八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

八浜センチメンタル その3

2010-03-26 23:28:00 | センチメンタル

 

本日は!

本日も、

八浜センチメンタル!

 

八浜 に、

両児山(ふたごやま) という小山がある。

 

Aimg_1973  

 

記紀の 国生み神話 では、

 

イザナギ と イザナミ が、

大八島国 を生み終えて

帰る途中に生んだ島の中に、

 

両児島(ふたごのしま) とあるが・・・・

 

もしかすると、

 

八浜 の、

両児山 のことだろうか?

 

 

今は、陸続きの 両児山 であるが

神話時代は、航海の目印となった島である。

 

 

そんな、悩ましい

両児山 のてっぺんに

快(こころよし)神社 がある。

 

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興味深いのは、

社殿の妻飾り。

 

右の妻飾りは、

天狗 と カブラ

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左側の妻飾りは、

お多福 と 二股大根

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対に配された巧みな彫物が

意味するものは、

 

快し! の名の如く

道祖信仰 の流儀だろうか?

 

子宝の神 である。

 

 

悩ましい!

 

 

もうひとつ、

 

 

両児山 には

悩ましいものがある。

 

謎の 二本の円柱! 

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二本の円柱 には、

「遥」 「拝」 と彫られている。

 

地図で方位を確かめると・・・・

 

春分の日 と

秋分の日 に、

 

二本の円柱 のど真ん中から

太陽が昇る仕組みとなっている。

 

 

謎の 二本の円柱!

 

誰が、

何の目的で造ったのだろうか?

 

 

ますます、悩ましい!