風に吹かれて

そして雨音を聴きながら・・・
昨日を悔やみ明日を思い悩むより、今日一日、心を込めて。

Happy birthday, George and me!

2014-02-25 08:11:39 | Weblog


昨日、2月24日はジョージの誕生日でもあり、ボクの誕生日でもありました。
ジョージの誕生日は25日が定説ですが、本人が24日だと言っているので仕方ありません(笑)。
Facebook上でも、家族からも祝っていただきました。
昨年の50歳という年は、人生始まって以来の深刻な年であり、
命をいうものを身近に感じた(ヘンな言い方ですが)年でした。
夏に治療した病気は完治したわけではありませんが、
それも早く治して、新たな道を歩むべく進んでいきたいと思います。
たくさんのお祝いと激励、心から感謝します。

感謝

2013-12-31 22:02:38 | Weblog
2月に50歳になりましたが、今年は記念碑的な一年になりました。
リンゴやポールの来日、
ロレンス・ジューバや映画'Rock Show'、'愛しのフリーダ'などのビートルズ関係もさることながら、
春からの病気が二度の入院、手術となり、
ある意味、自身の転機となったと思います。
頭では分かっているものの、実感としてなかったと今では思える、
明日の命は、誰も分からないということ。
今年後半は、かなり無理をしてやりたいことをやってきました。
仕事も大事ですが、自分のやりたいことに目を向けて行きたいと思います。
そして、今年ほど家族や友人の愛に支えられていると実感できたことは、
今までなかったと思います。
感謝以外、何物でもありません。

病気は治療半ばですが、きっと良くなると信じています。
そして自分のやりたいことに、もっと目を向けていこうと思っています。
今年一年ありがとうございました。
また来年もお世話になると思いますが、
よろしくお願い致します。

二つの目より四つの目

2013-12-25 20:37:56 | Weblog




ビートルズに明け、ビートルズに暮れていく今年、
締めくくりは映画『愛しのフリーダ』でした。

彼女は、ビートルズが有名になる前からのファンでありながら、
17歳の時にビートルズのマネージャーに秘書になってくれと頼まれ、
そして11年間、ビートルズとともに生きた人です。
ビートルズのきずなはとても強く、
彼女は秘書を辞めてからも、
ビートルズとの暮らしを人に語ることなく今まで生きてきました。
孫ができ、おばあちゃんはこんな青春だったのよ、
今そう伝えておかなければ、それで終わってしまうと思い、
知り合いのカメラマンにたのみ、ビデオを回し映画にしたものです。

ボクが映画を感じたのは、愛、そして生きるということ。
彼女は、富や名声など何になる?そう問いかけてきます。
億万長者でも、癌には勝てず死んでいく。
そんなことより大切なことは、自分に正直に誠実に生きることだと言います。
生きていくことに対し、愛をもって向かい合っていることが伝わってきます。
いつもユーモアに溢れ、おばあちゃんになってもとてもキュート。可愛いです。

実はこの映画、劇場で2回観ました。
二週間の公開だったのですが、二回の日曜日に一回ずつ。
一回目は一人だったのですが、二回目はカミさんを連れて行きました。
ビートルズのコアな話ではありますが、
ビートルズを知らなくても、深く感じるものがあると思ったからです。
十数年前、東北を旅しました。
そのことを、歌の師匠である、秋田県出身の伊藤秀志さんに報告しました。
大威張りで、
「東北を回ってきました。秀志さんの故郷も見てきましたよ!」
彼は、誰と行ったのかと訊きます。
一人です!と胸を張って言うと、
お前は馬鹿か?なんで好きな人と一緒に行かないの?
一人で見るより、二人で見た方が倍見ることが出来るじゃないの。
馬鹿か、お前は。
そう叱ってくれました。

実は11月のポール・マッカトニーの公演もカミさんを誘っていましたが、
よく分からないし高いからやめとくと言われ、連れて行きませんでした。
このことは今年一番の後悔でしょうか。
ビートルズを知らなくたって、
あれほどのコンサートはそう観られるものではありません。
人生まだまだこれからだと、真剣に思っていますが、折り返しは過ぎました。
後悔はなるべくしたくはありません。
そう思い、映画は一緒に行きました。
二回観ても、しみじみいい映画でした。

師匠のところにもまだ歌いに行っていないので、
近いうちに歌いに行きたいと思っています。
相変わらず下手くそやと叱られに。

ユーノスがやってきた、ヤァ、ヤァ、ヤァ!

