まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【ポケモンGOを目撃】ついに梅雨明け・・ただ過ぎてゆく時間の儚さ/新俳句日記2016

2016-07-28 03:22:07 | 日記
ただ過ぎゆく時間のはざま夜の秋  まほろば今日木曜に関東は梅雨が明ける。正確には水曜には明けていたようだ。8月に入ってもまだ明けたのかハッキリしないのではどうにもならない。何年前だったか結局いつ明けたかわからず、自然消滅ということもあった。とにもかくにも7月中に明けてよかったと思う。今夜、「俳句」7月号の金子兜太×大峯あきら対談(司会 宮坂静生)【存在者をめぐって】を読み始めた。読了後、当ブログで感想をまとめたいと思う。先ほどまで駅前公園で缶ビールを空けていた。これまでになかったことだが、若者がスマホを覗きながら不自然な動きで周りを行き来していた。午前0時はとっくに過ぎていた。ポケモンGOのスポットに指定されているのだろうが、さすがにこの時間はよほど暇でなければ出来ないことである。何か得るものがあればいいのだが・・そんなことはおかまいなしに時間は過ぎてゆく。・・・《続く》

27度の涼しさいつまで・・まだ人間であること/新俳句日記2016

2016-07-26 20:01:34 | 日記
まだ人間であること初蝉は友なりき  まほろば
今日も小雨の降る20度台の涼しさが続いている。所属結社への投句をやっとのことで終えることが出来た。次は月末締切分が待っているが、少しだけ休みたい。とは言っても一日一季題は止めないつもりだ。総合誌や結社誌を読み込む作業も続けるつもりである。首都圏の外れにある相模原市で19人の知的障碍者刺殺という事件が起こった。まだ人間であることを許されるうちに俳句も何とか形にしておかねばならない。今夜も本業がまだ片付かず、こちらの方が先決である。何よりこの涼しさが援軍である。・・・《続く》

滅亡の記憶/新雑句雑感(103)~プロローグ5の終わり

2016-07-26 01:00:39 | 新雑句雑感
戦争ごっこの誰かが撃たれ暑気つのる  青水無月サハラはかつて湿地帯  バングラデシュのダッカ想えば明早し  東京地震またもや不発極暑なり  大衆の原像とは何か書を曝す  実写版の進撃の巨人夏なかば  氷河期はこれで四度目冷奴  麦焼酎何度か生きて漂へる  大海に漕ぎ出すごとくラムネ飲む  走馬灯一度止まればままならず  サングラス静かの海に漕ぎ出せり  残鶯の鏡のごとき虚空かな  百日紅耳を澄ませば風の音  白牡丹首打たれしはいつの世か  竹皮を脱ぐ一瞬を誇りをり  断酒会跳ねて胡瓜の湾曲す  サザンテラスは鉄砲百合の咲くところ  まだまだ白紙夕顔のいさぎよさ  モロッキューまたも胡瓜の弾けをり  ひとところ濁流となる大蚊遣  滅亡の記憶揺るがず透谷忌(5月16日)         

連日の29度止まり・・句のレベルアップを図るには/新俳句日記2016

2016-07-25 23:44:05 | 日記
麦畑故郷の闇くすぶれり  まほろば
今日も30度には達しなかった。午後からは日差しもそこそこあり、夜間に入っても室内は蒸し暑かった。ところで梅雨は終ったのだろうか。東海地方(名古屋~静岡)は確か2週間ほど前に明けたようだったが、もしかしたら関東はまだなのかもしれない。とは言っても、今週いっぱいで7月が終る以上、もう梅雨などと言ってはいられない。しかし、連日29度止まりで、風があれば屋外でも涼しさを満喫出来る。今日火曜は午後から雨となり、気温もさらに下がりそうだ。句作も拍車をかけたい。その俳句だが、20日締切分がまだ投函出来ていない。あと6句揃えれば完了である。朝一番には投函出来そうだ。月内は一日一季題の句作を続けるつもりだが、今年はいくつかの賞に応募する予定なので、そろそろ構想を立て始めなければならない。人数の限られた結社では同人だ、新人賞だ・・と順調でも、肝心の句のレベルはどこまで上がっているのかとなると、実に頼りない限りである。そのためにも、総合誌への投稿が欠かせない。これも特定の選者だけでなく、複数の選者の高評価を得てはじめて句のレベルアップが確認出来る。そうなると簡単なことではない。・・・《続く》

ぶつぶつと/新雑句雑感(102)~プロローグ5の終わり

2016-07-25 05:13:00 | 新雑句雑感
河童忌や誰が何してどこ行った(7月24日)  我鬼の忌の幸い軽症で済んだ奴  河童忌のパチンコ通いはもう止めた  ぶつぶつとこの世は我鬼忌の真っ只中  河童忌やビートルズ聴けば足りた筈  河童忌の河童とよく似た男とゐる  クリスチャンはもう浮かばれぬ河童の忌  アベノハルカスもう揺れてゐる河童の忌  きゃりいぱみゅぱみゅそいつは誰だ河童の忌  廃句とはあえて言うまい我鬼忌の句  洗足池にバラバラ死体河童の忌  新宿ゴールデン街で飲むバーボンの味河童の忌  河童忌とはカッパドキアに他ならず  河童忌やこの世をまっすぐ見て過ぎぬ