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Shizuka's Style (Tre)

旧yaplogのShizuka's Style (Duo)から記事ごと引っ越しました。今後ともよろしく!

Raspberry PiでBME280を使って温度、湿度、気圧情報をグラフィカルに見る方法

2020-08-04 08:45:48 | Raspberry Pi
今年の頭に思い立って、AmazonでBosch社のBME280というセンサを購入し、Raspberry Piに接続して環境ロガーを作っていたのですが、CSVに吐き出してるログをExcelで読み込んでグラフ化するのが想像以上に負担で、何か無いかと探していたところ、My devices社のCayenneというサービスと


Blynk incのBlynkの2つが見つかり、


それぞれ試してみて既に数ヶ月。安定動作してきたところで感じたことをアップ。

それぞれ良いところはあると思うのですが、パッと見たときの気楽さからいくとBlynkが良い感じです。ただ、Blynkはクライアントアプリが必要なのに対して、CayenneはWeb I/Fがあって、環境を選ばないのが良いですね。
難易度という意味でいうと、見かけがきれいなので、すごいことをやってるように見えますが、実際はサンプルがあちこちにあるので、めちゃくちゃ簡単でした。

うちの息子たちはあまりこういうことに興味がないようなのですが、夏休みの自由研究講習会とかでやってもいいかもって思ったりしてます。
Raspberry Pi Zero WHとBME 280があれば小学生にも作れる位の簡単さなのですが、材料費がなんだかんだで5000円弱くらいかかっちゃうのが課題ですかねぇ、、、

近日、これを実現する為のやりかたをアップしようかなと思っています。
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radiko.shが動かない。どうやらupdateが問題らしい。。

2020-01-14 00:50:33 | Raspberry Pi
あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。

年始早々、トラブル記事からですが。。
ひょんなことからRaspberry pi 4b+のradiko.shでラジオを聞こうとしたら、
「mplayer: relocation error: mplayer: symbol av_alloc_vdpaucontext version LIBAVCODEC_58 not defined in file libavcodec.so.58 with link time reference」
というエラーが出て再生できないという状況に。。。

なんかおかしいことをした記憶はまったくなかったので、てっきり仕様変更に伴うエラーなのかと思って、ネットを探ったら、こんな記事が。
どうやら、ffmpeg廻りの更新が原因らしいでです。(原因究明ありがとうございます)

困ったなと思っていたところ、上記の記事でmplayerではなくmpvで再生するという、ワークアラウンドを出してくださっていたので、やってみたら無事に動かせました。

・・しかし、libavcodec系のエラーは確かにどうにもできないし、これ、mplayerまともに動かないんじゃない??なので、早急に直してくれることを期待ですね。

どうも、raspbianはいつもリリースチェックが甘いなぁ。。
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やっとわかった! Rasberry PiでBluetooth接続できているのに音が出ない

2019-05-04 01:28:18 | Raspberry Pi
まさか、こんなに時間がかかるとは。。。
正直、色んな所にいろんな記事があって、どれが正しいのかさっぱりわからなくなってましたが、、どうやら、解決したようなので備忘録として上げます。

最近のRaspbianではbluetooth系のモジュールは最初から入っていたりしているので、どこのサイトにもあるような基本的な設定や、Bluetooth接続のペアリングなんかは、当たり前のようにできるわけですが、、、なぜか、A2DP接続できない。コネクトしても出力デバイスとして出てこないんです。

Bluemanをインストールしたり、pa系のツールを入れたり、さんざんやりました。
それでも、出てこない。

ふと、psコマンドを実行しました。すると、bluealsaというプロセスが上がっています。
実際、bluealsaを出力として、
「aplay -D bluealsa /usr/share/sounds/alsa/Front_Center.wav」
って打つと、普通にBluetooth機器から音が聞こえます。

でも、VLCとかで音を出そうとすると、出ない。
VLCのオーディオ設定にもALSAを選ぶとデバイスが見える。
でも、音がでない。

・・なら、いっそ、bluealsaとめちゃったらどうなる?
「service bluealsa stop」
・・あれ?デバイスがみえる。mixer上にデバイスとして出てくるぞ?!