2013-12-25 20:08:40 | Weblog


12月1日、ニューカー、マツダロードスターがやってきた。
ニューカーと言っても、12年落ちの9万km乗ってある中古車。
ユーノスと書きましたが、ユーノスではありません。
でもおじさんとしては、ユーノスと呼んでしまう。
それほど、初代ロードスターは売れたということです。

この数年、目がめっきり悪くなり車の大きさの感覚や、
スピード感が悪くなりました。
故あって乗っていたスカイラインの大きさや重さが、
なんとも不自由になり、ほとんど乗らない状況にこの1年ほどなっていました。
そんな折、息子が研修で家を空けることになり、
バッテリーが上がらない程度に乗ってくれと、
自分の車のキーを置いて出て行きました。

13年ぶりのマニュアル車は緊張しましたが、
手足や頭をかなり使うことが分かり、
これはボケ防止になると思い、
次に乗る車は赤いマニュアルのスポーツカーと決めていました。

そうしてちょこちょこ中古車を探していましたが、
近くの店に良さそうなのが出ていたのを見つけ、
見に行ったのが運のつき、
カミさんに借金をして買ってしまいました。

車が来てから3週間、未だ細かいペダル操作は上手くいきませんが、乗って楽しい。
パワーも今時のクルマからすると平凡ですが、
ボディーが軽く、ステアリングが早く、やってるぜ!という感じです。
新しくはない車なので、この先、出費も覚悟せねばなりませんが、
それでもいい車が来てくれたと、満足しています。
オープンカーは2台目ですが、やはりスポーツカーはお勧めですね。

ビートルズで明け、ビートルズで暮れる

2013-12-10 19:35:47 | Weblog
今年2月に50歳になりましたが、
本当にいろんなことがあった、
記念碑的な50歳の一年でした。



2月、リンゴがやってきました。
ライブハウスでのスタンディング。
おじさんおばさんにはきつ過ぎるやろ~、
と文句タラタラ言いつつ会場に行くと、
一番後ろでもステージは近くで、
本物のビートルがすぐそこで歌ってくれました。
ライブも楽しく、一緒に歌って、
心もほかほかになって帰ることが出来ました。



50回目のジョージと同じ誕生日に、
マーチンをプレゼントしてもらいました。





4月、ポールのバンド、Wingsにいた、
ローレンス・ジューバが来日、
とても素晴らしいギターを聴かせてくれました。
写真を一緒に撮ってもらい、サインもいただきました。



5月、ポールの30年前の映画 'Rock Show'。
2夜限りの劇場上映だったので、
仕事を猛ダッシュで終え、2回観ました。
あまりの出来の良さに、涙しました。

この時点でかなりの頭痛と目の奥の痛みを感じていました。
6月から、原因を探るべく病院へ通い始め、
紆余曲折セカンドオピニオンで、
硬膜動静脈瘻、または海綿静脈洞瘻、
もしくは併発しているとのこと。
お盆にカテーテル手術を受け、
最も症状の悪い血管を塞栓。
10月に塞ぎきれない血管を、ガンマナイフで放射線治療。
患部はその他に最低2ヶ所見つかっており、
とりあえず一番悪い部分を治療して経過を見ることに。



10月、ガンマナイフ手術直後に、
一人で稲沢ロックフェスで歌う。
いつもはバンドで歌っていますが、
一人は初めての体験でした。
人間いつかは一人になるのだと、
昨年から一人で歌うことをぼんやり考えていましたが、
こんなに早く機会が来たのことも何かの縁。
思い切って出演することにしました。
多くの友情や心配をいただいていたこともあり、
とりあえず元気だよ、ありがとうという感謝を込めて歌いました。







京都にあてもなく旅行にも行きました。





明けて11月、ポールがやってきました。
もう右往左往してチケットを取り、
前から11列目で観ることが出来ました。
これは感動の嵐でした。
もう観たいバンドがないです。
ポールのライブに関しては、近いうちにあらためて書きます。





12月、映画'愛しのフリーダ'。
なんとも温かな愛に満ちた、ビートルズの秘書をされていたフリーダさんの実話。
派手な映画ではありませんが、生きるることはどういうことかを教えてくれます。
素晴らしいです。



