[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

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別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

歌舞踏無視 ~その後~

2005-10-26 | 日常の1コマ

朝夕肌寒さを感じる本格的な秋を迎えたが、我が家のムシキングは、今だ健在です。8月の初めに塾生の小学生から授かった「スーパーカブくん」のこと。健在っていうほど、じゃないけど。コイツは、体の色がやたら赤いような感じがする。長生きする種なのだろうか…。

しかし、そうは言っても、やはり熱帯性の生き物。気温の変化には敏感なはず。実際、だんだんと元気がなくなってきている。以前は夜中にプラケースに突進していってゴリゴリという音をたてていたが、めっきり聞こえなくなった。

10月に入ってからというもの、毎日帰宅すると、「ただいま」のかわりのように、
「オイっ!生きてるか?」
とばかりに覗き込む。食欲も減退しているようで、ゼリーの減りも少しずつだ。

以前はリンゴもガツガツ食ってたので、好物なのかと思っていたが、これも今はあまりかじりついていない様子。角をつかみあげ、無理矢理リンゴに向かわせる…。
「オイ!飼い主、食いたいときに落ち着いて食うから、そっとしとけや…」
という声が聞こえてきそうだ。

頑張って冬を越えてくれよ 


歌舞踏無視

2005-08-04 | 日常の1コマ

 「ハイ、これあげる…」

昨日、授業に訪れた小学生の女の子が、おもむろに差し出した。
丸い竹かごの上に、ピンク色の紙をかぶせ、輪ゴムでとめていた。
不思議に思った。“ バレンタインってわけはないし、誕生日にもまだ早いし…、
小魔人ファンクラブっていうことはありえないやろうし…”
などと考えてみたが、どうもわからない。

「えっ、何、これ? 僕にくれんのん?」
「うん、カブトムシ!」
「なんで? どないしたん?」
「お爺ちゃんが、家の前で捕まえてん。うちで育てへんから。」
「へえ、ほんまあ~。」(そおっと、中をのぞいてみる)
「わあ、すごい、元気やなァ。ほんまにもらってエエのん?」
「うん。」
「ありがとう、大事に育てるわ…」
 というわけで、我が家のベランダのムシケースにまた、新たな家族が加わった。
 赤みを帯びた立派な体格で、やたらと歩きまくる。
 この元気なムシキングを紹介しておきましょう。
名前 : スーパーカブ(50ccの配達バイクかっちゅうねん…)
                           体長 : 95ミリメートル
                           性別 : 男性
                           出身地 : 枚方のとある塾生の玄関先?                 
                           性格 : バランスタイプ
                           必殺わざ : ダイシャリン
                           超必殺わざ : トルネードスロー
                           バトルデータ : 体力140,ダゲキわざ35,ハサミわざ35,ナゲわざ70,
                           テクニック70,つよさ140

スーパーカブ君を私に下さった女の子のご家族様、この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。


Nosebleed

2005-07-29 | 日常の1コマ

  昨夜、寝ている途中に何となく目が覚め、鼻がむずがゆかったので、クチュクチュクチュ!っと鼻の上から手でこすりつけた…。そんな記憶がうっすらと頭の片隅にあるまま目覚め、洗面所へ行った。鏡を見ると、ほんの少しではあるが、鼻に赤いものがこびりついていた。鼻血が出た形跡だということは、寝起きのボーっとした頭でも容易に察しがついた。

  鼻血といっても、垂れ流すような大仰なものではなく、鼻にちょっと赤いものがついてるなというだけのものだった。多分、寝ているときにこすりつけた手が内側の粘膜に傷をつけたのだろう。その場は、軽くふき取るだけで、どうってことはなく一安心した。


  そして、ベストで昼の中3生、その次の小学生個別授業を終えた後、休憩中に、つい朝のことを忘れていて、思いっきり鼻をかんでしまった。

  「あ゛っ!! えらいこっちゃ!」

  しかし、時すでに遅し、ティッシュに赤いものがこびり付いていた。
これも、大したことではなかったが、15分後に次の授業を控えていたので、かなり焦った。。
冬場、鼻水が止まらないときにDUKE先生がするように、鼻にティッシュを詰め込んだままで、平然と授業をするというような芸当は、私には到底できるものではなかった。

  すぐに止まってくれ~という願いが、頭の中で、ある歌のフレーズを呼び覚ました。

クレイジーケンバンドの『タイガー&ドラゴン』のサビのフレーズだった。


「♪ オレの鼻血を拭(ふ)けぇ~ ♪
                    
                5拭(ふ)きだけでもいい~ ♪」

そして、ついでにもう一つ、

「♪ オレの、オレの、オレの鼻毛を抜(ぬ)け~♪ 

                     2本だけでもいい~♪」


     スイマセン、今回は汚い話題で… m(_ _)m


とってもらったど~

2005-07-09 | 日常の1コマ

プロジェクト×(ペケ)

♪風の中のすばる 砂の中の銀河~ みんな何処へ行った 見送られることもなく~♪

小魔人は、一日の仕事と翌日の準備を終え帰宅の途につこうとした。塾の鍵を閉め、車に乗り込んだ。そのとき、嫌な予感がふと胸をよぎった。

ダンボールの蓋(ふた)に貼ったセロテープがはがれ、隙間ができている。

ま、まさか…。

中を覗いてみた。い、いない…。隅から隅までもう一度よく見てみた。が、跡形もなく消えていた。

悔やんだ。“もっと頑丈に、封をしていれば…”。しかし、悔やんだところで、どうなるものでもなかった。“はっ、立ち尽くしている場合ではない、行動しなければ…”と思い直し、捜索活動を開始した。

