さなお店がずらりと並んでいました。
ここで大聖堂や大広場、石畳のシヨッピング街をブラブラと・・・中世の街並みのウォッチングを楽しみました。
古い伝統を感じさせる重厚感のある街並みを見ていると、なぜか懐かしくほっとするものを感じてしまいます。
さらに王宮へ
16世紀から、王室の居城として使用された城で、バロック・ロココ様式の優雅なたたずまいです。
現在の王室は郊外にお住まいになっており、この宮殿は晩餐会などに使われているという。
ここの衛兵さんもにこやかに一緒にカメラに収まってくれましたネ。

市庁舎
        

市庁舎といっても赤レンガの北欧、中世風のデザインで、宮殿か古城を思わせる厳粛で気品のある建物です。
一階は「青の間」と言われており、毎年12月10日に開かれる
ノーベル賞受賞祝賀晩餐会の会場として、つとに有名です。

大理石の階段の右側(⇒のところ)で受賞者はスピーチをするのだそうです。
ここで我々も一組ごとに一列に並んで、ガイドさんより、記念にシャッターを切っていただきましたネ
さらに二階「黄金の間へ」
黄金の間の金箔モザイクで飾られた壁画はとても見事なものでした。
ノーベル賞受賞式の際には、ここがパーテーの舞踏会用広間として使われるのだそうです。
小柴 さんや, 田中 耕一 さんもここで踊られたんでしょうか
華やかなパーテーの様子を想像してみましたネ 

シヨッピングタイム
市内観光を終え、最後は結構大きなおみやげもの屋さんに案内してくれました。

ここの通貨はKronaです。1Kronaは大体19円ぐらい
暗算では、2倍にしてから、10をかけると日本円に大体計算できます。

スウェーデンクローネはここで使い切らなければなりません。
記念にスウェーデン刺繍のタペストリーを買いました。
バラの刺繍が気に入ったのです。
「イッタラ」の可愛いカップもペアで息子夫婦におみやげです。

鰊の酢漬けやチョコレートなどは、おみやげ用として少し多めに・・・
自分のおみやげに北欧デザインの銀製品のネックレスも、奮発 

北欧は物価が高いので、ずっ~と買い物は押さえていましたが、ここで少し気が大きくなり、財布の紐もゆるみましたぁ~
通貨は使いきり、結局クレジットカードでのお買い物となりました。


市内観光を終え、この旅行最後のホテルへ・・・

北欧のホテルは豪華ではありませんが、インテリアが工夫され、居心地のいい空間を演出してくれています。
それにしても・・・最後のディナーが何であったのか?
ちっとも思い出せない ・・・そして写真もないのです。



北欧聞きかじり・・・
北欧諸国は高福祉、高負担の国で、福祉政策が充実しているが、国民の税負担も高いようです。
スウェーデンの国民負担率は70パーセントを超え、消費税率は25パーセントと先進国の中で最高とのことです。
それなのに経済成長率は高く、好景気が続いているという・・・。
高福祉の国ゆえに、福祉産業の需要が大きく、それが雇用の場を広げ、国内総生産を広げる一因にもなっているのだという。
女性の国会議員は45パーセント以上、6歳未満の子供を持つ母親の78パーセント(日本は35%)は働いており、女性の管理職は31パーセントを占めるという・・・・、女性の社会進出が日本とは比較にならないようです。
それだけ働きやすい国なんでしょうネ
今は遠いかなたのこととなったが、私も共稼ぎしながらの綱渡りの子育て人生でした・・・
話を聞いていると、とってもうらやましいお国柄でしたネ

又市町村議員の大部分は、他に仕事を持ち、無給で働く「ボランティア政治活動」なので、議会は夜に行なわれることが多いのだという・・・。
日本には報酬のみをあてにする政治家のなんと多いことか・・・
お国変われば、事情もいろいろに違うんですネ

北欧から帰ってから、このごろ日本で問題になっている、年金、医療、格差問題など何とかならないものかと・・・・
遠い北欧のことが思い出されてならないのです。

そして翌日はフィンランドのヘルシンキ観光、夕刻 日本に向かいます。