バンドとしても3本歌い、仕込みなしで踊っていただいたり、
アンコールをいただけるぐらいに、やっとなりました。

最近の病気の状態は、いいとは言えませんが、まあまあです。
何年もかけて治療していかなくてはなりません。
突然、頭がストップしてしまうこともあるかもしれません。
日々の状態の上がり下がりで一喜一憂しても仕方ありませんが、
一喜一憂しています。
どーんと落ち込むこともあります。
完治は難しいかもしれないともいわれていますが、
それでも明日を信じて、祈る毎日です。

こうして12月の10日を迎え、残すところあとわずか。
ビートルズ三昧で、幸せ。
病院通いでやれやれだけど、たぶん幸せ。
なにせ、こんなに人の愛に触れて過ごしたことは、
今までなかったと思います。
みなさん、ありがとうございます。
今後とも、力をお貸しくださいね。
よろしくお願いします。

ビートルズの普遍性

2013-11-15 20:52:46 | Weblog
ビートルズに出会い、37年になります。
他のバンドや他のジャンルも聴きますが、
ビートルズを聴き続けています。
飽きたことがないです。
このことを、ずっと不思議に思っていました。
そしていつの頃からか、
ビートルズには普遍性があると思うようになりました。
ただ、理由は分かりません。
でも、何かがあると感じるようになりました。

今年の夏のこと、稲沢ロックフェスに一人で出ることが決まりました。
何を歌おうか?かなり考え悩みました(幸せな悩みです)。
歌詞にビートルズのメッセージが色濃く表れている曲を、と思い選曲しました。
そして、その歌詞を自分なりに辞書を引いて訳しました。
歌詞カードや本の訳は、訳者の思いで訳されていますから、
捉え方が違っていたり、時には全く逆に訳されていたりするので、
自分で間違っていても、訳するのは大事なことだと思っています。
こんなことをするのは、高校以来でしょうか。
そうやって意味を知り、あらためて歌ってみると、
彼らの歌の根底には、「肯定」があると気付きました。
この気付きには自分で言うのもなんですが、感動しました。
そしていつも感じていた普遍性の理由は、
彼らの「肯定」なのではないかと言うことです。
これがわかった時は、嬉しかったです。
ビートルズは、肯定が根底にあるバンドです。

ボクのために来てくれた、ポール・マッカートニー

2013-11-15 19:20:15 | Weblog








11月12日火曜日、結婚記念日にもかかわらず、
配偶者をほったらかしにして、会社を休み大阪ドームまで行ってきました。
ポール・マッカートニーのコンサートです。

6時きっかりのDJによるBGMが始まり、
15分ぐらいのポールをテーマにしたビデオが終わり、
ヘフナーベースの大写しがフェードアウトしたのと入れ替わりに、
ポールがステージに現れました。
過去二回のポールのコンサートは、
誰がステージに居るのか分からないほど後ろの席だったのですが、
今回は中央から外れて入るものの前から11列目。
ポールその人が、そこに立って手を振っています。
それだけで感動して、泣きました。
ジョージを見た時も、リンゴを見た時も泣きましたが、
今回も泣きましたね。
ビートルがそこに居るんです!
こうやって書いても、涙が出てきます。

今回はとにかく、ポールが歌っているのをじっくり聴きたかった。
ボクは一緒に歌った曲もありますが、じっと聴いていました。
そうしていたかったのです。
大騒ぎしてチケットを手配して、おおはしゃぎで出掛けましたが、
ポールと一対一で、彼の歌を聴きたかったのです。
おかげさまで、周りには大声で歌うオヤジも居らず、
スクリーンなど見ることもなく、
彼が歌う姿を見て、聴き入りました。
OutThere Tourとタイトルをつけて回っているのも、
なんか嬉しかったですね。

10月に一人で出演した稲沢ロックフェスの曲を決めるにあたり、
自分で辞書を引いて歌詞を訳しました。
歌詞に意味のある歌を歌いたかったからです。
結果的に歌うのは難しく、フェスでは歌いませんでしたが、
ビートルズの歌も意味は、自分なりに理解することが出来ました。
コンサートでポールが歌う歌の意味が、心に深くしみ込んできて、
それを心を込めて歌ってくれることに、感動しました。
コメントもスクリーンに訳が出されましたが、
短時間でニュアンスまでは表現できないのが残念でしたが、
彼は優しいことを度々口にしました。
それも嬉しかったですね。
これほど深く感度したコンサートは、思い当りません。

奥さんのナンシーさんに向けて書かれた 'My Valentine' は、
発表された時から歌詞が好きで、これはボクの心を歌ってくれていると思っています。
ボクは今回一番期待して、そして感動した曲です。
これに 'I Will' を歌ってくれたら、もう涙と鼻汁でぐちゃぐちゃでしたね(笑)。
唯一の後悔は、カミさんを無理にでも連れていけばよかったと思うこと。



道の駅 あいとうマーガレットステーション 野外ライブ!

