まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

最後の独断/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その139)

2014-10-02 04:53:44 | 花咲舞が黙っていないⅡ
生きていても仕方がない者の最後の独断  転載くらい出来るだろうよラブレター(NK党H議員)  もう10年告白してなかった至上の愛  ラブラブの二人まず愛の巣へ帰りなさい  ゴロゴロしてないでまず窓を開けてみよう  ほらホラ法螺貝の音が流刑地を教えている  高原耕治の鸚鵡の気持ちで革命はまだこれから(句集『虚神』) それならそうと最初から地獄の釜の蓋は開いている  思い出して皆と並んだレット・イット・ビー  この断崖から飛び降りてもニッポンは安泰とか 

秋燕の再生/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その138)

2014-10-02 01:20:34 | 日記
アルベール・カミュの未完の遺作【最初の人間】の映画を観た。新潮文庫の原作も手許にあるが、こちらはまだ読み終えていない。「異邦人」「ペスト」の成功の後、生まれ故郷の仏領アルジェリアに帰り、年老いた母親と再会する。彼は共に生まれ育ったアルジェア人を同胞とし、その独立運動を支持した。詳細はあらためて書くが映画のラストでカミュは母国フランスを指して【母を危うくする者は私の敵である】として母を連れてパリに戻ろうとするが、母はカミュの手を振り払い、アルジェリアに【アルジェリア人は私の隣人】としてあくまで残ろうとした。・・【最初の人間】とは人間とその社会を成り立たせている《不条理》を根底から拒絶し、あるがままの生の現在性を全うしようとするカミュとその同胞たちのことを指している。 アルベール・カミュの革命秋燕の再生す  まほろば