冬の花火

昨日今年のお正月を迎えたと思っているのに、もう来年の年賀状準備をするようになりました。
子供の頃の１年は、非常に長かったのに、何故このごろの１年は短くなったのでしょうか。

さて白爺は、来年（２００７年）のお正月も、日本で迎えることになりました。

２００５年までは、毎年テニアンで初日の出を迎えていたのに、
東京で新年を迎えるようになった原因は、カロリナスの万歳岬で、フレミングの皆さんと一緒に、一升瓶を抱えながら初日の出を迎えることが、出来なくなったせいかもねー。


　　１９８１年の年越し蕎麦です。

昔はこのように、ホテルのスタッフと短波ラジオから流れる紅白歌合戦を聞きながら、年越し蕎麦を食べるのが楽しみでした。
この頃、花火はありませんよ。

行かなくなると、懐かしく思い出すのは花火です。

　　　　　　　　　　　　　　



花火の打ち上げ会場は、タガビーチの近くに１２月３１日の夜設営されます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　


打ち上げの時間は、新年を迎える０時が目途だそうですが、島の人たちは良く見える場所を確保するために、早くから陣取り合戦をしていると聞きました。

　　　　　　　　　　　　　　　

白爺達は、そのような苦労をすることは御免です。
何時もフレミングの駐車場に出て、ここから眺めていました。



ホテルの前から眺めても、結構美しく見えますよ。
写真は、全部この場所で写したものです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　


花火を見終わって、しばらくウトウト寝ると、目覚まし時計の音に驚かされます。
カロリナス行きのバスが出るからです。

まだ外は暗いのにバスは出発します。
昔はカロリナスへの道が整備されていなかったので運転手は苦労しましたが、今では町の中より明るい街灯が灯っているので楽になったようです。

　　　　　　　　　　　　　　　　

到着してしばらくすると、東の空が明るくなります。
一升瓶の栓を抜いて乾杯の準備をするのですが、大抵は東の水平線には雲があって、水平線から登る初日の出は、数えるくらいしか体験していません。
お神酒を前にして、雲から顔をだす日の出を待つ時間の長さは・・？。　あー　ジレッタイ。



白爺達が行かなくても、日は又昇ります。
どうか２００７年が平和な一年になりますように、来年の元旦は東京の空の下から祈ろうと思っています。
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　来年は良い年になりますように・・