2013-10-21 22:14:22 | Weblog


今週末、10月27日、日曜日、滋賀県東近江市の道の駅 あいとうマーガレットステーションにて、
秋の大収穫祭のイベントで、我がバンド The Breeze of Freedom として歌います。
ライブはお昼過ぎから始まりますが、ボク達は15:00~の出演です。
しかも、トリ!
大好きな道の駅で、今年は冬と春に行きました。
愛知県尾張地方からですと、名神高速で1時間半ぐらいです。
秋の休日、ドライブがてらいらしてください!
写真は2月に行った時のものです。
雪はありませんので、よろしく~

稲沢ロックフェス'13

2013-10-21 21:35:04 | Weblog


10月19日土曜日、稲沢ロックフェスが開催されました。
ボクも参加しました。
過去2年はバンドでの出演でしたが、今回は一人。
一人でステージに立って歌うのは、初めての経験でした。
30も後半頃から、緊張するということがなくなりましたが、
若い頃は人前に出るのは苦手で、文字通り滝のような汗を流したものです。
しかし今回のステージは、久々に緊張しました。
出来は、自分が頭で描いていたものに比べると、五割の出来だったかな?
曲もたくさんやり過ぎたと、今になって思います。
言いたいことも忘れてしまい、後の祭りです。

いつ頃だったか、かれこれ1年ぐらい前だったでしょうか、
バンドは楽しいけど、いつかは望む望まないにかかわらず一人になってしまう、
ふと、そう思いました。
それを誰にも止めることはできません。
歌は歌っていきたいから、一人で歌うというこを、
いつしか考えるようになりました。
そこへ、思いもかけずチャンスがやってきました。

夏の入院前には、フェスへの出演が決まっていたいので、
この稲沢ロックフェス開催の日を完治の目標にしてきました。
しかし、そうそう思い通りにならず、前の週も入院していました。
二度とも手術をしたのですが、技術の進歩で三日、四日での退院でしたが、
ボクの姿を見る限り、誰も頭の中の血管をさわったなどとは思わないでしょう。
とても自分の手に負えぬ病ゆえ、何ともしがたく、未だ祈りの日々です。
家族や友人の力に助けられて、今があります。

フェス当日、三重県からビデオをわざわざ撮りに来てくださいました。
夏の川越のロックフェスで知り合った方です。
明日の命を知る人など誰も居らず、カメラを回していただけたこと、
言葉に出来ぬほど嬉しいです。
フェスが終わり家に帰ってから、この思いのことを考え、
嬉しくて、嬉しくて、有難くて、有難くて。
これは、歌が上手い下手をいうビデオではありませんので悪しからず(笑)。
ボク自身もビデオを回していたのですが、
納得いかないレベルなので公開は止めておこうと思っていましたが、
感謝の意を表して、ここに公開させていただきます。
人様にお聞かせするような歌ではありませんが、
これは友情の印のビデオです。




カメラマン、募集!

2013-10-15 19:18:26 | Weblog
今週末、10月19日土曜日、稲沢市民会館で開催の、稲沢ロックフェス!
公式カメラマン(スチール)の募集です!
ええ、もちろんボランティアの、ノーギャラです。
バックステージパスが発給されますので、どのアングルからでも、
バックステージの様子も撮影できます。
アマチュアバンドだけではなくプロも出演する、稲沢ロックフェス!
ご連絡、お待ちしております。


10月19日(土)稲沢ロックフェス出演!しかもソロ!!

