八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

記憶喪失ほど恐いものはない

2008-11-02 22:44:00 | 昔話

 

本日は!

大阪大空襲の話。

 

1945年3月14日~15日

アメリカのB29 274機 が大阪上空に来襲した。

 

アメリカはこの夜、

効率的に人を焼き殺す作戦 を実施して

 

計画どおり、

一般市民 4000人強を焼き殺した!

 

アメリカによる 無差別殺戮 である。

 

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この夜、

猛火に包まれる難波、心斎橋あたりの

逃げ場を失った市民を助けるために

 

地下鉄が走った という。

 

当時、

地下鉄職員だった少年(勤労学生)たちが

機転を利かせ、深夜に地下鉄を走らせたという。

 

 

実際、この地下鉄に乗って逃げたという

京都の女性から当時の話を聞いた。

 

 

 

かつて、

 

ナチスはゲルニカを無差別爆撃 して

アメリカをはじめとする世界中から非難された。

 

次に、

日本軍が中国重慶を 無差別爆撃 した。

 

そして、

アメリカが日本中の都市を 無差別爆撃 し、 

最後に 原子爆弾 を2発も落とすことになる。

 

倫理の麻痺 である。

 

 

いったい、

 

一般市民に何の罪があるのか?

 

 

 

哀しいかな、

 

戦争によって、一般市民が

焼き殺されるリアリティー が

現在の日本には無い。

 

 

記憶喪失ほど恐いものはない。 

 

 

 

  


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