どんぐりコロコロ人間コロコロ無風なり 中乃島薔薇園はやっぱり大阪だった だいだらぼっちコロボックルの秋の空 台風なのに風が無い傘が無い 最強の秋とは森進一のおふくろさん ワルツ・フォー・デビ最終公演秋つばめ メンゲレとは地獄の天使長秋蝶来 秋空また秋空守屋浩の「僕はないちっち」(1960年代の名歌手。妻は本間千代子) 坊屋三郎の坊やを勤め父逝けり 曼珠沙華とは山口百恵のマンジューシャカ
今日は台風の接近による帰りの足の乱れを見越して午後からはキャンセルとなった。ゆっくりと昼食をとり当地の書店で俳句界などを立ち読みした。投句ハガキ以外の内容があまりに貧弱だからだ。結局10月号の購入は見送った。雨は3時前から降り出したがまだ早いと思ったのか現在はいったん止んでいる。台風は現在四国だが明日未明には東海関東に達する見込みとのことである。ところでこの台風を指してキラー台風と呼び11月までに後5、6個やって来るらしい。高層ビルの窓ガラスも危ないらしい。米軍関係の発表だがよくそんなことが言えるものである。全地球の気候コントロール技術を掌中にしている者の言っていいことではない。そんなことを言う暇があったら最重要の同盟国の安全を第一に考えて欲しいものである。さて今夜ははなはだ遅れている税法の勉強や10月分の投句を一気に片付けたい。TVも番組表のチェックは欠かせない。 秋あらし人類はもうダメだと告げている まほろば
夏石番矢もダメ 人間が俳句を詠んでいる 俳句界は東京赤坂にはない 千円返せ 夏石よ! 東大辞めて俳句も止めよ とにかく俳句といふやつ この世に蓮咲かす 俳句の寿命誰も知らない だから廃句 茶川龍之介の三丁目に俳句といふ夕日があるかも 日本人ならただ黙れ ポロポロポロリン いつまで生きて金子兜太の振りをする 爆心地でマラソンしたからもう走れない 皇居一周すればわかる 俳句の存在する余地なし
上間綾乃のソランジュ秋は来なかった たんちょうといふ名のパスタ秋寂し 待ちきれない高くて遥けき秋の岸 イヴ・モンタンの枯葉朽ちきる原野かな 秋すざぶどれもが人間の壊音なり いのちとは不生不滅の素秋かな