本日は!
銀月アパートメント の話。
もうかれこれ
20年以上、昔の話。
京都市左京区伊織町の
銀月アパート の2階に住んでいた。
当時の 銀月アパート は、
レトロなイメージ よりも 貧乏なイメージ
超老朽化したアパートだった。
管理人のおばちゃんには
ずいぶん怒られたり・・・・
ずいぶん世話になったり・・・・
生活に困っている若者には優しかった。
アパート前の路上に ベレG を無造作に止めて
2階の窓辺でひなたぼっこしながら
貧乏で優雅に暮らしていた。
あの頃、失業中だったのか
毎日、ひなたぼっこをしていた記憶がある。
毎年、
アパートの庭のでっかい枝垂桜が
少し遅れて満開になる。
今年も奇麗に咲いたのだろうか?
ピンク色のでっかい枝垂桜
ネットで調べてみると、
銀月アパート は
今ではずいぶん有名になっているようだ。
竹下夢二 が住んでいたとか????
大島渚 が住んでいたとか・・・・
銀月アパート は
いろんな人の想い出を包み込む。
銀月アパート は
ずいぶんと幸せな建物だと思う。
古い建物 に 古い車 に 貧乏で優雅な生活
当時も今も、何にも変わっていない。
変わったことといえば、
古い船 「勝丸」 がひとつ増えたことぐらい。
人生、オモシロカですねえ。
銀月アパートメントはいろんな人の想い出を包み込んで、現存しているのですねえ。建築冥利に尽きます。
コチラは志摩町の診療所跡で、銀月アパートメントとほぼ同じくらいの経済観念で暮らしています。
志摩町にお越しの際には、ぜひ寄っていってください。
コピーライターを生業とし、自転車関係のNPOの理事もやっています。
私も79年春ごろから81年の春まで、銀月に住んでいました。
さいきんは、本当に有名になったようですね。
行定監督の映画や「鴨川ホルモー」でロケ地になっていたり。
joeponさんが住んでらした棟の階段を上がってすぐ右の部屋に
今の女房が住んでいて、隣が私の部屋でした。
はるか昔の話ですが、今も銀月は現役のアパートなんですね。
私もブログに銀月のことを書いています。、もしよろしければご覧ください。http://shibuyabd1.exblog.jp/6505409/
『銀月サイト』なんか作って、誰がいつの時期に住んでいたか?という壮大な銀月年表を作るとおもしろいかもしれません。
スクラップ&ビルドのおかしなニッポンに対して、銀月の存在はメッセージ性、話題性が充分にありますね。