ビーチの点検に出発 (08.01テニアン⑥）

さて、半年振りにテニアンの海岸を廻って見ましょう。
カマ・ビーチ（支庁桟橋の海岸）は、波も静かで、泳いでいる人もいませんでした。
砂浜も、驚くほどの変わりはありませんでした。

　　　　　　　　　　　　　　　

次に車が止まったのは、タガ・ビーチ（二本椰子の海岸）です。
ここも６月に比べると観光客が少なくなっているようです。
釣りも出来ないので、今後も多くならないのではないかと思いました。



磯に立って海を眺めると、大きなタラキット（平鯵）が悠々と泳いでいました。
磯釣りが禁止になったので、大きな魚が磯に近ずいているようです。
「餌を入れたらすぐに釣れるのになー」と思いながら白爺は眺めていました。

　　　　　　　　　　　　　　

タガ・ビーチの見学を終えて、隣のタチョンガ・ビーチに向かいました。
ビック・ボーイはやっていましたが、泳いでいる人は殆どいません。
水着を着た人が二人、中国語で話をしていました。
昔は、日本語が沢山聞こえたのに、名実共に外国に来た感じがしました。



タチョンガ・ビーチを見たので、車を北に向けてロング・ビーチ（アシーガーの海岸）に行きました。
この季節のロング・ビーチは、日本から吹いてくる涼しい北風が強くて、沖のリーフには大きな波が打ち寄せていました。
サイパンもはっきり見えていました。


　　　　　　　　　　　　　　

更に車を北に進め、潮吹き海岸に立ち寄りました。
大きな波が打ち寄せていたし、風も南に向かって吹いていたので、飛沫を浴びず素晴らしい潮吹きを見ることが出来ました。



潮吹き海岸の視察を終えると、テニアン島を西に横断し、Ｂ２９の滑走路を猛スピードで突っ走ってチューロ・ビーチに行きました。

　　　　　　　　　　　　　　　

チューロ・ビーチに着いて先ず驚いたのは砂浜が小さくなってしまったことです。
ご覧のように、アメリカ海兵隊が上陸してきた砂浜も、波のために抉られて砂の下のリーフが表面に表れていました。



観光バスから眺めていた大きな砂浜も、リーフの磯に変わってしまいました。
これも地球温暖化の影響なのでしょうか？

　　　　　　　　　　　

チューロ・ビーチを後にして白爺達はテニアン空港の西側を通り、テニアン・ビーチ（ペペニグル海岸）に寄りました。
Ｅｍｉｉが大きなヨコシマフエ鯛を釣った場所を懐かしく眺めてきましたが、今は禁漁区なので眺めるだけしか出来ないのが残念です。



最後は電力会社先の磯に立ち寄りました。
美しい海岸線が続ずいていましたが、この磯に「バンダナおじさん」が立っていないのが少し寂しく感じました。