2013-10-13 21:23:19 | Weblog
来る10月19日土曜日、稲沢市民会館大ホールで、
第4回稲沢ロックフェスが開催されます!
入場無料、大駐車場(こいつも無料)あり!
名鉄国府宮駅から、線路沿いをゆっくり歩いて15分!
稲沢祭りもやっているので、国府宮神社会場と市民会館間の無料シャトルバスあり。
当日は、K.Yairiのアコースティックギター、他が抽選で当たります。

<重要>
ボクも出演します!
12:50~からソロで、ピンで、一人で!
過去二回はバンドで出ましたが、今回は一人でビートルズを歌います。

そこで、お願いがあります。
一人で歌うのは初めてのことなのですが、
リズムキープが大変なんです。
お願いというのは、手拍子、足拍子でリズム隊をしていただけませんか?
たくさんのご来場をお待ちしております。
よろしくお願い致します。




京都小旅行

2013-10-13 20:23:53 | Weblog
昨日、今日と京都に行ってきました。
ガンマーナイフ手術を4日前に受けたばかりなのに、
アホか?と思いつつ、それでも好きなことはやらないと、残るのは後悔のみ。
調子が悪くなったら帰ってくればいいというノリで、出掛けました。

相変わらずの無計画で、朝も適当に出て、
道中どこに行くかを考えながらの旅です。
とりあえず、甥っ子二人が高校と大学受験。
息子が国家試験、娘は先ですが、国家試験を受ける予定なので、
北野天満宮へ、お守りを受けに行きました。
初めて車で走る京都の街。
名古屋に比べ、道幅は狭く、バスとタクシーだらけ。
おまけに路上駐車も多く、マナーも良くない。
名古屋の荒さも相当ですが…









そのあとも計画はなく、京都御苑に寄ったり、哲学の道に行ったり。
夜は友人たちがライブをやるということで、祇園へ。







そりゃまあ、楽しいライブでした。
ライブが終わったら帰るつもりでしたが、
バンドの一人が心配してくれ、部屋を探してくれました。
出掛けに一応ホテルを探したのですが、
空いているところはクラクラするほど高い部屋しかなかったのです。
取ってくれたホテルは、そうとう年季の入ったホテルでした(笑)。







朝は7時前にチェックアウトして(前金だったので、誰もいないフロントにキーを置いてきただけ)、
とりあえず思いついた、宗派の総本山、東本願寺へ。
本堂に入ったらちょうど朝のお勤めが始まるところで、一緒にお参りをしました。
そして、思いつくまま清水寺に。
まだ、8時前だったので一番奥の駐車場に入れることが出来、
定番の写真を撮り、三つの水を二つ飲み(調べたら飲んだのは、延命成就と恋愛成就w)ました。
小学校の修学旅行以来、約40年ぶりです。







そのあとは、再び八坂神社前を通り、比叡山延暦寺へ。
酒井雄哉さんの本は何冊か読んでいて、とても良かったこともあり。
延暦寺は3回目でした。お土産を買ったり、ぜんざいを食べたり。
琵琶湖側へ下りてきて、そのまま高速道路で帰ってくるつもりでしたが、
なんとなく琵琶湖沿いをぼんやり走って帰ってきました。







なーんの計画もなく、とりあえず出掛けた旅でしたが、
なんだかとても楽しい旅でした。

記念碑的な50歳

2013-10-13 19:07:22 | Weblog
いつ頃からか分からないが、ゴールデンウィーク明けには頭痛があった。
眼の奥からこめかみ、後頭部にかけて。
6月初めに近所の病院の脳外科の門を叩いた。
CT、MRI、耳鼻科、眼科の検査を受け、偏頭痛の仮の病名がついた。
薬を飲んでいても、頭を抱えるほどの頭痛の日もあり、
そんな日は、時間外でも病院に行き、CTやMRI、血管造影もした。
そんなある日、夜中とか風呂の中とか静かな場所で、
いつも鳴っている目覚ましのアラーム音が、
自分の心拍とリンクして鳴っていることに気付いた。
それまでは、隣近所の人が止め忘れているのだと思っていた。

近所の病院では原因が分からず、紹介状を書いてもらい、
脳外科に強いとされている総合病院に行き、
写真を見てもらい病状を説明しても、
最初の病院と変わらぬ説明だったが、耳鳴りのことを言うと、
先生の表情が変わり、すぐに血管造影をするということになった。
これは腕からのカテーテルで、脳のメインの4本の動脈を撮影する検査で、
一泊二日の入院検査だった。
結果、硬膜動静脈瘻または、海綿静脈洞瘻。
もしくは複数の絵が見られるということで、二つの病名がついた。
外科的手術は無理と言うことで、カテーテルによる異常部の血管を塞ごうというもの。
ただ、かなり盛大な(先生はそう表現した)ことになっているそうで、
患部を全て塞ぐことは不可能で、ガンマーナイフを併用しようと言うことになった。

