ふたたびの実存末黒野を来たばかり まほろば 最新作
今日は29度曇りの蒸し暑い【初夏】の一日でした。ほとんどが昨日の疲れを取るための休養に当て、これから明け方まで本業の傍ら新作のアップも行いたいと思っています。まずは夜食の買出しと【夜歩き】です。現代暦では5月はまだ【晩春】ですが、連日の20度台後半のこの【夏日】です。春を見送る最後のチャンスです。さて、私は2013年からヤフーブログでアナログ・ネットの世界に参入しましたが、これを4年10ヶ月で終了しました。途中から、このgooも併用していましたが、今後はこちらだけのアップになります。私のような1970年代世代(青春期を送る)には、世紀明け以降の全世界でのITネット化はかなりの抵抗がありながらも、戦後高度成長期にドップリ浸り続けた私たち【ポスト団塊世代】【プレおたく世代】には避けて通れない《新世界》でした。その圧倒的な新世紀の技術革新は、私たちの全てを変えてゆこうとしています。しかし、私たちの中には変わることのない存在の《核》となる何かを再び浮かび上がらせようとしています。それが何かを見定めることは【俳句形式】の総体をもアッサリと巻き込んでしまう大きな大きな課題です。その一端を、参加同人誌の最新号に『ふたたびの実存』(15句)と題して掲載しましたが、相変わらずの作句技術の未熟さゆえに十分表現出来ませんでした。次号では、代表の新句集評のかたちで引き続き追求してゆく予定です。・・・《続く》
戦後俳句に大きな足跡を残した【鈴木六林男】の全句集。生命の樹を模したものなのだろうか、その表紙絵は人間存在の核(コア)なるものを明確なイメージとして浮かび上がらせる。