白爺の独り言

故郷テニアン島へ帰る旅!
 古い友達と巡る秘湯の旅!
白爺一人で ブツブツブツ・・
お暇な人 寄っていって~。

八ヶ岳山麓・野辺山の風景 ①

2006-08-25 16:12:08 | 
八ヶ岳の山麓には、もう秋が忍び寄って来ています。

不安定な気候がようやく極暑に変わった東京を離れて、白爺は孫の所に来ています。
ここ信州南牧村は、紫外線が強くても、日陰に入ると爽やかな風が肌を撫ぜてくれるので、少しも暑いとは感じていません。



近くにある、本州で一番高い所の駅・小海線の野辺山付近は、もうコスモスの花が満開になっていました。

            

前にも話しましたが、この地方は奥多摩湖が作られるときに、湖底に沈むことになった農家の方や、海外から終戦により引き揚げた方に、国が斡旋した開拓地がルーツだそうです。
駅近くにある野菜集積場の敷地内に、開拓の碑が建てられていました。



街中を車で走ると、至るところで写真のような牛が挨拶をしてくれます。
白爺は、わざわざ材料を調達して、案山子のように作ったのかと思っていたのですが、良く見たら冬に向けて保存する飼料の梱包に、絵を描いて作ったものだと分かりました。
それにしても、微笑ましいアイデアだと思います。

             

朝6時になると、村全体が役場から流れる有線の音楽で起こされます。
もっとも孫の嫁ぎ先の農家では、5時には総員起こしになっていて、6時にはもう畑で白菜やレタスの収穫に大忙しをしています。   

収穫した野菜は、決められた時間までに集荷場に運ばなければならないので、6時から8時頃の時間は、写真のようなトラクターの後ろに野菜の入った箱を満載した車で、街中の道路はラッシュアワーになります。



道路交通法では、国道をこの車は走ってはいけないらしいのですが、そんな事言っていたら都会の人に安定した野菜の供給が出来ないと、農家の人は言っていました。 

               

白爺は、農家の仕事は家族がコツコツと野菜などを作り、トラックで農協へ運んで流通にのせるのかと思っていましたが、高原の開拓農家は、野菜工場のような仕組みで仕事をしているので、
びっくりしました。 








最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (HTIおじさん)
2006-08-25 21:03:03
野菜工場ですか!!

雰囲気が伝わってきます。



八ヶ岳山麓はもう秋風ですね。

私も先日、日光は湯の湖に行って来ましたが

朝夕は20度をきる涼しさでした。
返信する
下界より羨望をこめて・・・・ (知多の隠居)
2006-08-25 21:30:36
その昔、野辺山駅近くの売店で漬け物を買った記憶があります。

今頃の野辺山は天国でしょう、白爺様には下界の暑さなんか何処吹く風で高原の空気を満喫されていらっしゃる事でしょう。

大きな病いを克服なさったあとですから、体力の快復には最高の場所ですね。

小生,今年も清里のソフトクリームを食べに行けませんでした。

返信する
農業に感謝 (ありどんだす)
2006-08-25 21:36:33
朝早くから農作業をしてくださる方のお陰で、我々も美味しくて安全なお野菜がいただけるのですね。有難いことです。

でも白爺さまのキレイなお写真と楽しいブログが復活して嬉しいです。お体はもうすっかり良いのですか?野辺山の自然と、お孫さん達の愛情ににどっぷり浸かって楽しんできて下さい。
返信する
コスモス・・ (ちづ)
2006-08-26 01:09:02
♪薄紅のコスモスが 秋の日の~ 何気ない陽だまりに ゆれている~♪



歌が聞こえてきそうなお写真!



先に秋がやってきていますね!
返信する

コメントを投稿