[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

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別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

世界人口が65億の大台に…。

2006-02-25 | ちょっと気になる最近の話題

米国勢調査局の『世界人口時計』によれば、地球上の人口は2月25日午後7時16分に65億人を突破した、ということだ。


日本はといえば、近辺の小学校でも、学年に1クラスしかなく、「6年間クラス替えなし」なんて、私が子供の頃には考えられないような状況がある。また、小・中・高とも学校がポツロポツリと廃校になって消えていく、というような身近な現象が物語っているとおり、「少子化」が確実に進行している。

この少子化の流れの中で、2006年には死亡数が出生数を上回り(人口の自然減の始まり)、戦後これまで一度も減少を経験しなかった総人口は2006年をピークに減少を始めている。先進諸国においても今後、人口の減少や人口増加率の鈍化が見込まれているものの、日本は、先進諸国の中でも最も早く人口減少に転じ、減少の勢いも最も大きいのだそうだ。

絶え間なく増えつづける世界人口時計の数字は、
毎秒4.1人の赤ん坊が誕生し、1.8人が死亡している
として計算されている。

世界の人口は、1分に150人、1日で20万人、1年で8千万人、増えている。
世界中で、1年に6千万人が亡くなり、1億4千万人が産まれるのだそうだ。

先進諸国では、1人の女性が一生の間に生む子の平均数が2人を割っている状態となっているが、一方では、1人の女性が一生の間に平均7人もの子を生むイエメンなど、出生率の高い国もある。

人口増加率がとくに高い国は、アフリカ、中東、南アジアの最貧地域にかたまっている。

国勢調査局の予想では、世界人口は2012年に70億人に到達するという。



日本の人口は世界で9番目であったが,平成17年にナイジェリアの人口が上回り、日本は10位となった。

「食料」の面などでも、地球が養える人口は一体どこまでなのかという議論があるが、
バイオテクノロジーなどの力も結集して、世界が食料をめぐる争いのために人口が減少するようなことのないよう、切に願う。