まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

梅雨はもう終ったのか・・自選作で想いを伝える/新俳句日記2016

2016-07-03 07:36:43 | 日記
人ごとと思へぬ地震月暗く  所属結社主宰作
今日は7月に入ってはや3日目である。梅雨は明けたのかまだ続いているのかハッキリしない。6月末から30度を大きく超える日が続いており、もう明けたとみるのが妥当だろう。昨日、所属結社誌が届いていた。1ヶ月遅れの6月号だが、昨年いっぱいで編集長が替わるという大事のあとの混乱が続いており、仕方の無いところだ。昨年夏には同人昇格が決まっており、例年ならことし1月号で1頁が与えられ、顔写真入りの新同人紹介の記事が載るのが慣例とのことだが、いまはそれどころではないようだ。編集後記がなかったり、主宰作品が重複したりと編集自体ままならない状態である。主宰選以外に同人作品(自選)欄に1月号から載り始めているので、これだけで十分である。あとは毎号の句で先輩方に思いの丈を伝えてゆくことに集中したいと思う。・・・《続く》

人工の滝/新雑句雑感(97)~プロローグ5の始まり

2016-07-03 07:06:56 | 新雑句雑感
鳴神のこころの白さただならず  日盛りの選挙ポスター叫びだす  はじかれて空遠ざかる雲の峰  ラッパーの一群植田の白熱す  人工の滝と思はず打たれをり  出郷の秘めたる想ひ田草引く  草笛の哀愁地上に降りてより  草笛は天津祝詞の空遠く  汗ばむや前世退行療法とあり  翡翠の一羽はぐれし岩屋かな  大食漢と呼ばれしことも緑夜なり