白爺の独り言

故郷テニアン島へ帰る旅!
 古い友達と巡る秘湯の旅!
白爺一人で ブツブツブツ・・
お暇な人 寄っていって~。

故郷は遠くにありて想うもの 14

2005-10-21 11:37:45 | 思い出 (自分史)
故郷は遠くから想うから良いので、現実は厳しいものでした。 

連絡も無く、突然南洋から娘や孫が来たので、お寺は大騒動です。 

強制引揚げで帰国したと説明しても、食いつぶして南洋から帰って来たのだろうと言って、冷たい対応をされました。 

特に白爺の祖母は後妻なので、母に対しては典型的な継母の扱いをしていました。 
(祖父は白爺を可愛がってくれました。隠れてカキ餅をくれたりして・・)


1週間くらいこの禅寺にいましたが、祖母が出て行けと言うので、
母は役場に相談しました。 

あの頃は、公共の収容設備などありません。

それでも役場の人は禅寺の子供達ということで、利用されたことがないという村の隔離病棟を世話してくれました。 

とりあえず、白爺たちはここに落ち着きました。 

庭には枯れ草が生茂っていました。

飲み水は、古い井戸から釣瓶で汲んで使いました。
洗い物は、300mくらい歩いて、小川でやりました。 

テニアンのことを思うと、天国と地獄の違いでした。 

         (不連続シリーズ)



(できた砂糖を倉庫まで運ぶ)

                      
                        (できた砂糖は倉庫で保管)





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3 コメント

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あーあ、、。 (michi)
2005-10-21 19:03:04
白爺さんがまだ幼いのに可愛そうだったな、、。

白爺さんの運命やいかに!



写真の砂糖の倉庫すごい大きいけど「蟻」とかこなかったのかな?
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ほんとに蟻はねー? (白爺)
2005-10-21 20:04:49
言われてみて、あらためて
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ほんと・・ (ちづ)
2005-10-22 00:17:05
日本に戻られてからは大変だったのですね・・

「白爺様版、おしん」みたいですね・・!!

白爺様のお母様も、さぞたいへんだったことでしょう・・。
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