血管を塞ぐ手術は三泊四日、右脚の付け根からカテーテルを入れ、
脳内患部の最も不都合のある場所を塞ぎ、暫定的に頭痛等の症状を和らげようというもの。
8月12日、初めての入院、そして手術。これは苦しかった、身体的にも精神的にも堪えた。
それでも、頭痛と耳鳴りは軽減され、快適になった。
自分自身、もうそれでいいじゃないかとは思ったものの、
写真では、盛大なまま。
10月8日、ガンマーナイフ。
ガンマーナイフとは、開頭せずに放射線を患部にピンポイントで当て、消滅させようというもの。
血管奇形の場合は患部を特定するために、再度脚の付け根からのカテーテルを入れての造影。
ガンマーナイフは、誤差0.5mmの精度で照射するため、
頭蓋骨に4本のピンでフレームを固定する必要がある。
覚悟は出来ていたので、フレーム取り付けもカテーテルも我慢できた。
ただ、照射の場所が視神経の近くということ、主な患部が3カ所あるということで、
カテーテル検査も、照射方法の検討も異例に長く、
頭部の麻酔は切れ、身体を動かすことが出来ないための腰痛が何ともしがたく、
ひたすら寝たふりをして、耐えるしかなかった。
朝9時に始まった一連の手術は、夜の8時まで。長い一日だった。
ガンマーナイフは即効性がなく、半年、一年、二年とかかって効いてくるそう。
ガンマーナイフ手術から5日経過したが、耳鳴りは相変わらずあり、
頭痛や目の奥の痛みは、若干酷くなった。
頭皮が突っ張った感覚もあり、おそらくこれは頭皮の突っ張りではなく、
頭内の何かが、そんな感覚に感じているのだと思う。

年単位の長いスパンでの治療なので、その日その日の変化に一喜一憂しても仕方ないが、
それでも悪い方への変化は、精神的に厳しい。
悪いことを考えても良くはならないだろうから、今は笑って毎日を過ごすことを心掛けている。
なので、遊びの予定は疲れるほど入っている。
とは言いつつも、祈りの日々。
こんな50歳の年を迎えようとは想像もしなかったが、
受け入れるしかなく、みなさん、どうかこんなボクを支えて下さるようお願いします。

ガンマーナイフ手術の朝、Facebookでみなさんの力を貸して下さいとお願いしました。
そしてたくさんの励ましをいただきました。
実は手術中、背中がいつも温かく、そして支えられている感覚がありました。
苦しいことがほとんどありませんでした。
その節は、ありがとうございました。
そして勝手な厚かましいお願いではありますが、
今後もボクを思い出したらで構いませんので、
力、気を送っていただけると助かります。
よろしくお願い致します。

以上、50歳の途中経過でした。

7月21日(日)、AMFで歌います

2013-07-12 07:34:31 | Weblog


来週、7月21日日曜日、三重県川越町で開催される、
AMF(アマチュアミュージックフェスティバル)でうたいます。
我らがザ・ブリーズオブフリーダムは、15:30過ぎごろ登場です。
お時間のある方、ご来場お待ちしております。
入場無料!

ポールのライブ映像に思うこと

2013-05-18 23:46:36 | Weblog


昨日と一昨日の連続で観た映画'Rockshow'。
ポール・マッカートニー&ウィングスの'76年のシアトルでのコンサートフィルムです。
'80年、高3の夏だったでしょうか、劇場公開されました。
また、このコンサートは'76年に3枚組のLPで発売されており、
ボクもお小遣いを貯めて買いました。
大好きなアルバムで、どれほど聴いたことでしょうか。
遥か35年も前のことです。
どんな思いを抱えて暮らしていたのでしょか?
ポールはたくさんのライブ映像をリリースしており、
その特徴として、観客の表情が多く収められています。
キャリアが長く、また常にヒットを出し続けてきた人です。
ファンの年代も非常に広いのです。
ボク自身、ファン歴は35年以上です。
音楽は心に直接的に入ってくるとみえ、
いろんな感情や風景と直結して記憶されているようです。
映像に映し出される人は、様々な表情をしています。
二日間、思いもかけず胸が揺さぶられました。
よく分からないのですが、涙が出てきます。
映画の中の人々も歓喜している人、涙している人、様々です。
それにボクは共感を覚えます。
あなたもですか、キミもですか…
高校の頃のボクは、何を思い考えていたのでしょう。
後に大学生になり、何人かの忘れられない女性に出会いますが、
その頃は、何を思っていたのでしょう。
そんな事を思い出させてくれた、二日間でした。