まず、車のドアをしっかりと閉め、ルームランプを点けた。何か小さな気配や物音はないかと、静かに神経を集中させた。そんな簡単に見つかるものではなかった。

額がうっすらと汗でにじんだ。暑さのせいではなく…。

携帯電話についているスポットライトで、隅々を照らした。天井、シートの下。ダッシュボードの下。本当に隅から隅まで照らした。改めて感じたことだが…、車内は、汚かった。まるでジャングルだった。コンビニの袋、カセットテープ、ポケットティッシュ、健康サンダル…。様々なものがあちこちに散乱していた。その状況が、さらに捜索を困難なものにした。

もう、あきらめて、自ら出頭するまで放っておくか…。そんな声が、脳裏にかすかに浮かび、“捜索はもはやこれまで”と観念しそうになった。

しかし、翌日の日中の炎天下で、閉じ込められた車内の灼熱地獄に小さな命が耐えられるわけがない。

こんなところで諦めるわけにはいかないのだ…。

セリヌンティウスが待っている。「走れ、小魔人!」
いやいや、走らんでもええから、探せちゅうねん! (; ̄ ̄)ノ(ノ_ _)ノ

その後、疲労感と焦りが入り混じった懸命の捜索活動の結果…、っていうか、たまたま「ガサゴソ」とう音が聞こえたので、そちらに目をやると、コンビニ袋にからまって、もがいていた。
フゥ~!

ダンボール隙間をはい出て、どこともなく姿をくらましたものは、カブトムシ…。少し小振りで、シンボルである角も、どこか遠慮がちな控えめなものであった。

こいつは、塾生のY君が塾に来るとき、近くの駐車場で見つけて採ってきたものであった。もちろん、私のためにというわけではなかったが、なんだかんだと経緯があって、私がオーナーとなったのである。

帰宅するまでの間、とりあえず車の中で留守番していてもらおうと、小さなダンボールの中にいれて、軽く蓋をして、セロテープを貼っていたのだが、見事に脱走されてしまった。

捜索しながら、小学4年生の頃に経験した「ヤドカリ失踪事件」を思い出した。夜店の露店でGETしたヤドカリを、少しだけ水を入れた洗面器に一晩置いておいた。翌朝、「オッハヨー!」と元気よく洗面器を覗き込んだ表情は、一瞬にして凍りついた。ズガ━━(==)━━ン!

初めて手に入れたヤドカリだったので、予想される行動範囲、隠れそうなところをくまなく探した。今回のカブトムシ以上に…。

ア・リ・エ・ナ・イ…。ヤドカリがどうやって洗面器の高い壁を越えるのか。

恐るべし、小動物たち…。決してあなどってはいけない。


とったどぉ~

2005-06-11 | 日常の1コマ
 「うわあ…、ゴキブリやァ!」言葉にはならなかったのですが、内心の叫びとともに一瞬ひるんで、右足を一歩後退し身構えました。「何や…」ホッと胸をなでおろし、家のすぐ近くの塀にへばり付いていたその不気味な存在を近寄って確認してみると、何の事はない、クワガタでした。ムシキング・ブームの世でなければそんなことはしなかったのでしょうが、恐る恐る、慎重すぎるほどの手付きで(正直なところ、単にビビってるだけなんですが…)胴の部分を捕らえて、必死にしがみ付いている塀から引っぺがしてやりました。(「どうじゃ、お前なんか怖ないぞ!」と勝利を確信した後は、一転して強気になっている…) 
 というわけで、そのクワガタは現在、我が家のベランダで、リンゴを与えられ、自由を奪われる身となってしまったのです。  思いがけず我が家の一員とされてしまったクワガタを紹介しておきましょう。
             名前 : 平田クワ太郎
             体長 : 75ミリメートル
             性別 : 男性
             出身地 : 生駒山かどっか?
             性格 : スーパーアタックタイプ
             必殺わざ : ハサミ
             超必殺わざ : カワセミハッグ
             バトルデータ : 体力80,ダゲキわざ40,ハサミわざ80,ナゲわざ40,テクニック90,つよさ120 

枚方中央図書館オープン

2005-04-18 | 日常の1コマ
移転する前の関西外大片鉾校舎があった場所(ベストの外大前校のすぐ近所)に、4月17日に、枚方中央図書館が開館しました。6階建ての立派な建物です。特に小中学生には、ガンガン利用して欲しいものです。図書館というものは、大して目的がないままに足を運んでも、結構いろいろと楽しめるものです。知的好奇心をくすぐられる要素はたくさんあると思います。
 図書館といえば、私は、小学校高学年の頃の休日、友達と一緒にチャリンコで30分くらいかかる大きな図書館まで行き、ランチは近くのマクドで、そして、帰ってから近所の公園でサッカーというパターンの過ごし方をよくしていました。
 推理ものが好きで、シャーロックホームズを全巻制覇したということと、マクドのスターウォーズカップが家にあふれたという懐かしい日々でした。