朝夕肌寒さを感じる本格的な秋を迎えたが、我が家のムシキングは、今だ健在です。8月の初めに塾生の小学生から授かった「スーパーカブくん」のこと。健在っていうほど、“健”じゃないけど。コイツは、体の色がやたら赤いような感じがする。長生きする種なのだろうか…。
しかし、そうは言っても、やはり熱帯性の生き物。気温の変化には敏感なはず。実際、だんだんと元気がなくなってきている。以前は夜中にプラケースに突進していってゴリゴリという音をたてていたが、めっきり聞こえなくなった。
10月に入ってからというもの、毎日帰宅すると、「ただいま」のかわりのように、
「オイっ!生きてるか?」
とばかりに覗き込む。食欲も減退しているようで、ゼリーの減りも少しずつだ。
以前はリンゴもガツガツ食ってたので、好物なのかと思っていたが、これも今はあまりかじりついていない様子。角をつかみあげ、無理矢理リンゴに向かわせる…。
「オイ!飼い主、食いたいときに落ち着いて食うから、そっとしとけや…」
という声が聞こえてきそうだ。
頑張って冬を越えてくれよ