こいつかあ!!!!

以前から、本当に時々A2DP接続できるという現象が起きていたので、何かと取り合いしているなとは感じていたんですよね。どうやら、PulseAudioとbluealsaが喧嘩していることがわかりました。

どうも、最初から両方共入っているみたいで、そのせいでしょう。bluealsaがBT系のデバイスを先に掴んでしまうため、Pulseaudioがデバイスとしてつかめず、A2DP接続できていても、動かないということのようです。

こうなればあとは、bluealsaを恒常的に立ち上げなければいいのであとは簡単です。

しかし、この問題、6ヶ月近く悩んでました。一体、なんだったんだ。。。
ということで、困っている方、参考になればと思います。

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tp-link Archer T2U Nano AC600をLinuxで使う方法

2019-05-03 15:27:30 | Raspberry Pi
先日、Aspire One (AOA150)にNature OSをインストールしたのですが、内蔵Wifiは11b/gで54Mまでの対応のため、家庭内NASからの動画再生を行ったりしようとすると、重くてどうにもつらい状態となりました。

そこで、USBドングルで11acに対応しているものを購入しようとヨドバシにいったら、ほとんど飛び出さない大きさなのに11ac/n/a 5GHz 433Mbps + 11n/g/b 2.4GHz 200Mbpsという、神がかった製品 「Archer T2U Nano」がtp-linkから出ていました。

即決で購入したのはよいのですが、、、家に帰ってから気づいたのは、Linux用のドライバがリリースされていない。。。

さて、どうしたものか。。

lsusbを実行しても、まだ現時点では製品情報すら引っかかりません。
ネットを探すと、どうやらこの製品はRTL8812auチップを使っているということがわかるのですが、そのドライバというのが色々と転がっていて、一体どれが良いのかわからない始末。。。
ようやく、「この記事」に従ってrtl8812AU_8821AU_linuxというドライバソースにたどり着き、これをコンパイルして認識させることには成功したのですが、、、、、

なんと、このドライバだと2.4GHz帯しか認識せず、どうやっても11acが使えません。

しかもですね、、、このソースをコンパイルするにあたり、README.mdにあるとおりに事前パッケージをインストールしようとすると、「この記事にある」ように、/var/libと/bootに大きな容量を要求しやがりますため、Nature OSでは問題なかったんですが、Raspbianではapt-getでエラーが起き、インストールもアンインストールもできないという異常事態になるんです。

調べた結果、アンインストール時にも/bootにinitrd系のファイルを作成しやがることがわかり、確実に不要と思われるファイルを事前に手動で消してからapt-get removeを実行することでようやく事なきを得たのですが、普通にraspbianをセットアップした人にとってはコンパイルすら難しいという、致命的な欠陥を抱えていました。。。

しかし、普通にドライバをコンパイルしたいだけなのに、こんな苦労、そんなわけないでしょう??と疑問に思い、散々探しまくって、やっと見つけたのが「こちらのドライバソース rtl8812au」。

神ドライバでした。

こちらの場合、先程のような莫大な大きさを求められませんし、普通にコンパイルすることができ、かつ、11acもその能力の100%を発揮させることができました。

本ドライバ、コンパイル時に多少Warningがでますが、Nature OS(Intel系 32bit)でもRaspbianの最新安定版(4.14.98-v7+)(ARM系32bit)でも全く問題なく動作していますし、コンパイルフラグオプションには64bitもありましたので、汎用的に使えるものと思います。

ちなみに、プラットフォームによってMakefile内のフラグを変えないとダメなので、コンパイルに当たってはREADME.mdをよく読んでコンパイルしてくださいね。
 →しかし、これ、初心者には厳しいよなぁ。。。

ということで、備忘録を兼ねて、上げておきます。

コメント (1)
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