MAYURI SHOJI
体当たりリポーターの取材日記
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庄司麻由里のカッパすいすい

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日記?/?2006年05月13日 10時18分17秒
ヨッコイショのドッコラショ!!

昨日のはなまるマーケット「ぎっくり腰」見ていただけましたか?
「お産より痛い」という意見もとびだしたぎっくり腰、(でも、はなちゃんさんによると、腎臓結石のほうが痛いとか・・・それもこわい・・・)今まで「腰のねんざ」などといわれていましたが、昭和大学病院の整形外科平泉先生によると、実は椎間板に亀裂が入っているということなんです!キャー!こわーーい!!

その亀裂の大きさによって軽症か重症かが分かれるそうですが、(kyonkoさんと、ももさんのだんな様はこの亀裂が背骨の椎間板におきたってことでしょうね)この亀裂から炎症物質が筋肉中に出るので、ものすごく腫れて痛むと同時に、筋肉は防御反応を起こし、硬くなろうとするそうです。ですから、ぎっくり腰を起こしてそのまま固まって動けなくなったとという話をよく聞きますが、これは単に「動くと痛いので、動けなかったというだけではなく、本当に「固まって動けなくなるということだそうなんですね。
番組中でも紹介しましたが、朝は要注意。寝ている間に、腰の筋肉がこわばっているので、チーボーさんのように、くしゃみのようなわずかな力でなる人もいるぐらい・・・・・!薬丸さんも、「くしゃみでなりかけた!」と言ってましたよね!かくゆう私も、朝に洗面所でなったぎっくり腰経験者
あれは忘れもしない高校2年生のとき、朝目覚めて洗面所で歯をみがいていた私は、急にヘナヘナヘナヘナと膝からくずれる落ちたのです!いったい何が起きたのかわからず、床に転がった私は、起き上がろうとしたのですが、・・・・・その瞬間・・・・・ギクッッッッ!!い・・い・・・痛い~~~~~~!!!
・・・・・もう息もできない痛みで、私は口中泡だらけになりながら、洗面所の床で転がったまま、まったく動けず、駆けつけた家族に布団までひきずられていきました。その後は、もうちょっとでも動くとものすごく痛くて、寝返りすら打てません
今回インタビューさせていただいた奥様が「虫歯で神経が出ちゃって、治療中その神経にさわった痛みのようなものの100倍の痛みが、腰から全身につらぬく感じ」と言って、まさにその表現、わかるわかる、と頷いたのですが、
この、神経に直接さわったような痛みがズキッッッ、ギクッッッとやってくるのです!

しかし・・・・・今回、ぎっくり腰体験者のみなさんに取材をすすめていって思ったのですが、この「ぎっくり腰体験」って、悲惨なんだけど、後から聞くとちょっと可笑しいのはなぜなんでしょう・・・
例えば、「冬、窓をあけはなして掃除中にぎっくり腰になり、やはり痛くて動けず、すぐ近くのソファに一時間近く時間をかけて、なんとかたどりつき転がったのだけど、もうそこで力つき、窓を閉めることができず、主人が夜帰ってくるまで、寒くて寒くて凍死するかと思いました!!・・・」とか、「よりによって、主人が出張中、お風呂でシャンプー中にぎっくり腰になり、髪の毛をすすぐこともままならず、何時間もかけて、はいつくばって転がりながらなんとか洋服を着て、助けを呼んだんです!!などなど、皆さん、それはそれは悲惨なんだけど、その状態を想像するとちょっと可笑しい・・・・・あっ、ごめんなさーい

かくゆう私も、そのぎっくり腰になったときは、けっこうまぬけな状態に!!お医者様に来ていただいて腰に注射を打ったのですが、それはほとんど何の効き目もあらず、とにかく3日ほどは寝たきり状態
なんといっても困るのはトイレ・・・
なんとかトイレまで匍匐前進で蛇女のように体をすりつつたどりついても頭の上にそびえる洋式便座・・・・・
ここに、なんとか痛みをこらえてよじのぼるのに四苦八苦
しかもっ!痛くて自分でパンツもおろせないんですっ!!
ここで17歳だったうら若き乙女の私は叫んだっっ!!

「ママーっ!!パンツ下ろして~~~~」!?
・・・・・・・・・・いやはや、なんと情けなかったことか!!
こんな風に重症だった私は、まずは匍匐前進、次の日はハイハイ、次の日はつかまり歩き、そして次の日はヨタヨタ・・・とまるで赤ちゃんからやり直しのようにして、高校に行ける様になるまで2週間もかかりました。
今回インタビューさせていただいた奥様の中には、「私は、クイックルワイパーがものすごく役に立ちました!」という方も!!あのクイックルワイパーを杖代わりにすると、うまい具合にスーッとすべるので、よりかかりながら移動できたとか・・・
しかしくれぐれも滑りすぎて転ばないようにしないとね

いやいや、まじめな話、今回先生にうかがったところ、もし、ぎっくり腰になってしまったら、やってすぐは、まず炎症を押さえるために冷やすこと腫れがひいてきたら暖める。そして最初は安静にすることは大切ですが、その後は、痛くともなんとかがまんして動けるぐらいになったら、できるだけ体を動かしていかないと長引くそうです。椎間板の亀裂そのものが完全に治るには、一ヶ月から一ヵ月半かかるということですが、炎症がひいて、痛みが完全におさまるのは、やはりだいたい2週間が目安とか・・・・
しかしなんといってもぎっくり腰はならないのが一番!
そのための予防法をストレッチ腹筋運動なども番組ではお伝えしたのですが、
(そちらを知りたい方はこちらをクリックhttp://www.tbs.co.jp/hanamaru/tokumaru/060512.html
一番簡単な方法は掛け声
よいしょ」「どっこいしょと声をかけると腹圧がかかり知らず知らずに腹筋が使われる、ということが今回、筋電計で証明されました
ですからみなさんも「なんだか年寄りくさい・・」なんておっしゃらず、重いものを持つときはもちろん、立ったり座ったりするときもくんくんさんのように、よいしょどっこいしょ掛け声をかけてくださいね!!


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