[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

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別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

かっこええぞ!中田…

2005-08-24 | サッカー最前線
中田ヒデが、サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)フィオレンティナからイングランド・プレミアリーグのボルトンへ1年間の期限付きで移籍しました。入団記者会見では、全く通訳を介さず、滑らかな英語で答えていてビックリしました。用意された文章を読み上げるくらいならいざ知らず、30分間の質疑応答でサポート役として同席したマネジャーに全く出番がないほどのものでした。

質問を聞き取って、すぐに返す。発音もきれいでした。思わず硬直して聞き入ってしまいました。以前から、プレミアリーグに関心を寄せていたようですが、同時に、英語の準備もしっかりしていたんですね。さすが…。発音もさることながら、スピーチしている内容もカッコよかったですね。「大事な決断は、いつも自分でします」、「キャリアのために、サッカーをやっているわけじゃない」とか、立派やなあ。世界に誇れる日本人やなあと思えました。日本人は、曖昧で自分の意志をはっきり言えないというイメージを持たれがちですが、中田選手のような人が前線で活躍し、その国の言葉で会見するというのは、日本のイメージアップにもつながりますね。いや、立派です。

地元記者に対しても、「英語のうまさに驚いた。静かで抑えめだが、とてもプロフェッショナルだった」と印象づけたようです。出席した日本メディアからの質問も英語に限られ、記者会見では日本人同士が英語でやりとりをしていた。その日本人記者の「今後も日本語は使わないのか」とのトンチンカンな質問にも「自分たちがどこにいるかを考えなければいけない」と応じた。ふゥ~、おっけ~!『さすがに一流のアスリートはちゃうなあ』と感心した。

「I just want to enjoy.That’s all.(楽しんでプレーしたい。それがすべて)」と語っていた通り、ベンチではなく、フィールドで大暴れして欲しいものですね。

語学力で驚いたと言えば、卓球の福原愛ちゃんの中国語やF1レーサーの佐藤琢磨の英語もホント、見ていて素晴らしいですね。これから世界での活躍を目指すアスリートたちも、カッコいい語学力を身に付けて欲しいものです。ヤンキースの松井も…、いや、松井は無理せんでええわ…。